イニシエーション・ラブ

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評判

イニシエーション・ラブの評価:

3.14/5点 レビュー 799件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.14pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全658件 521〜540 27/33ページ
No.138
(4pt)

女は一枚上手

若い男女が惹かれあって交際を深め,やがて離れていくという一見ありふれたラブストーリー.ライフステージが進むにつれて生活環境の変化や新しい出会い,価値観の変化を経て,次の恋愛に移っていくのは人生の一つのプロセスとも言えるが,その最初の恋愛をイニシエーションラブと表現する言語センスはなかなかの感性である.とはいえ,この小説の真のテーマはラストの2行目で明かされる真相の方である.それを理解して思い返すと,いろいろな意味で一枚上手な女性像が結ばれて,印象ががらりと変わる.例えば,男が犯したのと同じ失敗をしないように初めから(それも強引に)予防線を張っておくあたり,これは勝ち目はないなと恐れいってしまう.また,この小説はバブル期を舞台にしているようだが,なるほどこの仕掛けは現在では機能しない.その計算もなかなかおもしろい.
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.137
(5pt)

もう一度読み返しました!

久しぶりにいい本、いい作家さんに出会えました。読み始めたばかりの時はライトな恋愛小説家と思いましたが実際には、噛めば噛むほど旨みが広がる素晴らしい小説でした。ミステリーとしての「仕掛け」の素晴らしさはさることながら恋愛小説としても楽しめます。2人が出会って付き合い、愛情を深めていく過程。また、恋人同士の気持ちが離れて破局するまでの過程。その心の変化の描写がとても上手だなと思いました。「イニシエーション・ラブ」という言葉の意味についてもなるほどなぁ、そういうことってあるよなぁと感動しきりでした。「仕掛け」については、少し分かりにくいかもしれません。もっと分かりやすい衝撃的な言葉があるのかと思っていましたが最初は意味が分からず、何度か読み返しているうちにはっとひらめいて、じわじわとそのすごさを味わいました。読み終わった後、思わずもう一度最初から読み返したくなる、まさにそういう小説でした。小説というより「作品」に近いかな。同じ作家さんのほかの小説も読んでみたいと思いました。
イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)より
456203761X
No.136
(5pt)

もう一度読み返しました!

久しぶりにいい本、いい作家さんに出会えました。読み始めたばかりの時はライトな恋愛小説家と思いましたが実際には、噛めば噛むほど旨みが広がる素晴らしい小説でした。ミステリーとしての「仕掛け」の素晴らしさはさることながら恋愛小説としても楽しめます。2人が出会って付き合い、愛情を深めていく過程。また、恋人同士の気持ちが離れて破局するまでの過程。その心の変化の描写がとても上手だなと思いました。「イニシエーション・ラブ」という言葉の意味についてもなるほどなぁ、そういうことってあるよなぁと感動しきりでした。「仕掛け」については、少し分かりにくいかもしれません。もっと分かりやすい衝撃的な言葉があるのかと思っていましたが最初は意味が分からず、何度か読み返しているうちにはっとひらめいて、じわじわとそのすごさを味わいました。読み終わった後、思わずもう一度最初から読み返したくなる、まさにそういう小説でした。小説というより「作品」に近いかな。同じ作家さんのほかの小説も読んでみたいと思いました。
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.135
(4pt)

何も考えずに読むのがイイ

全く何も考えずに読んだら、結構楽しめました。再読もしました。「騙された」というより、何だか妙に感心しました。綾辻行人のように、本だからこそ出来る技巧を使っていますが、本当の最後にそれが分かるのが新しいですね。
イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)より
456203761X
No.134
(4pt)

何も考えずに読むのがイイ

全く何も考えずに読んだら、結構楽しめました。再読もしました。「騙された」というより、何だか妙に感心しました。綾辻行人のように、本だからこそ出来る技巧を使っていますが、本当の最後にそれが分かるのが新しいですね。
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.133
(4pt)

二度読まなくてもいいのですが。

すらすら読めてしまいます。
最後の2行で確かにしてやられてしまいます。
A面とB面がヒントになっていますが、まさかの・・・・
もうこれ以上は書けません。
二度読むのは忙しい人には酷です。
ネットで調べられますので。
平凡な女性ほど怖いのだ、と作者は言いたかったのかもしれません。
トリックの全容を知ると、女性の怖さが浮き彫りに
なってきます。
あなたの身近にもこんな女性はいないでしょうか。
でもいろいろな物議をかもした点で、筆者は
あっぱれだと思いました。映像化は不可能な作品ですね。
そこがまたいいです。他の作品も読んでみたくなりました。
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.132
(4pt)

