半落ち

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評判

半落ちの評価:

3.74/5点 レビュー 344件。 A ランク

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平均点3.74pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全110件 101〜110 6/6ページ
No.10
(3pt)

リアリティがあるような,ないような

警察,検察,弁護士,裁判官それぞれの「業界」を支配している組織論理,その中で生きる職業人の卑小でもあり哀しくもある姿は,著者の経験と行き届いた取材が感じられる。刑事実務に関与する組織と個人の実情をここまで描くことは並大抵のことではないと思う。それを前提にしてあえていうと,設定にやや違和感がある。警察組織が組織防衛のために犯人の調書を捏造したとされ,その犯罪性を検察官が暴こうとするという設定が重要な柱なのだが,その点が現実性をもつかどうか疑問である。調書の「捏造」というのは,調書の全部か特定の頁を差し替えるとか,供述者の署名じたいを偽造するとかして,捜査官が全く調書をこしらえることをいうと思われるが,小説では,犯人と警察組織とがそれぞれの思惑から,事実に反する犯行後の行動状況を調書にしてしまったことをいうにすぎない。ストーリーではそのような供述を警察が強く誘導したことを「捏造」といい,とんでもない不祥事との前提で関係者が行動している。しかし,その程度の供述の誘導は,犯罪事実そのものに関して虚偽があるわけでなく,犯行後の情状に関するものにすぎないので,有り体にいえば現実の刑事実務ではありがちなことであって,不当なことではあっても「調書の捏造」とは異なり,さほど重大視されているわけではないと思われる。この点でやや現実感に欠ける設定と感じられた。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.9
(3pt)

ラストも半落ち

警察官による妻殺し、梶警部はアルツハイマーで悩む妻を殺した後3日目に自首してきた、殺害後の空白の2日間について警察、検察、新聞、弁護士、裁判官、看守がそれぞれの立場から解明しようとする。空白の2日の謎が最後に明かされるが横山秀夫にしてはひねりが足りなかった。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.8
(3pt)

期待しすぎちゃった。

いきなり犯人逮捕の緊張した場面から物語が始まる。澄みきった目をした殺人犯・梶聡一郎が頑なに隠し通す<空白の2日間>の謎をめぐって、警察官・検察官・新聞記者・裁判官・看守からの視点とした連作短編で構成され、ラストの10ページですべての謎が解き明かされる。このように物語の構成はとても面白く、「2日間、何してたんだよ!」とそればかりが気になり、その大きな謎を抱えながら一気に読破しました。・・・が、その答えには納得できず、泣けもしませんでした。期待がしすぎたなぁ。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.7
(3pt)

まあまあ。。。

犯人の空白の二日間をさまざまな角度から描写し徐々に物語が一点に固まっていくプロットは確かにうまい。但し結末がちょっと?、途中までの展開がよかっただけに。。。うまい作家、これ以上に好きな作品もあり、各ランキングの評価が良かっただけに期待しすぎで読んでしまったことがちょっと。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.6
(3pt)

面白いがつまらない

語り手が変わってゆき、そのè¦-点も変わる構成は、秀逸です。ただ、どの語り手も組ç¹"の中で自分の意å¿-ã‚'貫徹ã-ようともがいてみるがかなわない、という点で同工異曲。逆境に置かれた主人å...¬ãŒã€ç'¢æ¼ ãŸã‚‹å†...面とå'き合って、組ç¹"の意å¿-にãƒ-ライドã‚'かã'た抵æŠ-ã‚'する、というテーマは、スコット・トゥローあたりに影響ã‚'å-ã'たのでは、と推測。その意å'³ã§ã€ã‚¹ã‚±ãƒ¼ãƒ«ãŒå°ã•いæ-¥æœ¬ã®æ¨©åŠ›ã‚·ãƒ¼ãƒ³ã®ãªã‹ã§æ›¸ã‹ã‚Œã‚‹ã¨ã€ã'ち臭い、あまりに現実的過ぎて興ã-めする(だからã"そ読è€...の胸に迫る、という見æ-¹ã‚‚ありまã-ょうが)お話になってã-まう。æ-¥æœ¬ãƒŸã‚¹ãƒ†ãƒªãƒ¼ã®å®¿å'½ã§ã-ょうか。ミステリーに何ã‚'求めるか、にもよるでã-ょうが、どうもその点æ-¥æœ¬ã®ãƒŸã‚¹ãƒ†ãƒªãƒ¼ã¯çµ„ç¹"と権力ã‚'リアリティー感ã‚'ã"めて上手く描ã'ば描ã!!!ほど、読後感がさわやかでなくなります。ラストの落ちも、私には、「何だã"ã‚"なã"とか」というものでã-た。よく出来た作å"ã§ã¯ã‚るので、☆3つは、ちょっと辛すぎるが(☆3.5くらい)、ä¸-é-"でいうほどではない、というとã"ろでã"の評価。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.5
(3pt)

納得できない

それぞれの章がおもしろかったのに、あの落ちは納得できない。男はなぜにあんなことにこだわるのか。そのこだわりのために、打ちひしがれていったほかの男たちはそれでいいのか。でも、考えさせられはした。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.4
(3pt)

この本を面白く読む方法?

直木賞選考委員の林真理子が指摘した「最終段階でミステリー小説として成立しない決定的な事実誤認」とは何か、というのを見つけるのを楽しみに読めば少しは面白く読めるのではないか。直木賞落選の謎探しミステリー小説(笑)
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.3
(3pt)

堅実な社会派人情劇

警察官、検察官、裁判官といった周囲の人間達が、一人の男の生きざまを探っていくという構成がおもしろい。組織の一員であっても個を貫く気概を持ちつつ、どうにも説明不可解な理由で追求の手を緩めてしまう。そんな逡巡と葛藤を描いていて、登場人物たちに役職を超えた「顔」がある。熱を帯びた文体は哀愁があり、プライドや自己憐憫の感情は男性的である。組織の仕組みを知悉したディテールも含め、世のサラリーマンお父さんたちの共感を呼ぶだろう。主人公が心に秘めた謎が、最後の最後まで明かされないのもいい。他人が土足では踏み込めない心の奥底こそが、もっともミステリアスなのだ。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.2
(3pt)

これが1位?

良く書けているとは思うが、人物描写やエピソードがやや類型的すぎる。犯人が黙秘した理由も「お涙頂戴」を狙いすぎ。佳作ではあるが、傑作ではない。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.1
(3pt)

期待し過ぎたか?

他の人達の感想を元に初めて読みましたが、一気に読み上げた程、読みやすく、引っ張ってくれるストーリーでしたが、個人的には、浅田次郎的な泣くのを我慢できない程の感動を期待し過ぎたかもしれません。涙腺をゆるめる程ではなかった。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399