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モルフェウスの領域



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【この小説が収録されている参考書籍】
モルフェウスの領域
モルフェウスの領域 (角川文庫)

モルフェウスの領域の評価: 3.66/5点 レビュー 47件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.66pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全47件 1~20 1/3ページ
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No.47:
(5pt)

いい

数冊読んでいるが、面白い。ドキドキワクワクした。
モルフェウスの領域 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:モルフェウスの領域 (角川文庫)より
4041008301
No.46:
(5pt)

感謝いたします。

「基底に流れる音楽のような旋律が一貫している事」が、作品の爽やかな読後感になる。
いつも海堂尊さんの作品にそれを感じます。
医療を志した人たちに共通する想いなのかもしれません。
この作品を読みながら何度か涙がこぼれました。
回避することのできない「病気という現実」に向かい合う方々の「こころざし」に
感謝と畏敬の念を覚えます。
海堂尊さん、ありがとうございました。
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4041008301
No.45:
(5pt)

コールドスリープって現実にできるのかな?

狭い世界で、ほぼ理屈っぽい思考ややりとりなので、チームバチスタのシリーズのようなエンタメっぽいのを想像していると苦戦します。
コールドスリープってSFっぽいけど、実現可能なのかしら?
「ナイチンゲール」で出てきたアツシがコールドスリープしている話。主人公はその管理者女性。相当大きなプロジェクトっぽいのに、一人の女性にまるなげして大丈夫!?と突っ込みたい。「ジーン・ワルツ」の理恵の夫・曽根崎伸一郎がアドバイザーのようにメールのやりとりをしています。「ブラックペアン」の渡海をにおわせる人物の話は、海堂ワールドファンにはたまらないかも。
最後の涼子の選択がいまいちついていけないのですが、それしかなかったのでしょうか。
まさか、アツシがここまでひっぱられるキャラになるとは!!
アツシの名前の由来に苦笑しましたが、まさかあのママが!!
続編「アクアマリンの神殿」へ続くので、どう決着なつくのか見てみたい。
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4041008301
No.44:
(5pt)

浅い考え方かもしれません

とても素晴らしい作品だと思います。 法律に対し、保護するもの、つまり現場を知るものの視点から指摘し対象を守ろうとする、女性らしい温かさと強さが感じられるように思います。 そして、現実世界にて今後、医療が進むにつれて例外的なことが起こったり、今では考えられないようなことが起こったときに、日本人は果たしてそれをすんなりと受け入れられないからこそこのように人権について見られていたのではないかなぁなんてことも考えられるような作品です。 とにかく、重すぎず、でも考えさせられる、日本人のありかたに即したよい作品だと思います。
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4041008301
No.43:
(4pt)

読む順番間違えた

アクアマリンの神殿を先に読んでしまっていたので、モルフェウスの領域はアクアマリンを補完するようにして読みました。
海堂作品愛好者は懐かしい登場人物が出ているので大いに楽しめると思います。一見の方はこのシリーズを特に
【チームバチスタの栄光】
【ナイチンゲールの沈黙】
を読んでから今作を読むとイイでしょう

僕は高校生なのでコールドスリープしてえなぁ〜。睡眠学習いいな〜。と思いながら読んでました笑
たぶん学生が今作を読んだら十中八九で僕と同じ感想を持つのでは
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No.42:
(3pt)

ボルシチのくだりについて

(以下、本文より抜粋)
ー今夜はボルシチにしようかしら。
スーパーでホールトマト缶に手を伸ばした涼子は、背中から声を掛けられた。
「今夜はボルシチですか?」

このくだりに違和感を感じて話に集中できませんでした。
ボルシチと言えば、ビーツ(赤かぶ)でしょう?
涼子がトマト缶で何を作ろうと構いませんが、
トマト缶を手にした人に「今夜はボルシチですか?」を声をかかるって不自然です。
ネットでボルシチを検索したら、「日本ではビーツが手に入りにくいため、トマト缶で代用」
というレシピが広く普及している様子でしたが。
でもヒロインは幼少から多感な時期を海外の複数の国で育ち、
父親は食材関連の仕事に従事している、という設定なので
作家さんが失敗してるように感じます。
編集スタッフに料理に詳しい人がいなかったのでしょうか。
作家さんが付け焼刃の知識で書いてしまったとしても、
周囲に指摘する人がいなかったのかと残念です。
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4041008301
No.41:
(4pt)