二度読まなくてもいいのですが。

すらすら読めてしまいます。
最後の2行で確かにしてやられてしまいます。
A面とB面がヒントになっていますが、まさかの・・・・
もうこれ以上は書けません。
二度読むのは忙しい人には酷です。
ネットで調べられますので。
平凡な女性ほど怖いのだ、と作者は言いたかったのかもしれません。
トリックの全容を知ると、女性の怖さが浮き彫りに
なってきます。
あなたの身近にもこんな女性はいないでしょうか。
でもいろいろな物議をかもした点で、筆者は
あっぱれだと思いました。映像化は不可能な作品ですね。
そこがまたいいです。他の作品も読んでみたくなりました。
イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)より
456203761X
No.131
(4pt)

いやー、おもしろかった

えー、まあ、そんな人もいないとは思うけど、とにかくもアマゾンとかのレビューを読んではダメです。
予備知識なしで取りあえず読んで、それからこのレビューに戻ってきてください。
結果的には 「Aサイドが回っている裏で Bサイドも回っている、レコードだって、カセットテープだってそれは同じ」
うーん、このネタに気づいたとき「おもしろーい」と思いました。
舞台がバブル期なのもいいですね。
逢いたくても逢えない、あのころだから成り立つストーリーです。
今だとケイタイつなぎホーダイなわけで、こうゆうストーリーが成り立たない。
うん、本当によく練りこまれてます。
水着とか、曜日を決めたデートとか、アダナとか、指輪とか、本の貸しっことか、ホテルの予約とか。
読んでる時は「どこぞのバカが書いたブログか!」とか思ってましたけど、全て読み終わった後にどれも意味のある描写だったんだなあと気づかされました。
なによりもユウキくんとマユちゃんが不幸になってないってわかったので、ものすごく安心しました。
めでたし、めでたし??
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.130
(4pt)

いやー、おもしろかった

えー、まあ、そんな人もいないとは思うけど、とにかくもアマゾンとかのレビューを読んではダメです。
予備知識なしで取りあえず読んで、それからこのレビューに戻ってきてください。
結果的には 「Aサイドが回っている裏で Bサイドも回っている、レコードだって、カセットテープだってそれは同じ」
うーん、このネタに気づいたとき「おもしろーい」と思いました。
舞台がバブル期なのもいいですね。
逢いたくても逢えない、あのころだから成り立つストーリーです。
今だとケイタイつなぎホーダイなわけで、こうゆうストーリーが成り立たない。
うん、本当によく練りこまれてます。
水着とか、曜日を決めたデートとか、アダナとか、指輪とか、本の貸しっことか、ホテルの予約とか。
読んでる時は「どこぞのバカが書いたブログか!」とか思ってましたけど、全て読み終わった後にどれも意味のある描写だったんだなあと気づかされました。
なによりもユウキくんとマユちゃんが不幸になってないってわかったので、ものすごく安心しました。
めでたし、めでたし??
イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)より
456203761X
No.129
(5pt)

最後の2行がいいね。

登場人物同様、バブル期に青春を過ごしてきた拙私にとって、
「くだらないけど、こんな感じだったわ」って身につまされる
実にぬるい話の展開。
事前情報をもってしても、脇を甘くさせる軽い表現。
「タック」「男女七人」「国鉄とJR」「新しい水着」「便秘?」・・・。
何か違和感があるけど、そのままスルー。
そもそも「薄くてすぐに読み終わっちゃうじゃん」という
安易な思い込み。
この作品を読もうと思った時点で、取り組み方が負けを
決定づけていたなぁ。
他の方も書いている通り、話の内容が希薄であればあるほど、
最後の2行で仰天するわけです。
最後の2行の真意を理解できずに、読み終わる人の方も多いのでは
ないかとも思った。
拙私は、幸いながら?仰天した方の読者だったので、読み返すわ、
サイトで調べまくるわ、他の奴に聞くわ・・・。
テーマはただ「女って怖いな」なんだけど、逆に
「男って単純」って言われているんだろうな。
この作品を読ませて、すぐにトリックに気付く女子には
注意しないとヤラレますぜ!
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.128
(4pt)

