(短編集)

幽民奇聞

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評判

幽民奇聞の評価:

4.60/5点 レビュー 15件。 C ランク

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平均点4.60pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全15件 1〜15 1/1ページ
No.15
(5pt)

ハズレなし 全て面白いのがすごい

恒川光太郎さんの描く物語が大好きです。
今回もはずれなし。とても面白かった。
次はいつ新刊読めるかなあー。楽しみ!!
幽民奇聞 Amazon書評・レビュー: 幽民奇聞より
4041137233
No.14
(5pt)

好きすぎる

読み始めてすぐその世界の中に連れていかれました。
徹頭徹尾、正に奇聞でした。
幽民奇聞 Amazon書評・レビュー: 幽民奇聞より
4041137233
No.13
(5pt)

安定の面白さ

安定の面白さ
幽民奇聞 Amazon書評・レビュー: 幽民奇聞より
4041137233
No.12
(5pt)

民俗学的な謎解き、自分探しの旅

恒川流民俗学的的自分探し、日本人が忘れかけているルーツ探訪のような印象。
それは「求めよ、さらば与えられん」の世界であり、何もせず手をこまねいて与えられるものではない。
運も縁も自らの生きる意志によって紡がれる。それが残酷で物哀しくとも。
合縁奇縁と絡まる「キ」の世界へようこそ。
幽民奇聞 Amazon書評・レビュー: 幽民奇聞より
4041137233
No.11
(5pt)

映像化したら主題歌はユーミンにしてほしい

という冗談はさておき、今回もリーダビリティがすごい。
幻想的な作中世界に、スッと入っていけるというか、向こうからスッと入り込んでくるような感じ。
そのまま陰惨なものも異物感なくサラリと入ってくるものの、読後感は凄くいいのもいつもながらさすがだ。

そんなに技巧を凝らした文章ではないけど、本当に文章が上手いというのはこういうことかもしれない。そんなことを思わせる、これが恒川光太郎なんだよなぁ
幽民奇聞 Amazon書評・レビュー: 幽民奇聞より
4041137233
No.10
(5pt)

奇縁に導かれて、殺し、殺され、救い、救われていく因果の物語

若い民俗学者が「キ」という特殊な闇の存在を探っていく物語。

江戸時代末期から明治時代にかけて存在していた「キ」という存在について、鬼のことなのか、居場所や契約のことなのか、化け物や妖怪を指すのか、少しずつ輪郭に迫っていく展開は読み応えがあった。

最初は亡くなったある画家の絵を検分しに行くところから物語が始まるが、その裏には幕末、新政府軍と旧幕府軍の二本松の戦が関係していた。

そこから時代を振り返りながら、鬼婆、狒々、座敷童など、様々な形で存在する「キ」が、どの時代にも存在するタガの外れた人間の蛮行にどう対処して暗躍したのかが描かれていく。

時代とともに繋がる奇縁に導かれて、殺し、殺され、救い、救われていく因果。

フィクションだが、実際にあってもおかしくはないリアリティたっぷりで幻想的な作品だった。
幽民奇聞 Amazon書評・レビュー: 幽民奇聞より
4041137233
No.9
(5pt)

ファンタジーってサイコー!

いつも通り面白くて、アッという間に読み進めることができました。たくさんの方々に知って欲しいことがありました。
幽民奇聞 Amazon書評・レビュー: 幽民奇聞より
4041137233
No.8
(5pt)

さすがの筆力

恒川 光太郎 らしい独特の世界観が展開される。キ とはサンカのことなのかな?怪異による特殊能力なのか、修練をつんだ人間の業なのか どちらとも受け止めうる微妙なラインで話が綴られていく。歳をとらない御屋形様や言葉を理解する狒狒など異形のものが登場するが、かといって ホラーに堕することなく幻想的な不思議な世界、まさに恒川 光太郎 らしい作品といえるでしょう。
最近はやりのカクヨム系のホラー作家さんたちには真似のできない筆力。こういう人こそが作家を名乗る資格がある。
幽民奇聞 Amazon書評・レビュー: 幽民奇聞より
4041137233
No.7
(5pt)