時系で読み返し中

話自体は好きなのですが、目覚めたアツシを個人的にすんなり引き取ってしまう如月や、没我とも思える程に自分をささげてしまう涼子の行為には???を感じる。そこに至るまでの心情が分からないというか描写されていないというか…。
全般的に海堂氏の描く女性の行動は「?」と思う事が多いw
元々が、キャラの心情を細かく描いて共感を呼ぶ、というタイプの作家さんじゃなくて、キャラは設定と本筋を生かす為の道具立てに過ぎない感じではありますが、それが顕著に感じられると申しますか…。
…とはいえ、近日中にアクアマリンも刊行ですので、設定のおさらいついでにわくわく感を高めるのに効果的でしたw
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4041008301
No.40:
(1pt)

短編集の1話ならよかったかも…

まず、無駄な会話が多すぎます。我慢して読んでいたけど…とばしても問題なかったなと、読み終えて思いました。シニカル…なんのキャラ付けだったんでしょ…最後のコールドスリープの意味は?なんでそこまでするの?疑問が沢山浮かんだのは、全てのキャラの気持ちに共感出来なかったからです。何か行動するさいの動機が全て「え?そんな理由?」って感じてしまいます。題材に興味があったので期待外れでした。コールドスリープじゃなくてよくない?的な内容。恐らく内容が1冊分なかったのかなと感じました。もっと焦点を絞って無駄を無くせば余韻の残るお話しだったのかもしれませんね。
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No.39:
(2pt)

海堂作品マンネリ化

序盤は盛り上がるのだが、最後は残念な・・・だんだん海堂作品はマンネリ化している。
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4041008301
No.38:
(1pt)

理屈っぽいのに現実味がない

なんで今回は、こんなに設定が薄っぺらいのだろう?これでは、一昔前のSFである。海堂さんの作品は、ある程度本物の医学的知識。世の中の問題を浮き彫りにする着眼点。魅力的なキャラ。くどい議論。が特徴なのに、全部中途半端で、誰かが真似して書いたみたいだ。
今までの作品は好きなのに。
以下ネタバレ。
人類初のゴールドスリープを、片田舎の病院のスタッフの気持ち次第でどうにかするわけないし、そのメンテナンスをたった一人でやるわけない。とってつけたように昔の作品に出てきたキャラが登場するのも不自然。
議論も理屈っぽいばかりで偏っているように感じる。医学的にも病気を進行を遅らせて、特効薬を待つのが目的なのに、体を成長させたら意味ないし、人類史上誰も体験したことのない覚醒時に、救命医一人が説明書読みながら行い、心室細動でもないのに電気的除細動で蘇生。無事生還しても普通の小児病棟へ入院なんてあり得ないでしょ。小児科が潰れた病院の小児患者を大人の診療科がみてるのも小児科医に失礼。子供は大人の縮小版でないことは、医者なら知っているはずなのに。
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4041008301
No.37:
(3pt)

いろいろ破綻が

『ナイチンゲールの沈黙』は読んでおいた方がいろいろ分かって楽しめますが、
逆に読んでない方が素直に楽しめるのかもしれません。

コスト削減のためにはアルバイトを安く一人雇うよりは
チェックと自動制御と記録を全て機械でやってしまうのが現代の趨勢でしょう。
有能な人に莫大な負荷をかけるよりは、
ごく普通の人に他の仕事の片手間にできる程度の作業にしなくては
引き継ぎもうまくできません。
世紀の一大事業なのですから、
そのくらいは稼働前に準備しておくもののように感じます。
年齢問題の辻褄あわせとラブロマンスのために
いろいろ破綻をきたしてしまったように感じます。
『ジーン・ワルツ』でもちょっとキツいなと思った論理合戦も
ちょっと度を越してきた感じで、
それでもスルスルと読ませる作者の力量にも感服しますが、
やはり、ちょっと読んでいて辛く感じました。

