半落ち

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評判

半落ちの評価:

3.74/5点 レビュー 344件。 A ランク

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平均点3.74pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全110件 61〜80 4/6ページ
No.50
(3pt)

引っ張りに引っ張った結末は如何に?!

梶聡一郎という現職警部が、アルツハイマーを患う妻を殺害するという事件が起きた。妻殺害の二日後、梶聡一郎は自首したが、この自首までの空白の二日間に何があったのか?これが本作品である。
本作品は、下記に示す6部構成になっており、事件発生から取調→裁判→収監というように物語が進んでいく。
1部:梶を取り調べた取調官の部
2部:事件を担当した検事の部
3部:事件を記事にした新聞記者の部
4部:梶を弁護した弁護士の部
5部:梶の裁判を担当した裁判官の部
6部:刑務所に入った梶を監督する刑務官の部
しかし、徐々に事件に迫っていくというより、最後の6部まで引っ張りに引っ張るという感じである。引っ張りに引っ張った末の結末は、読んでいただくのが良いかと思うが、個人的には、可もなく不可もなくという感じであった。ただ、このような6部構成で作品を書くというところに著者の創意工夫が感じられて、著者の他の作品を読んでみようという気になった。
最後に一言、ちょっと業界用語が多くて、いちいち調べるのが面倒でした。
半落ち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 半落ち (講談社文庫)より
4062751941
No.49
(3pt)

殺してしまったのはどうかと思いますが・・・

こちらは映画にもなりましたし、読まれた方も多いのではないかと思います。
現職警察官、梶総一郎、49歳が妻を殺し自首してくる。
妻はアルツハイマーを患っており、7年前に亡くした一人息子の命日に墓参りしたことも忘れてしまう。
自分の息子の事まで忘れてしまう前に殺してくれとせがまれ哀れに思い絞め殺したと言う。
しかし梶は妻を殺してから自首するまでに空白の2日間があった・・・。
【半落ち】というのは警察用語のようです。
自白内容が明白な場合は【完落ち】と言うそうです。
現職警察官による殺人と、空白の2日間。
そしてその2日間に歌舞伎町で目撃されている事から、事実を隠蔽しようとする警察の上官。
それを追う新聞記者。
梶を取り巻く検察官、裁判官などの心情が章ごとに語られます。
そして、梶が殺した妻をそのままにしてまで歌舞伎町に出向いた訳が明らかになります。
私は映画は観てないのですが、CMの印象で、梶がすっかり寺尾聡でした。
もう観てきたかのように寺尾聡でした(^^;)
内容は悲惨な事ではあるけど、梶が自殺せずに自首した意味は大きいと思いました。
現実社会でも深い問題がいくつも絡んでいると思います。
ちょっと付け加え・・・
これが書かれてから、年齢が引き上げられてます。
半落ち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 半落ち (講談社文庫)より
4062751941
No.48
(3pt)

最後に・・・

最後の最後にググっと泣けました。
感動したかどうかは別として。もらい泣きっぽいです。
文庫本にしては活字が大きめでした。
ネタばれになるといけませんので内容には触れませんが、
サクサクとストレスなく読めてしまいました。
サクサクと読めてしまったのであまり内容が残りません・・・。
半落ち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 半落ち (講談社文庫)より
4062751941
No.47
(3pt)

弱い

2003年の直木賞でモメにモメたこの一冊。
映画も見ましたが、それとは別物として読んでみた。
・・・・・・・残念ながら、横山秀夫の傑作とは言いがたい、と思った。
直木賞を取れなかった理由はネタバレになるので、書けませんが、とにかく林真理子が鬼の首を取ったようにミステリ批判をして得意満面になっていたのが、つい昨日のことのように思い出されます。
でも、不満なのは、たくさんの登場人物の目を通して事件を描きながら、今一歩たくさんの登場人物をまとめ切れなかった印象が残ること。
もちろん直木賞選考委員の言う「オチに欠点がある」などと言うクソのような理由ではありません。
欠点も何も・・・・って言いたいことはたくさんありますが、とにかく、直木賞自体の価値ゼロが確定した選考だったことは確認できました。
ただ、傑作ではないし、ヒューマニズムを訴える力も弱い、と感じました。
なぜ、この本が売れて、評判がよくて、映画化までされたのか、さっぱり分からないのでした。
半落ち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 半落ち (講談社文庫)より
4062751941
No.46
(3pt)

前評判ほどではなかった

 一人の犯罪者を巡って警察、検察、記者、裁判官、刑務官が相互に絡み合っていきます。これにより犯罪者が逮捕されて服役するまでの経過を詳しく知ることができました。またその中で各個人と組織との軋轢が痛々しいほど描かれています。カタルシスはありませんがリアルな群像劇が展開していきます。しかしラストがあっけなかったです。この話は主人公の梶が隠している真実を様々な人間が明らかにしようとするものです。読み進めていくほどにその真実が非常に気になりましたが、その結末は拍子抜けするほどあっさりしていました。あれだけ引っ張っておいたのだから、もう少し意外性のあるラストを用意してほしかったです。しんみりとした物語が好きな人にはいいかもしれませんが。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.45
(3pt)

この人は長編苦手なの?

