半落ち

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評判

半落ちの評価:

3.74/5点 レビュー 344件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.74pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全285件 241〜260 13/15ページ
No.45
(5pt)

真実は最後にわかる。

長編小説でこれほど面白いと思ったのはありませんでした。仕事が変わるとそれぞれ観点がこれほどまでに変わるのかと思いました。しかし、最後の最後に真実がわかったとき、ああ、あの人のあの一言にここへたどり着くヒントがあったのかと思わされた一冊です。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.44
(4pt)

やや間延びした後に感涙

現職の警察官が、病気を苦にした妻を殺害し2日後に自首する。しかし、その2日間の行動について本人が頑なに口を閉ざすため、警察、検察、裁判官などが、それぞれの立場から、その2日間の空白を埋めようとする。逃げようとする気配がなく自首してきた犯人の、犯行後の行動を主題とした異色の作品。主題となっている事件だけでなく、警察や検察の取引や、立場の違う6人の男たちのそれぞれの事情などによって、読者の興味をそらさないようにしているものの、本題である空白の2日間については、最後の最後までわからないため、途中やや間延びした面は否めない。ただし、その最後の最後にわかる空白の2日間については、素直に感動し涙が出ました。少なくとも最近5年間では、本を読んで涙なんか出たことのない私がです。こんな時代だからこそ、皆感動を求めており、それが本作品を手にとる人が多い理由であることがよくわかりました。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.43
(4pt)

うまいなぁ。

面白かったです。1つの事件を取り巻く人間のジレンマの連鎖。ぐいぐいひきこまれていきました。途中「これでどうしようもないオチだったらどうしよう」と不安にもなりましたが、私的には納得できる結果でした。正直、アラを探そうと思えばみつかるのですが、そんなことを抜きにして楽しめる作品でした。あと難をいえば、結末に向けてちょっと淡白かな・・・。横山さんは長編よりも短編の方が面白いかも、とも思ったので星4つです。さ、次は横山さんの何を読もうかな。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.42
(5pt)

行動しないと!

「健康な自分は何が出来るか?」と考えさせられた本でした。読後、実際にある資料を取り寄せて、梶さんと同じ行動を試みましたが、そこで改めて梶さんの志の高さを感じることが出来ました。見習おうと思います。多くの方に読んでいただき、そう感じて頂ければと思います。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.41
(5pt)

心に沈む

私は横山 秀夫さんの作品を初めて読みましたが、自分はこの本の中の登場人物の誰にも、状況も立場も当てはまらないのに何故だか自分のことのように読みやすいというか、沈みこんでいく感じがしました。 上の立場の人の重圧に圧され、自分の意見が通せない、どうしようもないのか、というその何とも言えない悔しい状況が、読んでいるこちらにも直に伝わってきました。気付けば拳をきつく握っているという状態でした。 そしてあらゆる立場の視点から話が分けられているのでとても読みやすいと思います。本当に最後の最後まで緊張させられ、真実にたどりついた瞬間にはりつめていたものがワッと感動となり、押し寄せてくる作品だと思いました。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.40
(4pt)

社会派ミステリー/生き方を問う

被疑者の梶が、どうしても守ろうとした秘密は何か。結末を読んで、あっけない・物足りない と感じたのが正直な所です。しかし、「そんなことを守るために」「なぜそれが言えないのか」といった他人には推し量ることのできない個人の人生観こそが、この作品の肝だったのではないでしょうか。梶の事件を見つめる6人の人物は、皆 ずるく、弱く、正義感を持ち、優しく、強い人たちです。この社会に生きるふつうの人々が、「警察官の妻殺し」というものをどのように見つめ、"完落ち"に導いていったかは読後、大変心に残りました。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.39
(4pt)

最高の長編作

設定はおもしろい。確かに人をひきつけるよう設定だと思う。「半落ち」の意味も話の途中で普通に分かる。しかし、やけに話がながいんで途中で半飽きになる。(笑)しかし、読む価値はあると思う。(買う価値のほどは?ときかれはっきりと「有る」と答える自信はないが・・。)まあ、最後の最後にならないと、「空白の二日間」何をしていたか分からない。その、「空白の二日間」何をしていたか知ると、結構感動する。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.38
(4pt)

やっと。

元々読みたいと思っていた作品なのですが、中々機会が無く、先日やっと、知人に借りて読みました。内容としては(心理描写やそれぞれの人生観等が)とても分かりやすく、読みやすい作品です。また、6人の男達を通して、巧く話を進めていると思いました。其々の人生にとても入りやすく、共感できる部分も多々あります。しかし、何て言うんでしょうか・・・・・・引っ張った割には最後の“落ち”のインパクトが余り無かったような気もします。ミステリーというよりは人間小説、社会小説に近いのではないのでしょうか。その視点で読むのなら、とても期待通りの出来だと思います。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.37
(4pt)

ミステリーというより人間ドラマです

あまりこう言った本は手にとりませんが、装丁が好きでした。確かに最後の「謎」は、ミステリーという感じではありません。でも、私はとても好きな小説でした。一人の犯罪者を巡り色んな立場の男達が考え、動く。組織は信用できない。だけどその組織で言われるままに動く男達の心は信用できる。この本のそんなところが好きでした。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.36
(5pt)