ロマンスも結局は涼子さんの空回り。
次作に期待するしかありませんが、
本作だけでの評価はやや低くなってしまうのはやむを得ないでしょう。
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4041008301
No.36:
(2pt)

どーして 高階さん まだ院長なの?

前略 (殆ど筆者の作品は拝読させて頂きました。)

1.院長は 田口さん でしょう。
2.如月さん 師長 無理。
3.佐藤ちゃん 引っ張り出すなら 領事館勤務医は 速水さん? 正体不明
4.山口小夜ファンには 面白くない展開です。
5.島津さんの名前 無駄に使わないで下さい。
6.藤原さん が未だ お勤めとは・・・・・?
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4041008301
No.35:
(3pt)

まあまあかな

桜ノ宮クロニクルの一つ。他のお話しに出てくる登場人物がてんこ盛りなのは楽しい。でも、本編のみで考えると今一面白さに欠ける感じ。
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4041008301
No.34:
(4pt)

「反骨精神」

この作家が登場した時、その新鮮な医療ミステリーに驚かされたものです。
その作品が、次々に積み重ねられるにつれ、もう一つのはっきりした共通のテーマに気づかされました。
それは、規則とか「官」の論理に対する対決姿勢です。
「悪法も法なり」と言う言葉がありますが、これらの作品群の多くでは、「反骨精神」旺盛な主人公たちが登場してきます。
その対抗手段が、非常にアクロバティックで読む者をハラハラドキドキさせてくれます。
この作品でも、主人公の日比野涼子が、法のわずかな穴を突きます。
それでいながら、涼子と「モルフェウス」との信頼関係と言うか、結びつきが心温まるものがあり、魅力的な作品にしています。
面白い作品です。
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4041008301
No.33:
(5pt)

やっぱりおもしろい

今までの本とのリンクもやっぱりあって、とっても楽しめました。
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4041008301
No.32:
(1pt)

珍しく1冊

海堂尊の文庫は意味も無く上下巻に分かれてるので割高だが、今回は珍しく1冊ですね。
螺鈿迷宮も最近新装版と称して1冊に纏められたが、上下巻のころは合わせて1000円、今回の新装版は740円とやっとまともな値段になった。
バチスタが上下巻に分かれて文庫化された時に、態々薄い本を二冊にして値段を吊り上げてる商法に怒りを感じ、意地でも「こいつの本など買うか」とそれ以降全く読んでないから、レビュー等書けないけどけど・・・
上下巻に分かれて出てたのは、螺鈿迷宮みたいに合体させてまともな厚さのまともな値段で出しなおして、二重に儲ける腹かな?
京極夏彦さんの様にかばんに入らない厚さはあれで問題だけど、割安だから好感はもてるね。
ベストセラー作家のやる事にしては下劣。
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4041008301
No.31:
(4pt)

東京新聞連載の「アクアマリンの神殿」の前篇

2年くらい前から去年まで、東京新聞の夕刊に連載されていた「アクアマリンの神殿」の前篇です。連載を読んでいた時、面白いとおもいつつも。意味がよくわからなかったのですが、大分、謎が解けた感じがしました。海堂作品は初めてなので、荒唐無稽だと思う反面、日本の医学界、官界の不条理性をうまくついているな、と思いました。本筋だけでなく、アフリカの共和国の挿話も興味を惹きました。一気に読める本ですね。
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4041008301
No.30:
(5pt)

海堂ワールドきっての、いや著者なればこそのラブロマンス!

