■スポンサードリンク
うちの父が運転をやめません
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
うちの父が運転をやめませんの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
10年前と言ってもこの本は令和5年に初版発行なので無理ですが… 私は高齢者講習の仕事をしています。 講習に来られる人はほとんどの方が、自分はテレビで報道されてるような事故は関係ない、またまだ自信がある!と思われてます。 運転操作を誤っても、今日は調子が悪かっただけや!で終わり…現実を認めない方も沢山おられます。 この本の作者の柿谷美雨先生は良く高齢者の事を調べられてますね、運転をやめないお父さんの行動や心情は、自分が失敗した時に誰かのせいにしてしまうところなど正にそのとおりです。 父親が認知症だったのか、そうでなかったのか?は結局分かりませんが、物語の中の頻繁に車をぶつけるというところは、どこでぶつけたかはあまり書かれていませんが、通り慣れた場所や、自宅の駐車場であればほぼ間違いなく認知症が始まってますね。 日付の問題が出た、農家に日付や曜日なんか関係ない!というところも、試験を受けに行く日は気にしていたから覚えているはずですから、それが分からないのも問題ありですね。 この本を読んでいて、高齢者の感情、行動を良く調べて書かれているなぁ!と感心しました。 そして田舎の父母をどうするのか?免許を返納したあとの生活はどうなるのか?という問題を見事に解決されてます。 ただ現実はそう上手くはいかないだろうなとも思いますが、こういう方法もあるのだなという一つの提案としては一考に値します。 自分の両親もこのような状態でしたし、田舎の過疎化についても正にこの本に書かれているとおりです。 高齢な親を持たれている世代の方に是非読んでほしい本です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
垣谷美雨さんの著書はほぼ読んでいるのですが、この作品が1番好きかもしれません。 この著者の特徴で、問題を抱える主人公がいて、終盤にかけてその問題が次々解決していき、ラストは(主人公にとって)大団円で終わるというのがいつもの流れなのですが、たまに展開が強引すぎて消化不良になる作品もありました。 しかし今作は主人公が人生を選択するまでの葛藤や、息子や妻の感情の変化が納得できる形で描かれていて、主題の『高齢者運転』についても無理のない範囲で解決策や展望を提示していたと思います。 人生において働くということの意義、地方の高齢者にとっての運転することの意味、バスの廃線や買い物難民、色々と考えさせられました。 読み終わった今は良いものを読んだなあという満足感にひたっています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
老人会で紹介しました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
田舎から出て来た両親は、映画 東京物語を彷彿させました。田舎で移動販売ビジネスとかがもっと普及すれば、コミュニティでの人々の関わりが増えて、楽しく田舎に住めそうな気がしました。田舎活性化の1つのモデルとして興味深く読みました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なぜかめでたしめでたしのような結末になっていますが、親の運転をやめさせるのにここまで自分を犠牲にしなければならないのかと思うと、ゾッとします。 介護のために仕事をやめる発想に、かなり近いものを感じます。 この主人公はこれで満足らしいけど、全く根本的な解決になっていない。 みんながみんなこんなこと現実にできるわけがない。 ここまで自己犠牲しろということなら、この作品に憤りしか感じません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
家の父が運転をやめません。 先だって、感想を投稿しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一気に読みました。 私も実家の両親がなかなか運転をやめず、困っていたのでとても共感しました。 都会育ちの奥さんと、田舎育ちの主人公の解像度が高くて感心しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本は最初から最後まで楽しく読めました。読みやすいし、いろいろなことについてよく考えさせる本だと思います。もちろん、ストーリーの中に、年寄りの運転についての強いメッセージがありますが、それ以外、家族や仕事についてのメッセージもあって、人間にはほかの人間が必要であることも伝わります。垣谷さんの本を読むのは今回がはじめてでしたが、これからも読むつもりです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
取って引っ付けたような言い訳が添えられてはいるものの、基本は高齢者へのダメ出し。 高齢者をいたぶることがそんなに楽しいんだろうかと思ってしまった。 車はモノを運ぶだけのものではない。 この著者は車を運転する楽しさというものがまるで分かっていない。 なんともはや、の本でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本の表紙を見て、もっと軽い話と思って読んだが、身につまされるストーリーだった。老人の危険運転を取っ掛かりに、過疎化、バス廃止、買い物難民、外出不足による認知症リスクといった社会問題の提起。時代の変化に伴い、自分の生き方も変化させて行く必要性の提起。色々と考えさせられた。自分も来月60歳になるが、あと何年運転できるんだろう。雨の日の夜は運転しないようにしたいものだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
