娼年

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評判

娼年の評価:

3.76/5点 レビュー 152件。 A ランク

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Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全231件 141〜160 8/12ページ
No.91
(3pt)

石田氏の小説を

石田氏のエッセイや寄稿文等素晴らしいものが多く、評判も良いため、ふだん読まない小説を読もうと思い購入した次第。文章表現はすばらしいと思うが、題材が気に入らず、ムー、という感じでした。他にも何か読みたいと思いますが、このような感じの小説は基本的に好きではありません。書評にならっていませんが、結構苦痛でした。
娼年 Amazon書評・レビュー: 娼年より
408775278X
No.90
(3pt)

石田氏の小説を

石田氏のエッセイや寄稿文等素晴らしいものが多く、評判も良いため、ふだん読まない小説を読もうと思い購入した次第。文章表現はすばらしいと思うが、題材が気に入らず、ムー、という感じでした。他にも何か読みたいと思いますが、このような感じの小説は基本的に好きではありません。書評にならっていませんが、結構苦痛でした。
娼年 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 娼年 (集英社文庫)より
4087476944
No.89
(3pt)

石田氏の小説を

 石田氏のエッセイや寄稿文等素晴らしいものが多く、評判も良いため、ふだん読まない小説を読もうと思い購入した次第。文章表現はすばらしいと思うが、題材が気に入らず、ムー、という感じでした。他にも何か読みたいと思いますが、このような感じの小説は基本的に好きではありません。書評にならっていませんが、結構苦痛でした。
娼年 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 娼年 (集英社文庫)より
4087476944
No.88
(5pt)

違法だけど純粋、合法だけど不純な世界ってあるよね

この作家の作品は読んでいて鼻につくこともあるのだが、これは名作だと思う。セックス描写の多い小説の中にはそれで読者をごまかしてしまうモノも多くあるが、この作品のセックス描写は必然で、そこから『人間』がにじみ出ている。主人公はコールボーイとして、20代から70代の様々な趣向の女性と関係を持つのだが、彼女達との交わりから人間の本質を知っていき、この仕事の虜になる。しかしある時自分のしていることは世間から見たら法に触れているいかがわしいことだと気付く。そして主人公の選んだ道は...
娼年 Amazon書評・レビュー: 娼年より
408775278X
No.87
(5pt)

違法だけど純粋、合法だけど不純な世界ってあるよね

この作家の作品は読んでいて鼻につくこともあるのだが、これは名作だと思う。セックス描写の多い小説の中にはそれで読者をごまかしてしまうモノも多くあるが、この作品のセックス描写は必然で、そこから『人間』がにじみ出ている。
主人公はコールボーイとして、20代から70代の様々な趣向の女性と関係を持つのだが、彼女達との交わりから人間の本質を知っていき、この仕事の虜になる。しかしある時自分のしていることは世間から見たら法に触れているいかがわしいことだと気付く。そして主人公の選んだ道は...
娼年 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 娼年 (集英社文庫)より
4087476944
No.86
(4pt)

yesyesyesに似てると聞いて読んだけど似てない

この本は私の大好きな比留間久夫の名作『Yesyesyes』に似ていると聞いたので読んでみたのですが、結論、似てません。かなり違う。『Yesyesyes』の中には、愛というか、楽しさというか、生々しさ、人間の歓喜、生命の歓喜のようなものを感じたけど、この本はそういうのがまったく感じられない。いや、この本だけでなく、いままで読んだ石田衣良の本はどれもそんな感じだな。石田衣良に限らずどれも今どきの人はそうなのかもしれないけど。それが私がこの人を物足りなく思う理由なのだけど、しかし同時にこの人はずいぶんフェアな人かもしれないなどとも思う。『14』とか『池袋ウエストゲートパーク』『うつくしいこども』を読んで思ったけど、いつも、不利な立場にたいしての眼差しが温かいんだな。違和感はあるけど頭の片隅に残る。
娼年 Amazon書評・レビュー: 娼年より
408775278X
No.85
(4pt)