「最先端医療ミステリー」とは帯にあるが、いい意味で若干違和感を覚えたりする。最先端といえば、そうには違いない。現時点における医の最先端の延長線上にはあるといえないこともないが、延長距離は見かけよりは遥かに遠く、「近未来」という表現で片づけてしまうには、あまりにも冒険的だ。
「ミステリー」というのも同様。確かに驚愕するほどミステリアスだが、ミステリーというよりむしろ、切ないばかりのロマンティックストーリーと呼びたい。

担ぎ上げられる限りのリアリティーを積載し、隙間ないディティルを構築する、くだんの著者の手法をもってしたればこそ、延長距離の遥けきは意識されることなく受け容れられ、気が付けばその架空のリアリティーに浸食されつくして、陶酔域に達してしまう。

だってね、考えてもごらんなさいな。ギリシャ神話の眠りの神モルフェウスがメタファーらしいが、「人工冬眠・コールドスリープ」から「人」がいわば解凍され、5年の眠りから覚めてまた息を吹き返すなど、どれだけ突拍子もないか!
だが、想像力を駆使すれば「眠る続ける」孤独、それを「見守り続ける」孤独を想い、それは恐怖する。ま、その前に「閉所恐怖」な向きにとっては、まずは「眠りの棺?」に「閉じ込められる」感は想像もしたくない身震いだ。
あ、そーかー。そのぞわぞわーッと怖い感じは下手なミステリーやホラーより怖い、かもしれない。

つまり……
著者の核心はそこにあるとは必然に思い当たるというもの。ページを繰っていることすら忘れて、登場するキャストと濃密な時間を共有すれば、皮膚の表皮から染み込んでくる孤独に体温が下がってしまう気がする。腕のいい鍼灸師に鍼してもらったように、チクリは時間経過で後からじわじわと効き目を及ぼす。
人はかくまでに孤独であるが故に、どう飼い馴らそうとして抗っても、その静寂に抑え込まれてしまう。
ならば、命永らえるためには何が要りようか?
たった独りの眠りを、孤独を「棺」に閉じ込めて浸す「メディウム」溶液は、何ひとつ不純物を含まないまったきピュアで崇高な人間沙汰を越えたアガペー・神の愛に他ない。

海堂ワールドきっての、いや著者なればこそのラブロマンス。
切なくて、いとしくて、胸をかきむしりながら最後の一行を読み終える。

いやまあね、著者は本作を「南アフリカ取材」中に一気呵成に書き終えたというから、多分、あんまり暑くて頭が飛んでたんだわ。
ぜったい!!!
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4041008301
No.29:
(5pt)

海堂尊さんの本は最高です。

届いたその日に読み終えてしまいました。海堂さんの小説は最高です。
モルフェウスの領域 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:モルフェウスの領域 (角川文庫)より
4041008301
No.28:
(5pt)

21世紀の『夏への扉』

私も海堂作品の大ファンですが、桜宮サーガにおける本書の位置づけについては、皆様色々コメントされているので、私は敢えて桜宮サーガから切り離してこの作品を考えてみました。SF小説の傑作にロバート・A・ハインラインの『夏への扉』があり、コールド・スリープが重要なテーマになっています。お読みになった方も多いとは思いますが、あの作品に出てくるコールド・スリープは、今現在経済的に恵まれない人も、コールド・スリープしている間に資産が増え、豊かな暮らしが約束されるというものでした。明日は今日より必ずよくなる、未来に希望が持てる時代だからこその作品で、私の最も好きなSF小説の1冊です。
そして『モルフェウスの領域』に出会い、『夏への扉』式の豊かな生活を求めて、未来に向かう手段としてコールド・スリープはもはや考えられないことに気がつき戦慄を覚えました。このゼロ金利時代に寝ている間に資産を増やすことなど不可能なことは明らか。それでは、コールド・スリープに明るい可能性を見いだそうとすれば、不治の病の延命とその間の医療の進歩と言うことになる。その意味でこの作品を21世紀版『夏への扉』に位置づけられるのではあるまいか。
モルフェウスの領域 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:モルフェウスの領域 (角川文庫)より
4041008301

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