内容もおもしろく、読み応えもあるかなと感じる一方で、この人、長編書けないの?と思わせるような本ばかりです。クライマーズハイは好きですが、あれは著者の実体験のようなものに基づいて書かれたものだからよかったのかな。
私が一貫して思うのは、一編が短すぎる!! 名作やら何やら言われてますが、素人の枠を超えていないような気がしてなりません。
半落ち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 半落ち (講談社文庫)より
4062751941
No.44
(3pt)

演劇的な構成

殺人を犯してしまった一人の男の内面を周囲が想像しながら見守ることによって、物語が進行します。その周囲の構成はよくできていますが、落ちも含めて、読める人には読めてしまうかもしれません。しかしながら、名作!と騒がずとも良質な構成を楽しめる一冊です。
半落ち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 半落ち (講談社文庫)より
4062751941
No.43
(3pt)

なかなかです。

自分はあまり推理ものや小説は読まないのであるが、ずいぶん話題になっているようでもあったので、文庫化を機に、購入し、読んでみた。
刑事・検事・判事などの、登場人物個々人の視点から事件をながめ、被告人の犯罪およびその背景を描いている。うまく描けてはいると思い、
最後は目頭が若干うるうるするものの、多少インパクトに欠けるかな〜という印象であった。読む価値はある。
半落ち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 半落ち (講談社文庫)より
4062751941
No.42
(3pt)

作者を一躍有名にした作品だが

作者を一躍有名にした作品で、映画化もされた。話は元警察官が妻殺しを自供するが、殺害から自供までの二日間について語ろうとしない。この謎について、刑事、検事、新聞記者、弁護士、裁判官、刑務官の6人が各々の立場から係わり真相に迫ろうとするが、容疑者は"半落ち"状態のまま何も語らない。謎の二日間の真相とは...。
作者の記者時代の経験を活かした部分もあり、人物造詣等光る部分もあるのだが、最後に明かされる真相は自分の身と引き換える程のものだろうか ? 真相中の問題を軽く見る訳ではないが、逆に隠す程こうした問題にとってマイナスになるのではないか。それと全篇を通じて主人公の影が薄すぎるのが物足りない。
警察小説としても中途半端、人間ドラマとしても深みがない。作者の力量はもっと高い筈なので、もう一段高いレベルの作品を期待したい。
半落ち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 半落ち (講談社文庫)より
4062751941
No.41
(3pt)

オチが・・・?

面白かったな〜、感情移入できたし。高評価の理由はわかります。
でもオチが!なんで?二日間は?その理由は?面白い本だけど分からない。
29歳の男には楽しめたけど何故と何が残ってしまった。。。
人生経験が少ないからなのか・・・最後の真実に大きなどんでん返しを期待しすぎたからなのか・・・
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.40
(3pt)

途中までが面白い

主人公の心情よりも警察、検察といった組織とその中で真実を見極めていこうとする周囲の人々のストーリーに面白みがあると感じます。
途中で結末が分かってしまうので、最初のストーリー展開に比べて最後は「やはりそうだったか」という確認にだけ終わってしまうのが残念。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.39
(3pt)

最後の展開が急すぎると感じました

ストーリーそのものは良いと思います。
刑事や新聞記者、弁護士や裁判官など視点が変わるので飽きずに読むことができます。
ただ、最後から20ページ前でまだ2日間の空白の謎が解明しておらず、真相が判明する箇所がリアルタイムな描写でないのが残念でした。
やっかいな囚人を抱えたと言っていた刑務官の心変わりにも、少し無理があるように感じ、
ラストはやはり弁護士の章がもう1度必要だったのではないかと思いました。
半落ち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 半落ち (講談社文庫)より
4062751941
No.38
(3pt)

