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金糸雀(カナリア)が啼く夜
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金糸雀(カナリア)が啼く夜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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2000年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。 「薬屋探偵妖綺談」シリーズの第4弾。 今回はミステリとファンタジーが半々。ミステリとしてはいまいち。魅力的な謎を提示するのは上手いのだが、解決があれではなあ。 ファンタジーとしては、平凡の域を出ていないと思う。どこかで見たような話だ。 とはいえ、物語としてはなかなか面白い。凝ったプロットになっていて、ラストでカタストロフィがあり、きちんと話がまとまってくるのが印象的だった。 相変わらず、登場人物に魅力がない。このシリーズの最大の欠点だ。 | ||||
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今回はほとんどザギの視点からお話が進みます。 相変わらず謎はそれほど大したことなく、解答を見ても膝を打つようなことはないんですが、もう、本当にとにかくキャラクターがいいっ! 今回はほんのりザギの過去が出てきたりするので、彼のファンにとってはかなりおいしいお話でした。 出番は少ししかありませんでしたが、リベザルもかわいかった。 ザギが彼を大事にしているのはともかく、利用するだけのつもりだったカイまでもが邪険にできないかわいさはすごいです。 ただ、カイがなぜあんなに必死にサファイアをほしがっていたのかは、ちょっと微妙……ありがちというか、とってつけたみたいというか…… まあ、無理矢理くっつけたような部分は目に付くにしろ、キャラクターがあまりに素敵なので十分楽しむことができました。 | ||||
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なんというか、お話全体に流れている雰囲気が好きです。 1巻を読んだ時は、まぁまぁかなって思ったのですが、2巻も買ってみたら、”あ、おもしろい”って思いました。 シリーズモノなので、巻が進むにつれてキャラの性格性もより出てくるし 味が出てきておもしろくなっていくシリーズだとは思います。 が、この本はそれでもミステリー性が少し無さ過ぎる気もしました。もう少し”挑戦”という部分が表に出ても良かったかも。 | ||||
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妖怪(妖精)とはいえ、カナリアのような声って一体どんなんだろうと考えてしまった薬屋探偵シリーズ4作目。 シリーズの初めから読んでいないとこの本の面白みは半減。 特にこの巻は。 敵を騙すにはまず味方からという言葉がしっくりくる感じがします。 座木の秋に挑戦したい(冒険したい)気持ちもわからないではないけれど、 キャラもんミステリとはいえ、奥深さを感じてしまった。 是非、シリーズの初めからどうぞ。 | ||||
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妖怪達が主人公というちょっと変わったシリーズ物です。 様々な妖怪(今回は野孤)が出てきますが、長く生きる妖怪達の経歴がとても興味深く、人間との共存を第一に考える主人公の優しい心に胸を打たれます。 ミステリというよりファンタジーに近い感じの淡いイメージの物語ですが、優しい心に触れたい人、優しくなりたい人にお薦めの一冊です。 | ||||
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