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E7 しおさい楽器店ストーリー
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E7 しおさい楽器店ストーリーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.93pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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安定の作品 | ||||
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相変わらずの喜多嶋ワールドに癒され、元気をもらい、読み終わった時の心地よい感じは、次の展開を期待させる気持ちになる。葉山が舞台なのもよく知ったところなので、感情移入してしまいます。 | ||||
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良いですね~ | ||||
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私は、この「しおさい楽器店ストーリー」シリーズを読むとき、曲名が書かれていると、スマホでその曲を流しながら読んでいる。葉山の海辺にある小さな楽器店をイメージしながら、ゆっくりと読み進めていくと幸せな気持ちになってくる。 そもそも、私が、再び、喜多嶋作品を読むようになったのは、この「しおさい楽器店ストーリー」シリーズがきっかけだった。三浦半島に住んでいるものとして、葉山の小さな楽器店をありありと思い浮かべられて、すぐに、気持ちは哲也と涼夏の仲間になっていたのだ。 前作で、哲也と涼夏の確かな進展と、涼夏の素敵な声の可能性を感じられて、大いに盛り上がった。今回の作品では、どういうストーリーを見せてもらえるのか、ワクワクしながら読み始めた。なんと、今回は涼夏の弟の真一が主役だった。 真一が、涼夏も歩み始めた音楽の世界に引き寄せられるように、日本に逃げるように戻ってきて哲也たちと暮らし始める。彼は、彼自身で積み上げてきた技術を持ち合わせていた。まさに、哲也と涼夏の音楽の世界に入り込むだけでなく、その世界で自立し始めるのだ。同時に、涼夏と真一姉弟の心の中のわだかまりも、徐々にほぐしていく暖かい物語だ。そして、周りの大人たちの助けも借りながら、父との問題を解決していく真一と哲也。 本音を言うならば、哲也と涼夏の二人の進展ももっともっと知りたい。そして、ますます、音楽の世界での、哲也と涼夏とこの仲間たちの活躍を観て(読んで)みたいと思う。 次回作以降も大いに期待したい。 | ||||
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待ちに待った新刊 いつものように読中にささるくさいセリフも心の中に落ちていく不思議な感覚。シリーズを通しては主人公の目を通して描かれていく今作も人物の成長が一つのキーワード。小さかった子供もいつのまにか自我が芽生えて大人になっていくそれを暖かく見守ろうとする主人公。誰の心の中には蟠りがあってそれを消化することで一歩前に進め新たな人生の扉を開くことに… また、少しの間、何度も読み返して次の新刊を待ちます。 see you next time | ||||
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長年、著者の作品のファンとして、是非とも読んでみて欲しい一冊です | ||||
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調査会社の名前が最高でした。 | ||||
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しかも、最速で❗️ ネタバレになるので、割愛するけど、ある少年が子供から社会人、職業人としてはばたく姿。 何故か、私は余り深く考えず読み始めて気付いたら、あっという間にエンドロールと後書きだった。 不思議なのはあっという間なのに、ありありと、その風景が浮かんでくる。 映画で見たわけでもない。 主人公にあったわけでもない。 それが喜多嶋流? | ||||
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全巻楽しんでいます。 | ||||
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喜多嶋隆氏の作品は150冊程読んだけどどのシリーズも最高。 このシリーズも大好きだし、そもそも喜多嶋隆氏の作品は読み易い。 | ||||
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本作品を読んで思ったのは、真一の出方が、コバルト文庫、時代の『くたばれベートーベン』のトロに何ているなと思いました。 喜多嶋作品の中で一番好きなのが、くたばれベートーベンなので、真一の活躍は嬉しいですね。 それに、筆者が音楽と海に関する、かなりの専門家であることが伺えますね。 マイクの種類の詳しさや、2キロから3キロの真鯛が美味しい等の文章に、筆者の専門家ぶりが見えています。 本作品の中で、一番好きな言葉は、171ページの『夏ミカンのような色に染まっていく海を見つめていた。』ですね。 短い文章の中に、本作品の根底にある【飾りすぎない、格好付けない】というコンセプトを表現しているのではないかと思いました。 | ||||
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シリーズの五作目は、涼夏の弟である真一が突然帰国して哲也の店を訪れる所から始まる。 本作は基本的にこの真一成長物語だと思う。姉への罪悪感とニューヨークの音楽仲間との体験、帰国後に音楽業界垣間見た体験を通して、線の細い少年から職人へと脱皮しつつある彼だけでなく、シナボンは医師として、その父親も。 また長年の読者が楽しみにしているのが、観光地としてではなくて地元民目線での夏の湘南の描写。これが喜多嶋作品の重要なエッセンスのひとつになっている。 そして姉弟の長年の蟠りが氷解するラストシーンに胸を熱くさせられる。こういった形での仲直りの仕方は、独特であっても可愛らしい。 あえて一つ言うと、モノ作りに関心がある自分が一番好きなキャラクターである家具職人の匠の出番がここのところ少ないのが少し残念。しかし今後は、更に経験を重ねて成長していく真一が代わりを務めてくれる事に期待します。 拙いレビューですみません<(_ _)>。 | ||||
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しおさい楽器店ストーリーの第5作 前作で、昔からの読者を喜ばせる、CFディレクターの流葉爽太郎とのセッションが始まり、 今回の作品でもセッションは続いている。 そして、たぶん初めて、本編中のキーとなるコードにタイトルのコード「E7」が使われた。 前作でフレミング大佐という過去の作品の登場人物を登場させたと思ったら、 今作は、テーマの一つに、過去の作品のタイトルを忍ばせてきたように感じる。 それがレビュータイトルにもある「カムバックには遅くない」ではないかと。 答え合わせはできないけれど、この言葉が自然に浮かぶシーンがいくつかあったことも印象的でした。 | ||||
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しおさい楽器店シリーズの5作目『E7』は、家族とは何かを考えさせられるストーリーでした。 そして、音や声が聴こえる小説でした(それには、新たな登場人物である真一が大きな役割を果たしています)。 ラストシーンでは、あたたかい感情がこみあげてきました。 主人公の哲也をはじめ、登場人物たちは自分で自分の人生を決めて歩いています。 みんな、その道のプロフェッショナルです。 人にどう評価されるかではなく、自分が納得できるかどうかーーで生きている。 プロフェッショナルって、こういうことなんだな……と、しみじみ感じました。 今の世の中では、みんなが自分を飾って生きています。 そうしないと、生きづらいのかもしれません。 でも、この小説の登場人物たちは、そうじゃない。 僕が僕であるために、私が私であるために、大切なものは何か。 そして、必要ないものは何か。 それがわかっている芯の強さ、まっとうさに、憧れます。 | ||||
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この作品では、自分の道を自分で切り開くべく、模索もしくは努力している者達が、いつも描かれている。 木村彩子しかり、山崎唯もまたしかり。 今回も、親の敷いたレールから外れ、自分の道を歩み始めた涼夏の弟真一。 それを応援し、見守る哲也と涼夏。 道は違えたが、涼夏と真一の父親も、ビジネスの世界で己が力で道を切り開いて来た。 そして、亡き哲也の父も…… この一族には、そんな内に秘めた強さがある。 | ||||
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