細かな付箋に脱帽

裏の「最後の2行は絶対に読まないで!」に、かなり吸引された。
すごいレビューの数に驚きながら、未読の時はあえて読まなかった。
正解ですね。
もし、読んでたら 面白みが100%無くなってました。
この最後の2行を読んでも、すぐにはピンとこなかった鈍い私ですが
じわじわと、え??一体、何??どういうこと??
そこで、拾い読みをもう一度。
1回目に読んでる途中所々に、ひっかかる部分があったのは確か。
恋愛小説にしては、あまりにも ありふれていますし
そこが賛否両論があるんだと思いますが
やはりこの小説の醍醐味は、最後の2行。
正直に言えば”騙された”…というより
ズルイ!…って言う感想を最初に感じましたが
人間の思い込みを上手く利用してくれました。
未読の方もいると思うので、細かなことは伏せますが
とにかく、色々なものが全てミス・リードに繋がっているのには
正直、驚きました。
後になれば成る程この細かなミス・リードに気がつき
その度に「あぁ…」と唸らせてくれるので
ストーリー性よりも、そちらの方がインパクトが強すぎますが。
この小説を時系列を説明してくれている、親切なサイトもあり
その細かな付箋の貼り方に脱帽です。
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.127
(5pt)

一切の先入観を排除して読みましょう

本作は乾くるみ氏による一風変わったミステリー。
最初は何の変哲も無い恋愛モノだと思って読み始めた。
どこがミステリー? と思いながら最後までたどり着く。
マユの行動に不可解さがあるものの、とにかく読み進める。
そして……後は皆と同じ感想。
どうせ読むなら、「見破ってやるぜ!」的な意気込みは排除して読みましょう。もったいないから。
少し甘い恋愛小説として楽しみましょう。
恋愛小説として楽しみましょう。
そしてどうせ読むなら、素直にだまされましょう。
言いたいことはそれだけです。
きっと楽しめるはず。
イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)より
456203761X
No.126
(5pt)

一切の先入観を排除して読みましょう

本作は乾くるみ氏による一風変わったミステリー。
最初は何の変哲も無い恋愛モノだと思って読み始めた。
どこがミステリー? と思いながら最後までたどり着く。
マユの行動に不可解さがあるものの、とにかく読み進める。
そして……後は皆と同じ感想。
どうせ読むなら、「見破ってやるぜ!」的な意気込みは排除して読みましょう。もったいないから。
少し甘い恋愛小説として楽しみましょう。
恋愛小説として楽しみましょう。
そしてどうせ読むなら、素直にだまされましょう。
言いたいことはそれだけです。
きっと楽しめるはず。
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.125
(5pt)

仕掛け本、という評価に落ち着いた

 読むなら文庫よりもこっちのハードカバーの方をお勧めする。読者は表紙・表紙裏・目次から既に試されています。
 ちなみに文庫には後ろの方に解説がついているが、ネット上でとても丁寧に解説しているサイトがあるので、結局どういうことなの? と思った人も大丈夫。
 あと、「必ず二回読みたくなる」って煽り文句があるけど、「全貌を理解するための確認のために二回」読みたくなるのであって、「話自体が面白いから」二回読みたくなるというわけではない、ということも注意すべき点であろう。
 恋愛小説としてみるとどうであろうか。
 あまりにも普通すぎるし、じゃあミステリーとしてはどうかというと殺人とかトリックとか探偵が解決とかもないし、結論は「仕掛け本」というところで落ち着きそう。
 でもこんな恋愛も読む分には嫌いじゃない。むしろ好き。リアルっぽくて良いじゃない(いつも恋愛アドベンチャーゲームばかりやっている俺には新鮮だった)。でも可愛い顔している分マユは怖いよ。
イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)より
456203761X
No.124
(5pt)

