■スポンサードリンク
間諜 洋妾おむら
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
間諜 洋妾おむらの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
描写はとても丁寧でリアル。風景を髣髴とさせる表現力がすばらしい作家です。この作品は維新前後の薩摩藩の立場や幕府との綱引き・力関係の微妙な移り変わりをきちんと考証していて気持ちよく読めます。 が、前半を描いたこの上巻は、物語の背景を丁寧に描くことだけで終わってしまっているようなところがあって、下巻に誘導する力が弱いかな、と、感じます。 発表当時の「間諜」というシンプルかつぴったりのタイトルに、わざわざラシャメンなんていうキャッチーな文句を追加したのもどうかと。そのラシャメンは上巻ではなっかなか登場しませんから。 洋妾と書いてラシャメンと読ませるのも間違いではないですが、ラシャメンという言葉が生まれた当時の日本人が感じていた嫌悪感や差別感が希薄になる気がして好きではありません。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!