yesyesyesに似てると聞いて読んだけど似てない

この本は私の大好きな比留間久夫の名作『Yesyesyes』に似ていると聞いたので読んでみたのですが、結論、似てません。かなり違う。
『Yesyesyes』の中には、愛というか、楽しさというか、生々しさ、人間の歓喜、生命の歓喜のようなものを感じたけど、この本はそういうのがまったく感じられない。
いや、この本だけでなく、いままで読んだ石田衣良の本はどれもそんな感じだな。石田衣良に限らずどれも今どきの人はそうなのかもしれないけど。
それが私がこの人を物足りなく思う理由なのだけど、しかし同時にこの人はずいぶんフェアな人かもしれないなどとも思う。『14』とか『池袋ウエストゲートパーク』『うつくしいこども』を読んで思ったけど、いつも、不利な立場にたいしての眼差しが温かいんだな。
違和感はあるけど頭の片隅に残る。
娼年 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 娼年 (集英社文庫)より
4087476944
No.84
(5pt)

相手を先入観なしで見る素晴らしさを体感

繊細で情景描写が魅力的な石田衣良さんの作品。内容は、大学生の男が年上の女性を相手に身体的・精神的安らぎを与えるための売春を行っていく。「ぼくは彼女がどこで生まれ、どんな生活をし誰と暮らしてるか知らない。彼女は金でぼくを買ったにすぎないのだ。それなのに、こうして心と身体がつながってしまう時間がある。それが不思議で、すこしだけ泣きそうになった」ひと時のお金で繋がる関係にも関わらず、共感できてしまう関係を作り上げてしまう主人公の繊細さと相手を受け入れる柔軟さが素晴らしいと思いました。内容の豪華さに加え、表現の美しさも素晴らしい作品です。例えば平積みされたシャツの棚を「高価な美術書」と表現しています。お話を読みながら、どんなに暗い所でも一筋の光を感じられました。■著者プロフィール石田衣良(いしだ いら)1960年生まれ。97年『池袋ウエストゲートパーク』でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。03年『4TEEN フォーティーン』で直木賞受賞。
娼年 Amazon書評・レビュー: 娼年より
408775278X
No.83
(5pt)

相手を先入観なしで見る素晴らしさを体感

繊細で情景描写が魅力的な石田衣良さんの作品。
内容は、大学生の男が年上の女性を相手に
身体的・精神的安らぎを与えるための売春を行っていく。
「ぼくは彼女がどこで生まれ、どんな生活をし
誰と暮らしてるか知らない。
彼女は金でぼくを買ったにすぎないのだ。
それなのに、こうして心と身体がつながってしまう時間がある。
それが不思議で、すこしだけ泣きそうになった」
ひと時のお金で繋がる関係にも関わらず、共感できてしまう関係を
作り上げてしまう主人公の繊細さと相手を受け入れる柔軟さが
素晴らしいと思いました。
内容の豪華さに加え、表現の美しさも素晴らしい作品です。
例えば平積みされたシャツの棚を「高価な美術書」と表現しています。
お話を読みながら、どんなに暗い所でも一筋の光を感じられました。
■著者プロフィール
石田衣良(いしだ いら)
1960年生まれ。
97年『池袋ウエストゲートパーク』で
オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。
03年『4TEEN フォーティーン』で直木賞受賞。
娼年 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 娼年 (集英社文庫)より
4087476944
No.82
(4pt)

淡々としたリズム

なんだか不思議な物語でした。淡々と物語が進んでいくのに読み終わるとそのリズムなんて最初から無かったように思えてしまう。一見風変わりな「娼夫」という仕事につく主人公。なんの変哲もないように見える主人公の魅力は読み進めるうちに自然となんとなーくですが分かって来ます。
娼年 Amazon書評・レビュー: 娼年より
408775278X
No.81
(4pt)

淡々としたリズム

なんだか不思議な物語でした。淡々と物語が進んでいくのに読み終わるとそのリズムなんて最初から無かったように思えてしまう。一見風変わりな「娼夫」という仕事につく主人公。なんの変哲もないように見える主人公の魅力は読み進めるうちに自然となんとなーくですが分かって来ます。
娼年 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 娼年 (集英社文庫)より
4087476944
No.80
(5pt)

