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MAMA



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【この小説が収録されている参考書籍】
MAMA (電撃文庫)
MAMA 完全版 (メディアワークス文庫)

MAMAの評価: 4.00/5点 レビュー 21件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 1~20 1/2ページ
12>>
No.21:
(4pt)

歪んだ愛情。

それさえも救われるような温かい物語。
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No.20:
(5pt)

大好きなんです

電撃文庫の頃から本当に好きで。
読み返して、やっぱり好きだなぁと思いました。
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No.19:
(5pt)

読み始めて、期待通りでした。

ミミズクで紅玉先生のファンになりました。届いて10ページほど読んで、期待通りの読み心地で嬉しくなりました。読み始めたら止まらなくなるのが分かっているので、しっかり時間を確保して、紅玉ワールドにダイブします。久しぶりの心地よい沼に、首までどっぷり浸かります。
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No.18:
(5pt)

【たとえ壊れゆくものでもそれを愛と呼ぼう】

儚くも歪んだ愛のお伽噺。きらびやかな幻想的な世界観の中、現実を生きようとする人間の強かさが印象的だ。魔術師の家系に生まれながら、才能がない少女が、神殿の書庫で封印されていた人喰いの魔物と契約し、その代償として体の一部を失いながらも、彼のママになろうと足掻き、世界を広げていく。主従関係を超えた、血縁にもまさる純朴なまでに捧げ尽くし、また起こりうる苦難から、傷一つつかないよう大切に守り抜く少女と魔物の信念と愛情の深さに、歪だろうとぎこちなかろうと、これも真実の愛なのだと染み渡る温かさに胸がいっぱいになった。
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No.17:
(1pt)

辛口レビューです

この方の著書を読むのは『ミミズクと夜の王』『毒吐姫と星の石』に続き、本書で三度目になるわけですが、いやはやどうして自分には合わないようです。
上述の両作品ともAmazonでの評価の高さから買ってはみたものの好みとは違いました。
そして「二度あることは三度ある」とはよくいったもので、本書も読み始めてすぐ「ああ、やっぱりか」と、結局100ページ足らずで読むのをやめました。
そもそも好みではないことは読む前から予想はついていたのです。
それはこの方の著書を読む度に、毎度私が“主人公に人間味がない”と感じていたことに起因します。
そのように感じていては感情移入なぞできようがないのです。
人間味が感じられなかったのには理由があり、
一つ、主人公の境遇
二つ、主人公の言動
が挙げられます。もう十分長いことは承知しておりますが、詳しく書くとより長くなるのでやめておきます。
では、なぜまたも同じ著者の本書を手にとったのかと思われるかもしれません。
本の内容とは無関係な私事で恐縮なのですが、私は買うときは一気に買って時間ができたら消化していく性分なので……そうです同時に買ってしまいました(p_-)
というわけで、せっかく買ったのでダメ元で読んでみたというわけでございます。(あとまだ同著者の『雪蟷螂』も残っているのですが笑)
好きは人好きなんでしょうけどね、私には合わなかったという話をだらだらと認めさせていただきました。夏休みに入った暇な大学生の暇つぶしとして許容してください笑
駄文長文失礼いたしました。以上。
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No.16:
(5pt)

綺麗にまとまったお伽話

落ちこぼれの少女が人喰いの魔物のママになろうとした
歪んでいながらもとても純粋で優しい愛の物語。

「わたくしには貴方だけ。」
そう言いつつも変わり始めるトトに対して
ホーイチのかけた言葉と取った行動は
あまりにも優しさに溢れていて、
読むたびに切なさと愛おしさに包まれます。

短すぎと言う声もあるようですが、
私的にはあえて深く掘らなかったところが
綺麗にまとまった感じがしてツボでした。

紅玉いづき先生の人喰い三部作の中で一番好きな作品です。
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No.15:
(5pt)

いい。

紅玉いづきさんはミミズクと夜の王で知りました。
そちらが有名だったのは前々から知ってました。
たまたま古本屋でセット(ミミズク、毒吐姫、MAMA、雪蟷螂)で売っていたので買ってきました。
上記の順に読みました。
ミミズクを読んだ時、すごく好きだな、と思いました。久々に心に何かを感じた物語でした。
その勢いで毒吐姫を読みました、が、ミミズクが傑作すぎたせいかそこまでひびきませんでした。
しかし、とてもいいものだと思いました。
他の作品についてはここではそれくらいにしておきましょう。
それから3冊目にこのMAMAを読みました。これは読み始めた瞬間からグッときました。
設定、世界観が大好きです。ドストライクでした。これは人それぞれかと思います。
紅玉さんの作品はどれも孤独が主だと思います。
それが自分と重なったのでしょう。とても入り込めました。
兎にも角にも、始めから吸い込まれました。
そしてどんどん読み進め、普段なら空いた時間に少しずつ読んでいたのですが、1日で読んでしまいました。
ネタバレになってしまうので詳しいことは書きませんが。
痛く切ない、けれど暖かい物語です。
度々他の作品を出してすみませんが、私は"人間失格"と"こころ"が大好きです。
他の作品とは比べものにならないほどです。誰かにおススメの本を聞かれたら必ずそう答えます。
そして読まずに死んで行くのは損だ、と言います。
この2冊だけは墓まで持ってく、と本当に他の作品とは全然違う位置にいました。
しかし、このMAMAを読み、少し変わりました。
2冊には及ばないものの、ほぼ同じ位にいます。
墓まで持って行きたい、と思った本、3冊目です。
言葉だけでは1割も伝えられないような気持ちになります。
是非、読んでみてください。
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No.14:
(5pt)