仕掛け本、という評価に落ち着いた

 読むなら文庫よりもこっちのハードカバーの方をお勧めする。読者は表紙・表紙裏・目次から既に試されています。
 ちなみに文庫には後ろの方に解説がついているが、ネット上でとても丁寧に解説しているサイトがあるので、結局どういうことなの? と思った人も大丈夫。
 あと、「必ず二回読みたくなる」って煽り文句があるけど、「全貌を理解するための確認のために二回」読みたくなるのであって、「話自体が面白いから」二回読みたくなるというわけではない、ということも注意すべき点であろう。
 恋愛小説としてみるとどうであろうか。
 あまりにも普通すぎるし、じゃあミステリーとしてはどうかというと殺人とかトリックとか探偵が解決とかもないし、結論は「仕掛け本」というところで落ち着きそう。
 でもこんな恋愛も読む分には嫌いじゃない。むしろ好き。リアルっぽくて良いじゃない(いつも恋愛アドベンチャーゲームばかりやっている俺には新鮮だった)。でも可愛い顔している分マユは怖いよ。
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.123
(4pt)

確かに「必ず2度読みたくなる」本です

裏表紙のコメントに惹かれ手に取りました。著者も静岡県生まれだからでしょうか、作品内に静岡県の地名が出てきて親近感を覚えながら読み進めました。終盤から違和感を感じながら「最後から二行目」に達した時、本書の帯にも書いてあるとおりすぐに読み直してしまいました。ただ「仕掛け」を確認しながらの2度読みは、少々疲れますね。
イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)より
456203761X
No.122
(4pt)

確かに「必ず2度読みたくなる」本です

裏表紙のコメントに惹かれ手に取りました。著者も静岡県生まれだからでしょうか、作品内に静岡県の地名が出てきて親近感を覚えながら読み進めました。終盤から違和感を感じながら「最後から二行目」に達した時、本書の帯にも書いてあるとおりすぐに読み直してしまいました。ただ「仕掛け」を確認しながらの2度読みは、少々疲れますね。
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017
No.121
(4pt)

男ってやつぁよぉ、なんて感想を抱く。最後の章までは

前半は、マユとたっくんの純愛物語で、後半は、マユとたっくんに美弥子を加えた三角関係の恋愛模様になっていく、、という恋愛小説。男ってやつぁよぉ、なんて感想を抱く。最後の章までは。そして、最後のページをめくった後は、女は怖い、という感想に早変わりの叙述トリックが仕掛けられているミステリ小説でもある。
伏線の張り方もなかなか上手であり、思い出す場面場面で、なーる、と思う。もう一度見直してもいいかも、なんて思った。ちょっと読み直して「タック」の話が出たときなんか、「おおーここでっ」とか思うのである。章の分割がSIDE-AとSIDE-Bに分かれているところも、「そういうことっ」なのである。
近ごろ流行っている純愛小説のようで、実はまるでそうではなく、逆に生々しささえ感じられる秀作。まぁ、自分が叙述トリック好きというのもある。最後に「なにーーー」と驚きがあると、こう、読んだなー、っていう気にもなるし。
イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)より
456203761X
No.120
(4pt)

確かに、二度読みました。

読んでいる途中、ときどき何か不自然なものを感じるのですが、結局最後までそれが何なのか分かりませんでした。
最後のページで「え?え??」と、なり、解説のあとに用意されている用語辞典を読んでもまだピンと来ず、二度目を読んで、「おお。」とうなってしまいました・・・
不自然なものを感じたところが、見事に伏線になっていました。
イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (ミステリー・リーグ)より
456203761X
No.119
(4pt)

男ってやつぁよぉ、なんて感想を抱く。最後の章までは

前半は、マユとたっくんの純愛物語で、後半は、マユとたっくんに美弥子を加えた三角関係の恋愛模様になっていく、、という恋愛小説。男ってやつぁよぉ、なんて感想を抱く。最後の章までは。そして、最後のページをめくった後は、女は怖い、という感想に早変わりの叙述トリックが仕掛けられているミステリ小説でもある。
伏線の張り方もなかなか上手であり、思い出す場面場面で、なーる、と思う。もう一度見直してもいいかも、なんて思った。ちょっと読み直して「タック」の話が出たときなんか、「おおーここでっ」とか思うのである。章の分割がSIDE-AとSIDE-Bに分かれているところも、「そういうことっ」なのである。
近ごろ流行っている純愛小説のようで、実はまるでそうではなく、逆に生々しささえ感じられる秀作。まぁ、自分が叙述トリック好きというのもある。最後に「なにーーー」と驚きがあると、こう、読んだなー、っていう気にもなるし。
イニシエーション・ラブ (文春文庫) Amazon書評・レビュー: イニシエーション・ラブ (文春文庫)より
4167732017