構成力がすばらしい。

事件について動機、心境、詳細まで全て自供する「全落ち」に対し、どこかまだ秘めた部分が残る「半落ち」。それが何なのか、一つの物語を6人のさまざまな立場から迫ろうとする作品です。秘めた部分は何なのか、その内容はある意味、いい話しの部分もあるのだが、様々な立場の人間模様をフィルターとしながら迫っていく、小説の構成力は愁眉だと思います。切れ味がいい。好きな作品です。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.35
(5pt)

ひさびさ楽しめました。

寝る前に読書をしますが、なかなか眠くならない本です!
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.34
(4pt)

出来としてはすばらしい

この本を読む動機となったのは、ホームページで世相百断というエッセイを展開されている方の一文を読んでである。その内容は林真理子が半落ちにケチをつけたという事に対する批判で、批判が正鵠を得ているのか、林真理子が正しいのかに興味を持ったからである。読んで見てミステリーとしての全体のスケールは小さいがよく出来た作品だと思いました。正直感動しました。読む動機となった点ですが、世相百断の批判は1点の付け加えるべきことも無いし、ここは批判としておかしい、という点も無く、完璧な林真理子批判が展開されていたという印象をもった。つまり林真理子が、小ざかしげにあれこれ半落ちの批判をした事のほうがおかしいということだ。直木賞は質の悪い選定委員を選任したという事。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.33
(5pt)

文章に隠された本質

この本に対する評価は色々と分かれるであろうと思う。ごく非凡な人生を送る人には物足りないであろうと思う。この本に隠されたもう一つのドラマが実は存在する。それが何かは皆さんが探して欲しい。そのドラマの存在を知る人は感動できるし、人生には色々なドラマが存在するところに喜怒哀楽があるのだろう。本格的なミステリーとしてはやや迫力にかける点があるのは否めない事実かもしれない。彼の色々な著作を今後読んでみたいと思う。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.32
(4pt)

守るべきもの

2003年版『このミス』国内部門1位の作品。遅ればせながらようやく読みました。病気の妻を殺した警察官梶聡一朗と梶に関わる刑事・検察官・裁判官・弁護士・新聞記者・刑務官が主人公。全てを悟ったかのような梶と彼の犯罪の真相を追求する関係者、そしてこの真相追求を体裁・都合で遮断する組織、それぞれの思惑が入り乱れたまま物語はラストへ。その真相とは....。この作品に対する評価はかなり割れているようですが、犯人でありながら穏やか且つ澄んだ目をした梶と、組織と個人の思惑の中でどんどん澱んでいく関係者。この対比こそがこの作品の真骨頂ではないか?「守るべきもの」の差が人間としての立場を逆転させてしまっているような、そんな気がしました。物語ラストの“半落ち”の“落ち”は!作品としての評価を大きく分けるポイントではありますがその内容自体はとても重い、それ自体で物語として語れる重要なkey Factorなのです。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.31
(5pt)

横山氏の筆力で一気に読ませる長編!

この作品も横山氏得意の警察、検察を中心の人間心理を突いたストーリーとなっている。氏の筆力には毎回圧倒されるが、今回の作品は今まで以上にすごい!読者へ適度の欲求不満を盛り込みながら進むストーリーに、どういう落としどころが用意されているのか期待せざるを得ない感覚を弄ばれつつ・・・。巧みな文章に引きこまれ、ふと気づけば最後のページにたどり着いているに違いない。私は外出先で読んでいたにも関わらず、不覚にも泣いてしまった。とにかくこの本は最初から順番に読み進めて欲しい。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.30
(5pt)

叙情派ミステリーの力作

「完全な人間なんていやしない」「誰だって何かを支えに生きているんだ」「刑事だって、裁判官だって、ジャーナリストだってみんな同じ人間」っていう声が聞こえてくるような気がした。ぐっと引き込まれた。結末に、がっかりする人がいるかも知れないけど、僕はむしろすがすがしさを感じ、結末に至るまでの語り口を思い出し感慨に浸った。文句なく力作と言える。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.29
(5pt)

久々に感激

嫌な事件が起こる世の中で読後感のさわやかな本でした。50才前後の男たちの閉塞した気持ちも理解できました。しかし、そこに一筋の光を感じました。しばらくは。横山秀夫氏の著書にはまりそうです。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.28
(5pt)

生きて! 梶さん!

ええ話や~,泣いてもた・・・
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.27
(5pt)

素晴らしい

話題になっていたので、読みました。この人の作品はこれが初めてです。素晴らしいです!どんどん読みました。特に男性にお薦めです。人を殺しているのに、人が死んでいるのに、人間っていいなと最後の最後に、心が暖かくなりました。他の作品も読んでみたいです。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399
No.26
(4pt)

人はなんのために生きるのか?

たたき上げの刑事、辣腕検事、東京で失敗しW県で再起を期す弁護士、刑務所の看守、それぞれ、仕事と家庭で悩み、惰性に流され、かつて持っていた理想を見失いつつあります。アルツハイマーに苦む妻を殺した元警察官がひた隠す空白の二日間を、彼らが解明しようとする過程で一番の謎は、被疑者が何を生きがいに生きているのか、ということです。その謎は最後の最後まで謎として残り、事件はベルトコンベアに乗せられているかのように処理されて行きます。謎解き自身の結末はあっけないかもしれません。しかし、そのあっけない結末は被疑者の悲運を象徴するものでもあると思います。刑事が、組織と自分の誇りの間で苦しみながらも、ぎりぎりのところで誇りを捨てきらない姿勢に勇気付けられました。
半落ち Amazon書評・レビュー: 半落ちより
4062114399