いろんな「愛」を表現している

前作の「ミミズクと夜の王」を読み終え、この作品も読んでみようと思い購入しました。

まず、文章が格段に上達していることに(失礼ですが)驚きました。
どのような状況なのか、風景、登場人物の感情と思考。それらが読んでいる自分に伝わってきました。
(「ミミズクと夜の王」は、お伽噺のような単調とした文章でしたので、自分としては少し物足りなかったんです)

そして、今回も「愛」がテーマでした。
人喰いの魔物と落ちこぼれの少女が作り出すのは、兄弟のような、恋人同士のような、友達同士のような、そして親子のような「愛」。
読んでいて、この二人の「愛」が羨ましく、そして妬ましいと思う自分がいました。
ファンタジーや「愛」といったテーマが好みの人に、ぜひお勧めします!
それぐらい夢中になって読みました。

表紙のイラストも魅かれました。
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No.13:
(4pt)

愛と限界

4年ぶりくらいにラノベを読みました。
切なかったなぁ。
永遠を願うのに、トトもホーイチも心のどこかでこの関係の限界を感じとっていて、
その関係の終わりと限界が近付いていることに気付きつつも、
必死にお互いを守ろうとするところがもう切なくて切なくてしょうがなかった。

人間って、愚かで意地汚くてずるくて自分勝手だけど、トトのその人間らしい部分があまりにも純粋だったからホーイチは彼女を選んだのでしょうか。
ホーイチはだんだん人間に近づいて行ってるように感じた。
近づくほど辛いのに、トトの傍に居続けたいと願った彼と、
間違っていることを知りつつ彼の手を離さなかった彼女の間にあるものは、
母性か恋か友情かわからないけど、間違いなく愛だと思いました。
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No.12:
(3pt)

ローティーン向け

目を引くイラスト、癖があるけど優しい文章やストーリーは私好みでした。
キャラクターたちも可愛くて情のある魅力的な人物が多い。
でも全体的に短いので所々やや駆け足な印象を受けました。

私がこの作品をローティーン向けだと思う理由ですが
この作品を通して作者が伝えたかったんだろうと思われる、この小説テーマが若干安っぽいような気がしました。
失礼だとは思いますがこれが私の率直な感想です。
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No.11:
(2pt)

題材はいい

前作が良かっただけに、落胆が大きかった作品です。

あらすじだけで読むと個人的にはとてもツボな物語なのですが、全体的に薄っぺらい、ご都合主義な印象を受けました。
文章も、この作者の特徴だと思える温かみのある文章で好きなのですが、それさえも薄っぺらく感じてしまうほど。
構成力がまだ追いついていないのかなと思いました。

とても良いものを持っている作者だと思うので、このまま進まず、良い方向に成長してほしいです。
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No.10:
(4pt)

愛の形

前作と同じ『愛』がテーマで始まるこの物語。 しかし、今度の愛の形は前とは少し、違います。 人喰いの魔物と落ちこぼれの少女。 ママを知らない魔物に、少女は愛を与えようとします。 これは悲しくて、少し歪んだ愛情のお話です。 しかし、母の愛が直接心に伝わってくるような、優しい物語でもありました。 この作品は、読み返すごとに、色々な面に気付ける物語だと思います。 物語を、何度もじっくり読み返したい方にオススメします。
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No.9:
(4pt)

賛否両論。

前作の「ミミズクと夜の王」が私的にはストライクだったので、今作の「MAMA」も迷わず購入しました。
感想としては「満足」です。
全体的に美しい物語でした。幻想的で残酷で慈悲深くて悲しくて優しい物語、といったところでしょうか。
 
 前作のレビューでもそうですが、なかなか厳しい感想の方も多いようです。
その内の幾つかはもはや講評の域を脱して批判・拒絶・軽蔑の類も見られるように思います。
確かにここは皆さんの率直な意見を書き込めるすばらしい場ですが、いま少し、何というか、言葉をオブラートに包んだ、受け取りやすい表現を心がけて頂きたいような評があるのは少し心苦しいです。「だったら読まなければいいじゃないか」との意見も聞こえそうではありますが。

では。
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No.8:
(4pt)

凄い好いような、稚拙なような…

独特の世界観は引き込まれます。
しかし、すこし展開が急すぎて、無理やりまとめてしまったような違和感も感じます。もっと引き伸ばしてじっくり物語を進めたほうがよかったのではないかなぁとも思います。
この世界観が好きなので、私は好きですけどね。
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No.7:
(4pt)

