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探偵は田園をゆく



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【この小説が収録されている参考書籍】
探偵は田園をゆく
探偵は田園をゆく (光文社文庫)

探偵は田園をゆくの評価: 4.88/5点 レビュー 8件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.88pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(5pt)

面白過ぎるべさ。

短編集と合わせて必ず「映画化」してけろ。それと、はやぐ第三作目出版してけろ。面白すぎるべさ、おなご探偵譚!!!!
探偵は田園をゆくAmazon書評・レビュー:探偵は田園をゆくより
4334915124
No.7:
(5pt)

まずは前作から!

いきなり本作から読んでも大きな問題はありません。
しかしながら‘シングルマザー探偵の事件日誌’から読むことをお奨めします。
いずれ映像化されそうな作品だと思います!
探偵は田園をゆくAmazon書評・レビュー:探偵は田園をゆくより
4334915124
No.6:
(5pt)

山形弁が沁みる!

山形弁は読みづらい。だども、それが心に沁みてくる物語だず。沁みるけど、都会では話せない!
探偵は田園をゆくAmazon書評・レビュー:探偵は田園をゆくより
4334915124
No.5:
(5pt)

次作が今から心待ち

とても面白かった。
1作目は短編だったが、本作は長編。どちらも面白いが、やはり長編だと読みごたえがあった。
作者の「八神瑛子シリーズ」や「バッドカンパニーシリーズ」などを読んだあとだったので、現実的で生活感溢れる本作はちょっと意外な気もしたが、登場人物も非常に個性的で、ドンパチ抑え目のストーリー展開も非常に丁寧に描かれ、作者に対する個人的好感度がぐっとアップした。
元警察官のシングルマザーで、いつもは雪下ろしだのデリヘルのドライバーで糊口をしのぐ山形弁の主人公が非常に魅力的。
次回が待ちきれないくらい楽しみです。
探偵は田園をゆくAmazon書評・レビュー:探偵は田園をゆくより
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No.4:
(5pt)

ぜひ映画化してほしい

名作「探偵は女手一つ」が長編になって、一段とグレードアップ。シングルマザー探偵・椎名留美の筋読みが冴えわたる。
作者は、過疎の地方都市の温かさと疲弊感を見つめつつ、現実に起きても不思議ではないような物語を紡いでいく。決して明るい話ではないのに、どこかほのぼのした空気を感じさせるのが、山形弁の魅力のなせる業だろう。脇役の元暴走族夫婦もすばらしい。これ、映画にしない手はない。留美役は、育児で忙しいだろうけど、蒼井優、やってほしいなあ。
探偵は田園をゆくAmazon書評・レビュー:探偵は田園をゆくより
4334915124
No.3:
(4pt)

よい意味で生活感に満ちたハードボイルド・ミステリ

山形のシングルマザー探偵・椎名留美の活躍を描くシリーズの第2弾である。
第1弾『探偵は女手ひとつ』は短編連作だったが、本作は長編だ。

面白かった。エグい話も多いこの作者にしては、エログロ要素もなく、珍しく一般受けするシリーズだろう。テレビドラマや映画にしてもいいかも。

ハードボイルド・ミステリと言ってもよい内容だ。主人公の探偵が失踪人探しを依頼されるという、ド定番の展開だし。

ただ、一般のハードボイルドが生活感を意図的に消した〝ある種のファンタジー〟であるのに対し(斎藤美奈子は「ハードボイルドとは男性用のハーレクインロマンスなのだ」と喝破した)、本作は生活感に満ちており、むしろその点こそが魅力の核となる。

そもそも、ヒロインは探偵業だけで食っていけず、依頼がないときは便利屋をやって金を稼ぐという設定なのだ。
また、本作で事件のきっかけを作る人物の動機にも、すごく生活感がある。

作者の地元でもある山形の方言が全編に飛び交う点も、ハードボイルドとしては型破りで、その点も生活感を増幅させる。

そのような生活感は通常のハードボイルドなら瑕疵となりやすいが、本シリーズはそれを逆手に取って魅力に変え、他に類を見ない個性派ハードボイルドを成立させたのである。

ヒロインのお金の使い方・捜査方法・食事など、行動のどこをとってもすごくリアルで、絵空事感がない。
探偵は田園をゆくAmazon書評・レビュー:探偵は田園をゆくより
4334915124
No.2:
(5pt)

2023年度ベストミステリー

これが一番だべ。
既に今年度これから出るであろう数多のミステリーを合わせても
これがベストの中の一冊。決定しました(^-^)
探偵は田園をゆくAmazon書評・レビュー:探偵は田園をゆくより
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No.1:
(5pt)

著者の作品で一番好き

B級アクションを確信的に描く著者ですが、これは銃撃戦とは無縁の、極めて正統派の探偵ものです。前作は短編集でストーリー的にはちょっと物足りなかったけど、本作は王道の「人捜し」を課題にした読み応えのある作品でした。地方の探偵も女性の探偵も過去に例がありますが、生き生きとした山形弁を駆使して暖冬やコロナを取り入れることで類書から頭一つ抜け、振り返るとそんな馬鹿なというお話でも、リアリティが増し、動き回る探偵に引きずられて、読むのをやめられませんでした。東直巳のあのシリーズを彷彿させるタイトルも好みで、続編を読むのが楽しみです。
探偵は田園をゆくAmazon書評・レビュー:探偵は田園をゆくより
4334915124

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