三たびの海峡
評判
三たびの海峡の評価:
4.15/5点 レビュー 47件。 A ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全74件 41〜60 3/4ページ
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三たびの海峡の評価:
4.15/5点 レビュー 47件。 A ランク
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小説の詳細ページを閲覧すると、ここに履歴が表示されます。最近閲覧した小説詳細ページへ簡単に戻る事が出来ます。
反日というより、日本人によって、
朝鮮半島から描かれた知日小説です。
かつて、日本は韓国に朝鮮総督府を
作り、
勝手に
山林税を作って納めろと言い、
払えなければ没収して、
日本人に払い下げろ
と言った時代がありました。
1895年に日本政府は宮中に軍隊と暴徒
を送り、当時の皇后であった閔中殿を
殺害しました。対韓侵略の立役者だった、
伊藤博文はハルピン駅頭で安重根
によって射殺されました。
この小説は主人公『河本』が昭和18年に強制連行されて
日本に来て、辛酸を舐める話から始まります。
最下層の炭坑で悲惨な1年あまりを送り、敗戦後に
命からがら日本から逃げ帰った男。
朝鮮名、河時根が50年たって、自分の命がそろそろ燃え
尽きることを機に、苦しい中に死んで逝った同胞の
弔いと、戦前の歴史をまだとどめている "ボタ山"を巡って、
当時の犯罪?!を何とも思っていない政治家たちに真っ向から
立ち向かって、あの戦争の後始末をつける。
日本人が悪いとか、韓国人が悪いとか
を言う事が如何に愚かであるか。
と、同時に国名は違っても、同じ人間であるなら、同じ心がある。
隣人や隣国との争いの中で自分の有利だけが国是になっているこの世界は
とっても難しいんだということがわかります。
この作家は虐げられた人を描くのが巧いですね。
別の作品の《国銅》も素晴らしい。
国銅は最期のページを読み終わって涙が止まらなかった
ですが、この作品も同じでした。
この作品で私は思います。
『韓国は悪い、
あの人は韓国人だ。
だから、あの人は嫌いだ』
という考え方はしたくないですね。
そして、私たちは近代史をチキンと
勉強しなければいけないですね。