愛がある話

ホーイチがとても純粋で、まっすぐで、胸がキュンとします。
トトは偏見に囲まれた生活のせいもあり、自分のことが嫌いです。
そういうところが、人間らしくてイイと私は思いました。
私がもう少しこの話を見ていたかったからか、後半は少しあっさりとした印象を受けました。
このままでは終わらせたくないというか、もっとホーイチとトトがイチャイチャ?しているのをみたいなw
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No.6:
(4pt)

綺麗だと思う

「ミミズクと夜の王」が大好きなのでまた魔物モノで嬉しかったです。
今度の魔物は初めから魔物だけあって夜の王と比べたらたらより異質ぽさが出ていたと思います。(夜の王は初めから人間味があった)
たった一人いればいい魔物はとても強く、純粋で綺麗だと思うけど、人間は一つだけじゃきっと淋しい。拒絶されるのが怖いから自分の殻に閉じこもった女性が手を伸ばす。
その先に待っているのは別れと愛する人。。

前作に引き続き独特の雰囲気が保たれていて嬉しかったです。
しかし途中でちょっと出てくる騎士は夜の王に出てくるあの人にしか見えない。きっとはじめてあった時の鳥かごにいる彼女と主人公トトを重ねたんだと思う。
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No.5:
(2pt)

これ面白いんですかね?

絶賛してる方には非常に失礼な感想かとは思うのですが、
正直、「コレどこがおもしろいの?」という感じの薄いお話です。

主軸がトトという割と引っ込み思案気味な女の子なのは別に問題ないのですが、
一人称(あたしは〜とか僕は〜という主人公語り形式)の話かと思うくらい、
ほかのキャラクターの心理や情景の描写がうすっぺらいです。
「ここらで盛り上がっとけばいいよね」的な唐突な展開も興ざめしてします。

童話的なミミズクと〜(前作)の時はそれも味かと思いましたが、
2作続けてこの調子だと、この作者さんは描写力が無いのかと疑いたくなりました。
大賞受賞者の作品と思って期待しすぎたのかなぁ・・・
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No.4:
(5pt)

やはり本格派。この著者に外れなし。

前作を読んだ方はご記憶のことかと思いますが、本作も人と人ならざる者─魔物─の愛を描いた物語。
ひとつ違う点としては今回は時間の枠がとても広いです。
人喰いの魔物と誓いを交わした少女の数十年に及ぶ半生が綴られています。
以下、その概要です。

魔術師の血筋に生まれ、魔術師を育む学院に居ながらもまったく魔術の才なき落ちこぼれの少女トト。
そんな彼女が出会ったのが数百年も昔に封じられた強き強き魔物。
彼女は決して強い魔力を欲したわけではないが、彼女は何よりもこれから己が身に降りかからんと迫る孤独を懼れ、孤独な時を静かに行き続けた魔物に心を寄せ、名を与え、そしてある誓いを果たしてしまう。
「トトが貴方のママになってあげる」と…。
こうして愛にも似た二人の依存の生涯が始まり、そして二十年の後に、気付かないのではなく気付こうとしてこなかった真実
─本当は自分は独りなどではなかった。彼だけが唯一彼女に許された人ではなかった─
を認め、二人は別れと新たな始まりを迎える…。

ちょっと概念的で漠然としすぎな書き方になりましたが、要するに、本当は開けているのに閉じた世界を二人で生きる少女と魔物のおはなし、ということです。

尚、本作は雑誌掲載済みの表題作『MAMA』の他に文庫化にあたって書き下ろしの後日談的物語『AND』も収録されています。
文章量としては6:4といったところであり、主役こそ異なれど『AND』も「時を共に生きる二人の絆」というコンセプトは変わらぬ一作となっています。
どちらも激しさのない文章や流れで形作られた物語ではありますが、訥々と紡がれるものには心に染み入ってくるものがあるかと思います。
じんわり広がる深い趣きをぜひご堪能下さい。
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No.3:
(5pt)

後から

あとからあとから、胸に何かが溢れてくるような話でした。

世界観もキャラクターも、確かにキチンと説明はしていないのだけれど、だからこそ、まるで御伽噺のような、暖かで静かで緩やかで、この話を形作るには充分過ぎるほどの力を持っています。

このお話は、「流れ」を読むんじゃなくて、「中身」を感じるんだと思います
この本に出合えてよかったなと、しみじみ思える本です。

言い回しも上手く、文章がとても綺麗だと思いました。
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No.2:
(3pt)

MAMA

有能な魔術師の両親から生まれたトトは魔術の才能にまったく恵まれず、学校で虐められていた。
ある日神殿の書庫の奥に迷い込んでしまい、封印されている『人食いの魔物』を解き放ってしまった…

話はMAMA繋がりで流れて行きます。前回のミミズクとくらべて登場人物が生きていません。
トトは泣いたりいろんな行動をとるのですが、なんだかお芝居みたい。
シナリオ通りに行動するトトって感じです。話の展開もあまりにもご都合主義。
テーマは悪くないのですがもう少し登場人物の感情や背景を書き込んで膨らませてくれたら
面白かったといえる話になるんじゃないかと思います。
MAMA (電撃文庫)Amazon書評・レビュー:MAMA (電撃文庫)より
4840241597

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