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任侠梵鐘
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任侠梵鐘の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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シリーズ全て読んでいるが、正直このシリーズはあまり好きでは無い。 その理由は、TVドラマ化狙いの臭いがプンプンするからだ(既にシリーズ二作目が映画化)。 また、今野敏は過去の刑事モノの作品の中で、繰り返し且つ徹底的に暴力団に対する嫌悪感を露わにしている。 だから、任侠シリーズの様な堅気には絶対に迷惑をかけない、義理人情を重んじる配下の躾けがしっかりしている任侠団体なんて、本来はあり得ないのだ。 さて、本作は過去のシリーズとは ”事件” の入り方が異なる。 本作も変わらず、組長の五分下がりの兄弟分が話しを持ち込むのは同じだが、乗り込んでの立て直しでは無く、トラブル解決だ。 基本はお寺と地域住民、それも新たに住民となった ”新”住民と、代々その土地に住む”旧”住民との考え方の違いや、檀家制度が徐々に崩壊していき経営難となった神社やお寺の宗教法人格を狙うブローカーの暗躍。 昨今、サラッと読んだニュースのヘッドラインだけでも、除夜の鐘などに対する”新”住民からの苦情、”新”住民が子供の声が五月蠅いと公園を封鎖する、”旧”住民が勝手に決めた町内ルールなどがある。 ”新”住民の理不尽な要求、”旧”住民の理不尽なルール。 そういった都会ならではの新旧住民の考え方の違いを上手く拾ってブローカーと絡め、任侠団体が乗り込む様を描くのは流石に上手だと思う。 だから今までの任侠団体総出で相手先に乗り込み立て直す内容と異なり、任侠団体本来のシノギで有るトラブル解決が今回のテーマとなっているので、物語終盤までは楽しく読めた。 しかし、最大の難問であるブローカーとの ”対決” に関しては、結局このシリーズのいつもの手法と同じ。 だから読後感は、「あぁ、またこの解決方法か・・・」となってしまう。 今野敏の持つ各シリーズは、シリーズごとの ”方程式” がしっかりと決まっており、そこが安定感を醸し出していると言えるが、言い換えればワンパターン化でも有る。 この任侠シリーズは、ワンパターン化された起承転結が毎回同じ過ぎて、どうしても評価が低くなってしまう。次のシリーズも必ず読むけど。 | ||||
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いつも楽しく読ませていただいています。どの様に解決して行くのかどうか先が楽しみで一気に読んでしまいます。 | ||||
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この任侠シリーズが大好きで全て読んでいます。今回も親分さんの顔の広さが。。。 今回も面白かったです | ||||
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期待通り | ||||
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目黒区在住なので、モデルとなった神社はあそこかな?とかお寺は同じ通りに面するあそこかな(宗派はちがいますが)商店街はあそこだろうな、など情景を浮かべながらあっという間に読み進めてしまいました。 次はどんな舞台になるのか楽しみです。 | ||||
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ストーリー展開が奇抜で、一気に読み終えた。 | ||||
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隠蔽捜査シリーズと任侠シリーズが好きですが、今回の任侠シリーズは今ひとつでした。 | ||||
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やっぱり、このシリーズは面白い。渡世人の阿岐元組長が彼なりのユニークな発想でカタギの世界での問題を解決に導くいつもの展開の一方で、本作では、組長と神主や住職の間の言動に、生粋の民族主義者である著者の思想が反映されており、相変わらずの押し付けがましさが鼻につく。 | ||||
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