この視点が欲しかった、女性主体としての性

話としては、若い男性を娼婦(夫)として、女性に提供する会員制ボーズクラブと、そこでの一人の青年のいろんな意味での成長、と言うことだから、何やら際どい風俗小説のような印象がなくもない。しかし、そんな表面的な印象は、全然違うことに気がつくだろう。これまでもっぱら受け身であった女性の性を、主体者として描いている。そして、青年の成長には、実は(当然ながら)性や異性を見る目、見られるモノとしてのファクターが非常に多いのに、これまではその部分はほとんど取り上げられず、あるいは実態とは随分異なる表面的な取り上げ方でしかなかった。そして、もっぱら(体の欲望を切り離した格好での)精神的な成長に重きが置かれてきた気がする。その点では、本作品の取り上げ方は、(一見世間の人が勝手に誤解している)若者の性の乱れ、と言う形でもなく、金銭欲と性欲を合わせただけの風俗モノでも、また、著しく女性を蔑むような取り上げ方でもない。若者の、女性、それぞれをとってもナイーブに、繊細な、個性としての生き物として丁寧に扱っている様子は好感が持てる。ドラマ性もあり、恋あり、なかなかすてきな性描写もあり、飽きさせない小説です。軽く読めそうで、けっこう若者観を変えさせる鋭い社会小説とも思えます。
娼年 Amazon書評・レビュー: 娼年より
408775278X
No.79
(5pt)

この視点が欲しかった、女性主体としての性

話としては、若い男性を娼婦(夫)として、女性に提供する会員制ボーズクラブと、そこでの一人の青年のいろんな意味での成長、と言うことだから、何やら際どい風俗小説のような印象がなくもない。しかし、そんな表面的な印象は、全然違うことに気がつくだろう。
これまでもっぱら受け身であった女性の性を、主体者として描いている。
そして、青年の成長には、実は(当然ながら)性や異性を見る目、見られるモノとしてのファクターが非常に多いのに、これまではその部分はほとんど取り上げられず、あるいは実態とは随分異なる表面的な取り上げ方でしかなかった。そして、もっぱら(体の欲望を切り離した格好での)精神的な成長に重きが置かれてきた気がする。
その点では、本作品の取り上げ方は、(一見世間の人が勝手に誤解している)若者の性の乱れ、と言う形でもなく、金銭欲と性欲を合わせただけの風俗モノでも、また、著しく女性を蔑むような取り上げ方でもない。
若者の、女性、それぞれをとってもナイーブに、繊細な、個性としての生き物として丁寧に扱っている様子は好感が持てる。
ドラマ性もあり、恋あり、なかなかすてきな性描写もあり、飽きさせない小説です。
軽く読めそうで、けっこう若者観を変えさせる鋭い社会小説とも思えます。
娼年 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 娼年 (集英社文庫)より
4087476944
No.78
(4pt)

娼夫の物語

タイトルからおおよそ分かるように、20歳の恋愛にもセックスにも憂いている大学生がコールボーイとして仕事をはじめる物語。男娼を主人公に据えながら、女性のいろいろな性癖を描いているのがおもしろい。主人公は男娼の仕事にプライドを持つようになりのめりこんでいく姿もスタイリッシュに描かれているが、印象に残るのは、神経の回路が配線が間違っているアズマ。おもに二人の男娼しか描かれていないが、他にもいろいろなタイプの男娼を見たかったなと思う。
娼年 Amazon書評・レビュー: 娼年より
408775278X
No.77
(4pt)

娼夫の物語

タイトルからおおよそ分かるように、
20歳の恋愛にもセックスにも憂いている大学生がコールボーイとして仕事をはじめる物語。
男娼を主人公に据えながら、
女性のいろいろな性癖を描いているのがおもしろい。
主人公は男娼の仕事にプライドを持つようになりのめりこんでいく姿もスタイリッシュに
描かれているが、
印象に残るのは、神経の回路が配線が間違っているアズマ。
おもに二人の男娼しか描かれていないが、他にもいろいろなタイプの男娼を見たかったなと思う。
娼年 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 娼年 (集英社文庫)より
4087476944
No.76
(5pt)

