■スポンサードリンク


かっぽん屋



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
かっぽん屋 (角川文庫 し 29-1)

かっぽん屋の評価: 4.00/5点 レビュー 10件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

あれれ

少年の性をリアルに描いた作品。失われた文字をもとめて、というテーマにあんまり関係ない作品が好きだ。これ、プルーストと何か関係あるのか? と今思った。
かっぽん屋 (角川文庫 し 29-1)Amazon書評・レビュー:かっぽん屋 (角川文庫 し 29-1)より
4043646011
No.1:
(3pt)

重松小説覚醒前

重松さんの未発表短編集です。
私は重松さんが、直木賞を獲った人間の心の苦しみと葛藤を描くスタイルの小説を確立させたのは「見張り塔からずっと」だと思っていますし、重松さんもその類のエッセイを残しています。
この短編集は殆どがその「見張り塔からずっと」より前の作品なので、現在の重松小説のよさは殆ど出ていません。もしあなたが重松小説を初めて読むのならこの本はお勧めできません。
ただ私もその一人ですが、駆け出しの頃の重松さんの葛藤が色濃く滲み出ていてその苦労が伺えるので、重松小説を何冊か読んだ方にはお勧めできます。
当時の流行作家の筒井康孝さん、小松左京さん、赤川次郎さんの小説をかなり意識していて、当時暗中模索だった重松さんが感慨深げに目に浮かんできます。
もしあなたが作家志望であれば絶対に読むべきです。
かっぽん屋 (角川文庫 し 29-1)Amazon書評・レビュー:かっぽん屋 (角川文庫 し 29-1)より
4043646011

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!