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勇者症候群
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勇者症候群の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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自分も電撃大賞を目指しているので、勉強のために買って読みました。 結論から言うとザ・王道です(安里アサト先生の言うとおり)。 敵が自分を勇者だと思っている病気に陥って暴れている存在だという設定は斬新だと思いました。異世界転生モノへのアンチテーゼですね。 そういう意味で本作は『処刑少女の生きる道』に似ているなと思いました。つまり、冒頭のインパクトがものすごく強いということ、それがこの作品の魅力のほとんどを占めているということです。 私は処刑少女はあまり好きではありません。あれも冒頭は衝撃的ですが、他は大したことなかったです。この小説も冒頭の仕掛けはすごいですが、それ以外は良くも悪くも「王道」でした。 よく言えば「テンプレをきちんと使えている」作品。悪く言えば「ただのテンプレ」。これは受け手によって異なるでしょう(どれだけ多くの作品と触れてきたかによる)。 『86』や『竜殺しのブリュンヒルド』のような怪作・新鮮な作品を期待している人にはお勧めできません。 この作品は金賞とのことですが、おそらく大賞ではないのは王道であることが理由だと思います。 大賞をとるには、もうひとひねり必要なんだと思います(あとキャラがテンプレすぎる)。 そう言う意味で電撃大賞金賞受賞は納得だと思います。 興味ある人、電撃を目指している人は読んでみてはいかがでしょうか? 色々な意味で参考・勉強になると思います。 ボロクソ言っている人もいますが、自分はそこまでとは思いませんでした。 自分も目が肥えている方なので、まどマギとかの方が面白いと思います。 決して悪い作品ではないと思いますが、僕はブリュンヒルドや86のような変わった作品の方が好みです。 ということで星3評価にしました。 | ||||
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人が怪物に変化する世界で、殲滅を主張する少年と救済を主張する少女のバディもの、という何度見たか分からないような話。少女の方が主人公なのはちょっと珍しいだろうか。 タイトルにもある独自の点として、怪物になった人間は自分が「異世界転生勇者」のような存在になったと思い込んでおり、魔物を倒すつもりで周囲に被害を与えている。 この設定は少し面白そうなのだが、びっくりするぐらいストーリーに生かされない。想像上の「異世界」に主人公が入り込むという描写があるものの、特にその中で活動するわけでもない。(これもベタだが)怪物の心の闇に立ち向かうというわけでもない。武力で倒すか、ちょっと話しかけて説得する程度。ならバトルは凝っているのかいうと、これも平凡である。 主人公の特異な設定や過去についても扱いが非常に軽く、よく分からないうちに終盤に入ってよく分からないうちに終わる。唯一の救いは、筆力が高くそれぞれのシーン自体はそれなりに読めることだろうか。 面白くないとは言わないが、あまり他人に勧められるものではない。 | ||||
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