垣谷さんの小説が好きでいろいろ読んでいるが、この本は男性が主人公で、ほっこりするお話だった。珍しい設定だが、なかなか面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
タイトル通りの、高齢者の自動車事故が社会現象のなっているからこその作品。舞台は田舎の実家の両親と、都会で育つ息子家族の両面で描く。田舎の高齢者問題や過疎化問題のほうにフォーカスしている印象。田舎では車がないと生活できないという課題に対して、息子が解決策を見つけて、全体最適を行うことができるようになるサクセスストーリー。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても面白かった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一時期、垣谷さんにハマって大半の作品を読みました。勿論、老後の資金がありません!も。大好きな天海祐希さん主演の映画も拝見しました。が、やはり書籍の方が良かった(私はです) 久し振りに手に取った「うちの父が運転をやめません」は高齢者ドライバーの問題のみならず、今が抱えている多くの問題を真剣に考えなければと思った次第です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読みものとしては、後半に入るまでなかなかストーリーが進んでいかなかったり、登場人物たちの我が強く感じられ何度か途中で読むのをやめようかと思うこともあった。 ただ、それは逆に考えるとリアルな人間模様や現代の生活、問題を表現していたのだなと読み終えてからは感じられた。 終盤に入ってからは、展開が急にテンポアップしおもしろくなっていった。 作中と同じように車が必要な田舎に暮らし、運転を愛する者として、近い将来直面するであろう状況をイメージさせる内容でもあり、エンタメ作品でもありそこそこ楽しむことができた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
垣谷さんは好きな作家さんですが、こちらの作品はちょっと期待し過ぎたようです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
高齢者の免許返納 この題材を小説にしたのがすばらしいが、、、 結果として子が仕事をやめ妻子と別居して親の残人生につきあってやらねばならないという 普通現実しないであろう展開。 フィクションだからいいのかもしれないけど、この本を手に取る人は 今、もしくは近い未来同じ問題にかかわり 何か解決策がないかという思いを持って読む人が多いと思う。 仕事をやめて妻子と別居して子供の進学もあきらめさせるというのは期待しない展開だ。 そういう意味で期待ハズレなのだ。 ぜひ次回作では 同じ問題を別の解決をした例を上げてほしい。 できれば世の中の同じ問題を抱える人達がヒントにできる方法であることを期待します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この著者の作品はなんかすごいですね。 現代における問題点を、次々に、娯楽小説にしたてあげています。 今回は、老人の危険運転の問題を扱っています。 老人になったら運転免許を返納すべし、という声があるものの、田舎ではほかに交通手段がない、ということは、本作品のなかでもとりあげられます。 そういった老人の問題ばかりではなく、過疎の問題、都会での家族の問題、サラリーマン人生の問題、等々、さまざまな問題がとりあげられています。 たいへん盛りだくさんですが、もちろん、娯楽小説ですから、楽しく読んでいるうちに自然に問題の存在がわかってくる仕掛けになっているのです。 ラストはハッピーエンドです。 これは嬉しいし、ほろりと泣かされました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まさにこの問題で家族会議を繰り返しておりましたが、やっと父も観念してくれました。免許を取り上げるばかりではなく、父の生活環境を見直すことから始めなくてはならないと読後に実感しました。長年の鬼門から抜け出せました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
孤独ってそんなに辛いモノなのかなあ…と思わんでもなかった。子供の頃、近所に苦手なお姉さんお兄さんやおじちゃんおばちゃんが多かったし、昔の大人は親世代が仲が悪いと、その子どもに向かって腹いせする様な事も割と日常にあったから居りゃ良いってもんでもないが。と 昔の大人って大人気なかったよなあ…と思い出してみた ちなみに、いつの日か来て欲しいのは「介護休暇が取れる」日ではない。介護しないのが当り前になる日だなあ 楽しいお話だけど、終盤の「運転が本当に危ないと思ったら止めてくれ」と言われたら「それ、もうすでに、正しく今なんだけど」と突っ込み入れたくなってみた 個人的には田舎で生活する高齢者に関しては「時間帯の指定」派なんだけど 楽しく読みました | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!