性のファンタジー

性愛の世界を描こうとすると、中身がだらしなくなりがちだが、
これは都会のファンタジーのようなきれいな小説である。
文章もとても上品で気がきいている。
主人公が高学歴で女の子にモテる少年なのでちょっと妬けるが、
本人は性にはさほど興味は持っていない。
その少年が中年の謎めいた美女に導かれてさまざまな女性を遍歴する。
その点は意外に古典的なストーリーであるが、少年とともに
読者も人間の性の意外性を体験してゆく。その面白さは小説ならではだと思う。
最後の状況展開もうまい。
NHKの文芸番組で作者を招いてインタビューしたときに、
女性アナウンサーがうれしそうにこの本を取り上げるのを見て、
NHKの女性アナウンサーもセックスには興味津々なのだなと思った。
女性が喜ぶようなセックスの描き方ができるということは、お得なことだ。
娼年 Amazon書評・レビュー: 娼年より
408775278X
No.75
(4pt)

面白かったです。

男性目線と感覚が生々しく描画されているところが人間臭さが読めた
感じです。
女性が書く綺麗な部分とは違った感覚が好きです。
娼年 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 娼年 (集英社文庫)より
4087476944
No.74
(5pt)

大人の恋愛物語

石田氏の作品は初めて読んだ。
実は若者から支持をされている売れっ子作家ということもあって「渋谷などを舞台にきどった小説を書いている」といったあまり良くない先入観を持っていたものの、本作品を読んで見事に裏切られた。
内容は、女性にもセックスにも冷めていた主人公が、女性とは何かを知りたい気持ちもあって、お金で女性との時間を売る(体を売る)仕事に就く。当初は仕事の内容に戸惑いながらも女性の奥深さの探求に惹かれていく。客の多くは熟女。各人の人生を反映するように様々な性癖を持っているが不思議と嫌悪感はなく、トップレベルの娼年になるというもの。
体を売るような仕事は道徳的には感心できないが、読後感は悪くなかった。
というのも恋愛を重ねると、女性の性的な志向は十人十色でそれを許容するのも愛の形であるというのが大人の恋愛だという点に共感したため。
大人の恋愛小説としてお薦め。
娼年 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 娼年 (集英社文庫)より
4087476944
No.73
(4pt)

癒し系

娼夫、売春、変態的性癖など、人間のダーティな部分を扱っているにも関わらず、まったくいやらしさも醜さも感じられない。
主人公のコールボーイーリョウがいい子すぎるのが、きっとリアリティを欠かせているのだろう。
ある意味、年配の女性のためのファンタジーの様な作品。
でも、これはこれでいいのかも。
他作品でも感じることだが、この筆者は、人間の本当の汚さを描くには人が良すぎる、優しすぎるのかも。
精一杯頑張って、これくらい。やっぱりキレイ。癒し系。
リョウがコールボーイになっていくまでの導入部分の描写は秀逸。
これで一気に引きこまれ、最後まで三時間で読破した。
娼年 Amazon書評・レビュー: 娼年より
408775278X
No.72
(5pt)

読んでいて楽しく、癒される小説

石田作品の中でも群を抜いたこのレビューの多さ、この作品がもつ影響力を思った。性の問題は本当にパーソナルなものだから、この小説の評価が賛否両論なのもうなずける。
コールボーイが題材とあって、セックスが小説の大部分を占めるが、主人公の滑らかな語り口に引きつけられあっという間に最後まで読んでしまった。
石田作品の中でも最高傑作だと思う。
最初、山田詠美の「ひざまずいて足をお舐め」を思い出した。(この小説はSMが題材だった)あちらの業界を書いた小説の中でもとても読みやすく、性に関する仕事を見る目が変わった作品だった。
そしてこの「娼年」にも同じものを感じた。
性の仕事は一般的に後ろ指をさされるような職業だが、誇りを持って懸命に仕事をしている人間もいる。そしてその人達が客に与える影響は計り知れない。
娼夫として、20代から70代(!)までの女性を相手に仕事をするリョウ。
中には仰天プレイを依頼する客もいるが、その人それぞれの長所を一生懸命探し出し、相手を満足させることにやりがいを感じていく。
普通だったら参ってしまうような状況から逃げもせず、女性の欲望の不思議に魅せられていく・・
リョウの行動、言動にとても癒された。
こんな天才娼夫がいたら、一度お目にかかってみたいと思った。
全編を通じて美しく、とても読みやすい文章になっている。
透明感のある文章はさすがで、著者のテクニックに唸るものがあった。
とにかく読んでいて楽しい。
「逝年」も評価はさまざまだけど、是非読もうと思う。
娼年 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: 娼年 (集英社文庫)より
4087476944