過去の鼬(いたち)、ケシヨウに続く生物ものの新作

作品中にたびたび〈〉で語句が括られている。ストーリーで重要な部分を強調するためのものもあれば、読者を楽しませる彩りを放っている語句を示すものもあるように読めた。
1回目より2回目のほうが、内容が呑み込めて作者の磨いてきた文章を精読できた。。
「夢獅子考」では仙境にいる金星、百弱、知念のうち、誰がどこに移動したか。鶯谷玄也のいる世界に行ったり戻ったりしているので、1回読んだだけでは整理できないかな。
幽民奇聞 Amazon書評・レビュー: 幽民奇聞より
4041137233
No.6
(4pt)

消えゆく者へ贈る挽歌

●現実とアナザーワールドの境目を幻想的に描写した初期作品とは若干趣を異にした作品。
本書は妖しい世界に重点を置いたものではなく、時代の荒波にもまれ消えゆく者たちの物語
である。
「狒々」や「キ」が登場するが伝承や古文書に足跡が残っている程度の儚い存在。戊辰戦争
において新政府軍に対抗した奥羽越列藩同盟も又、歴史から消えゆく運命である。時代の趨
勢ゆえ逆らえないことではあるが、”忘れないで欲しい”と訴えている姿が切ない。
「最後のキ」からラストの「すすき野原の先で」は、思わず胸が熱くなってしまった。歴史
の陰へと去ったものへの挽歌が聞こえたようだった。
幽民奇聞 Amazon書評・レビュー: 幽民奇聞より
4041137233
No.5
(5pt)

最高でした。キ待どおりの作品。

最近はあまり小説を読まなくなってしまったが
この作者の本だけは毎回買っています。
昔は京極夏彦を一番読んでいたけど、
この作者のデビュー後は恒川光太郎作品が一番です。
今作は日本の史実の裏に隠れた「キ」という組織の話で
ストーリーはとても面白く最後は涙が出そうになりました。
ホラーやファンタジーが好きなので、やはり最初に
狒々という得体のしれない者が現れたときは
「キたキたー!」という、この作者の世界って感じがして最高でした。
とても幅広い世界観を持つ作者なのですが、今回の世界観は
「金色機械」を読んでハマった人ならみんな大満足するような作品だと思います。
幽民奇聞 Amazon書評・レビュー: 幽民奇聞より
4041137233
No.4
(1pt)

今回こそは

恒川さんの書く不思議な和ホラーが好きで、秋の牢獄、神家没落、夜行の夜、風天孔参りなど何度も読み返している。しかしここ最近の新刊は毎回退屈な話ばかりでガッカリしている。タイトルを見て今回こそはと楽しみにしていたが特に不思議な事も起こらず平坦な話でつまらなかった。
幽民奇聞 Amazon書評・レビュー: 幽民奇聞より
4041137233
No.3
(5pt)

鳥肌が立った

間違いなく傑作
この作者は円環というか繋がりを表現する天才だと思う
ジャガーワールドは読み終わるのに時間がかかったが本冊は一日で読み終えてしまった。
幽民奇聞 Amazon書評・レビュー: 幽民奇聞より
4041137233
No.2
(5pt)

気づいたら物語に没入する面白さ

恒川作品では、少し珍しく?三人称スタイルの本編。
今回も期待を裏切らない面白さでした。
どうやったらこんなすごい物語を描けるのだろうと。
幽民奇聞 Amazon書評・レビュー: 幽民奇聞より
4041137233
No.1
(4pt)

四つの話の繋がり具合にセンスの良さを感じましたね。殊に、書き下ろしの二篇が気(キ)が利いてましたっ

〈キ〉という妖(あや)しの一族、不思議な集団にまつわる話を収めた作品集。
季刊誌『怪と幽』に掲載されたそれぞれが百頁ちょっとの話が二つ、その半分ほどの長さの話が一つ、エピローグとしての掌篇が一つと、全部で四つの話からなっています。

滅びゆく一族(集団)の哀しみ、みたいなものが作品の底に流れていて、そこに過ぎ行く幕末から明治の時代の空気感が重なることで、光と影の淡い輝きが生まれているように感じました。

それと、それぞれの話の繋がり具合が気が利いていて良かったですね。
なかでも、書き下ろしの二篇⚓ 話の繋がりという点でこの二篇が、蝶番(ちょうつがい)みたいな役割を果たしているところが上手いな❗と感じました。

四つの話の初出は、以下のとおりです。

幽民奇聞 Amazon書評・レビュー: 幽民奇聞より
4041137233