ボトルネック
評判
ボトルネックの評価:
3.62/5点 レビュー 190件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 1〜20 1/3ページ
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ボトルネックの評価:
3.62/5点 レビュー 190件。 C ランク
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作品としても、キャラクターも、設定も、深堀り、構成、展開、全てです。
居ないはずの姉がいて自分がいない世界、という設定はいいと思います。ただ、平行世界はいたるところでネタにされてるのでそれをどう昇華するか。結果として、ただ出しただけという印象。
主人公の生い立ちや置かれている状況を既に最悪なものを用意し、さらに恋人の子も家庭状況、現状を悪くしておく。この前設定だけで鬱要素は完成です。その内容も不倫に借金、死と捻りもなく在り来り。
そも主人公は自己認識で「全て受け入れられる」と何度も語っているが、まるで受け入れられていない。どちらかと言うと常に感傷的で、拒絶しているのに澄ましている。だから浅い。
高校生にもなった子が、何年も不倫を続ける親にうっすらでも期待しているのが不気味、その歳ならもっと現実を見ているし嫌悪を抱く。
その両親も、不倫の一番の被害者は子供だろうに、被害者(主人公)に指摘されたらキレて、何年も裏切り続けていたくせに被害者(姉)に駄々こねられたから『子供の為』に寄りを戻すとか、展開に無理がある。
あと、露骨に兄に対して嫌悪して自覚もしているのに「全て受け入れられる」は矛盾じゃないのか。
作者の中では子供は何歳だろうが無条件に親を信じていて、今までどれだけ最低な行為をしていようが取り繕えば受け入れるものだと思っているのか。
それこそ想像力が足りてないのでは。
平行世界で、何もかも姉の手柄に結び付けるのも違和感。
赤の他人のお爺さんと、どう関わっているのか、という流れが無理矢理すぎる。自分と姉が替わっているのなら他が変わっている可能性だってあるだろう。姉の手柄を増やすのための話としか思えなかった。
恋人のことも、その死因も深堀りできるはずのところはまるでしない。
死因となった子について「殺そうと思ったわけじゃないだろう」で終わらせるのは異常。実際、平行世界では死んでるのにそれで見逃すのはおかしすぎる。
最後、主人公が姉と自分とを比べて絶望したところで見計らったように元の世界へ戻される。飛ばされた理由は特に無し、強いて言うなら主人公を鬱にしたかったからとしか。謎に恋人の台詞が出るがその深堀りもなし。
兄への嫌悪も主人公を鬱にするための情報でしかなかった。
(この作者は、ほか作品でも『兄』を貶したがるのでその一環でもあるのだろうと思う)
総論として、やりたい事を結論ありきで書いた作品かと。