命を生かす事と命を殺す事とが同等な重さかな…

何とかガッカリしたとの感じがあります。この本は私がおよそ1年ぶりに意気込んで購入したものです。その為かな、関心があって買ったが、面白さが無くて退屈でした。梶総一郎の意地は大抵分かったが、そのくらいまで隠す必要があるかどうかは理解が出来ません。
病気の妻のお願いで殺人を犯したカジと臓器寄贈で一人の命を生かしたカジとが同等な重さを持つとは考えられません。単純に生かすと殺すとの比較なら同じかも知れませんが、在る物を無くすと言う事は人間としては有り得ないことだと考えます。そうする為にカジも一人の命を生かすことで満足じゃなく臓器寄贈期間が満了するまでは一人の命でももっと生かそうと生きていることではないかと考えられます。
なお、殺した人に対する謝罪は加害者の命かも知れませんが、それは意外に軽い刑罰じゃないかと思います。殺人に対した苦しみもなしに死んでしまう行為は被害者を再び殺すことではないかとも思います。
その意味としては、カジは臓器寄贈期間が満了するまでにはしょっちゅう自分の行為に関する懺悔をしながら苦しむはずです。
そのように書き下がって見たら、カジの行動を悟るようになりました。
ただ、ストリー上担当捜査員から担当検事、新聞記者、弁護士、刑務官員に繋がる流れがお気に入らなかっただけです。
それにしても幸いなことは、最終のページを捲るほどの面白さがあったと程度でした。でもそのように纏めたら、何か整理する感じがあります。又、カジの心も理解できそうです。
少し暗い話だが、意味があって覚えに残る筈です。
半落ち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 半落ち (講談社文庫)より
4062751941
No.37
(3pt)

泣けない…

小説、映画ともに「泣いた」という感想が多く、それならばと読んだのだが、まったく泣けなかった。ストーリー自体は決して悪くないし、警察や司法内部の細かい描写を読んでると「なるほど〜」と思わせるところも多い。でも、泣けない…。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.36
(3pt)

読者を飽きさせない描写の仕方なんですが・・・

立場の違う人々が一つの事件を追い、空白の2日間の謎解きに精を尽くす描写は面白いと思いましたがもう少し梶さん(容疑者)本人がそこに行きつくまでを描くとより落ちが明確になったのではと思ってしまいました。あっという間の落ちでちょっと物足りなかったです。容疑者の物語ではないと捉えるとよいかもしれません。
半落ち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 半落ち (講談社文庫)より
4062751941
No.35
(3pt)

冗長な感じがする。ラストも弱い。

途中までは『空白の2日間』に興味が沸いて
すらすら読んでいたのですが
いつまでも大した進展のないままそれを引っ張るので
多少イライラしました。
ラストでもどことなく説得力に欠けるようでイマイチ。
話自体はいい話だと思いますがいろいろと不満の残る作品でした。
あまりお勧めできません。
半落ち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 半落ち (講談社文庫)より
4062751941
No.34
(3pt)

落ちが…

以前話題になっていた本の文庫本化ということで、読んでみた。
章ごとに主役が変わり、違った視点から事件が描写されている点は
うまいと思ったし、引き込まれた。
多くのレビューですでに議論されている「結末」だが、
私としては、
「ここまでじらしといて落ちはそれかよ…」
というのが本音である。
じらされただけに、ちょっと物足りなかった。
そこまでの進行がよかっただけに残念。
半落ち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 半落ち (講談社文庫)より
4062751941
No.33
(3pt)

最後のが・・・

主人公を取り巻く人物達の目線から書かれているため、感情移入は容疑者本人ではなく周囲の人物にしか出来ませんでした。
そして、物語の最後に主人公が隠し続けた真実がわかるのですが、えっ、これだけ?・・・という肩透かしを食らいました
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.32
(3pt)

一つ一つの章が短編小説

ひとつの出来事(殺人事件)と謎(自首するまでの二日間の空白)を6人の視点で、すこしずつ絡み合いながら、話が展開していく。
その各章がひとつの短編のように読み進めることもできる。
うがった見方をすれば、最後の章だけ読んでも十分かもしれない。
全体的なプロットとしては面白いが、ところどころつっこみを入れたくなるような日本語の使い方や、展開が気になった。
そんなわけで感動が追いやられてしまったので星3つ。
半落ち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 半落ち (講談社文庫)より
4062751941
No.31
(3pt)

語り手を変えながら紐解かれる「半落ち」の容疑者

この作品のおもしろいところは、各章が別々の語り手によって進められていくところだ。刑事、検事、記者、裁判官そして最後に、刑務官と流れていく。それぞれすでに人生の頂点を過ぎた人達であり、その人ながらの背景と葛藤が根底に描かれながら、物語の主旋律が着実に鼓動のように進んでいく。この構成については見事である。
「半落ち」とは「完落ち」でないという意味で、容疑者が全てを吐露していない状態のこと。警察組織があえて、容疑者を半落ちの状態にさせなければならない状況とそれを追求する正義漢との戦いの物語である。
ただ物語りの中身であるが、警察組織のドロドロとした部分を描く小説は多く、そういう意味であまり新鮮味はない。またトリックというものもないので、どちらかというと人間ドラマ小説に属するのではないかと思う。
半落ち (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 半落ち (講談社文庫)より
4062751941