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剣客商売
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剣客商売の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.66pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全77件 41~60 3/4ページ
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SF,ファンタジー派なのですが、一気に読んでしまいました。おもしろいですね!やっぱり売れ筋、というのは、それなりに理由があるものだ、と再認識しました。 | ||||
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何も知らずに購入して読んでみたら結構面白かったです。侍ストーリーに若干のラブコメ?も入り混じったライトテイストな時代小説です。 基本はタイトル通り剣客もので、殺陣シーンも散りばめられておりますが、あまりエグイ表現もなく、主人公も淡々と仕事をこなし、逆にちょっとだけ話がうますぎるなぁと思うところもあり、★1つ減らしました。 | ||||
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実におっさん向けラノベ。 そう思う。 特に池波さんのは、楽しく読めるおっさん向けラノベの 金字塔だ。 | ||||
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さすが池波正太郎 まるで自分がそこにいるような気になるくらいの文章。 愛読してます。 | ||||
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こんな爺さんは、いない、いたらいいけど。 一巻では、まだ、スーパーぶりは、おとなしめだけれども、 とても、とても、面白い本です。 | ||||
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昔文庫本で読んだのを、もう一度電子版で読み直しています。 字を大きく表示出来るので、とても読み良いです。 | ||||
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久しぶりに一気に読みきりました。 作者の作品は、好きで読んでる方でしたが不覚にも抜けていました。 終わってしまい寂しくなります...... | ||||
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老剣客・秋山小兵衛と、その息子・若き剣客・大治郎の二人を主人公とした短編集 父親の小兵衛は、普段は好好爺で、19歳の少女を後妻に迎えたばかりの小柄な男性 息子の大治郎は、若く逞しい男性で、女っ毛は一つもない堅物 親子でありながら、相反する二人を主人公にしていますが 同時に親子であるがために、根っこの部分は同じく、剣客として困難な道を歩む二人の姿があります それがこの作品の面白さでしょう 第一巻に収録されているのは以下の七篇 女武芸者 剣の誓約 芸者変転 井関道場・四天王 雨の鈴鹿川 まゆ墨の金ちゃん 御老中毒殺 老中田沼意次の娘、女武芸者・三冬を中心とした物語 女武芸者の話など面白いと思います 田沼意次と言えば、歴史上、金権政治の権化のように言われている人物ですが 有能な人物だったのも、また事実 改革に半ば成功を収めた人でした。 この物語で、今後も重要な役割りを演じます | ||||
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私も、爺さんが主人公の時代小説なんてジジババが読むもの、と食わず嫌いだった口。はじめに見たのは父の本棚。 池波作品はもともと鬼平からはじめたので、全巻そろえた後、最終巻は作者急逝のため未完となっており、なんか消化不良だなぁと思っていました。梅安も全て読んでしまい、短編集をちょこちょこ買ってはいたものの、それもなくなってしまい仕方なしに最後の手段と思って買ったのですが、皆さん同様はまってしまいました。 はじめはこんなじいさんに?と思いながら読んでいましたが、三冬様の気持ちわかります。 読み始めは「剣が強いだけでだらしないじいさん、若い女に手を出して。」と否定的な気持ちで読んでいたのが、だんだん巻を追うごとに小兵衛が魅力的に見えてくるから不思議でなりません。 今また全巻通して読んでいる最中です。藤沢作品とともに池波作品は何度でも読みたくなりかつ飽きません。 | ||||
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ドラマも面白いですが、やっぱり小説も面白いです。 江戸中期の街並みや風俗が生き生きと伝わってくるようです。 江戸時代に詳しくなくても、情景が目に浮かんでくるし、 かといって、くどくはない。 描写に過不足がないのも、池波作品の素晴らしさではないでしょうか。 1巻は300ページほどですが、中身は30〜50ページの短編です。 通勤時にも、寝る前にも、丁度良い量です。 エッチなシーンもたくさんあるので、18禁指定が必要です。 全16巻と、番外編(3冊)、剣客商売読本、包丁ごよみもオススメです。 これはAmazonへのお願いなのですが、 全巻、何巻目なのかを明記して頂きたい。 買う時に迷ってしまいます。 | ||||
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マンガ、アニメ、小説、他にも色々ありますが、好きな分野については誰でも思い入れのある一品があるのではないでしょうか。 私にとってはこの剣客商売がそんな特別思い入れのある作品の一つです。 私が初めて読んだ時代小説で、一読してそのおもしろさに取り憑かれてしまいました。最初に読んだ時代小説がこの作品だったのは今でも幸運だったと思っています。 世の中の表も裏も知り尽くしたような小柄な老人で、剣の達人でもある秋山小兵衛。 小兵衛の息子であり、これまた剣の達人である秋山大治郎。ただし、こちらは父親と違って少々堅物で、真面目すぎると揶揄されることもあるほどです。 そんな二人を中心として様々な事件が起こるわけですが、私が一番好きなのはこの親子の会話ややり取りで、なんというか、言葉やしぐさ一つ一つに味があり、それを読んでいるだけで楽しくなってきます。 作者の池波正太郎はこの他にも数々の名作を生み出していますが、私はこの作品が断トツで好きです。 他の作品がどうこうではなく、剣客商売に思い入れが強すぎてどうしても他が霞んでしまうわけですが。 とにかく不朽の名作、ぜひ一度読んでみて下さい。 | ||||
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緊張感? ない。 スリル? ない。 生き方への影響? ない。 ほのぼのした雰囲気ではじまった剣客商売が、巻を追うごとに陰惨になり...。 第四巻あたりで、秋山小兵衛が膾に刻まれた惨殺死体で発見され、おはるが散々嬲りものにされた挙句に首なし死体で神田川に打ち捨てられ、大治郎は復讐を誓い闇の世界に身を投じ...。 ないから。 秋山小兵衛があっさり死んでは十数巻におよぶシリーズが成立しない。 読者もそれを前提に、予定調和的な大団円を期待して安心して読みすすめ、ほぼ期待通りの結末を迎える。 もちろん、TBS系列の月曜日に放映されるテレビドラマの時代劇ほどパターン化されたストーリーではなく、敵役は凄腕の剣客であったり、陰湿な狂気を帯びた変質者であったりして、それなりの高揚感はあるのだが。 決まった枠の中であっても、枠のぎりぎりいっぱいを使い切って書く。 今の生活に全く不安を与えないエンタテインメントとして、最上。 まさに最上級の時間つぶし。 これも卓越した文章の「力」なんだと読むたびに思う。 自分の責任は全くないと言い切れるくらい小さいのに、仕事で煮詰まってしまっているときに、昼食を終えてコーヒーでも飲みながら読むには、これ以上の作品は思いつかない。 普通に読めば一話、早めに読めば二話。 もちろん、通勤電車でも。 一話20分前後。 その先を読む時間があれば読みたいが、読めなくても飢餓感は全くない。 それでも結局手元に全巻そろってしまい、しかも何度も読んでいる。 すごい作品。 | ||||
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この作品が面白いのはどういうところなのかを考えてみると、人物じゃないだろうか。 どの人物も、完璧なものではない。例えばもう十分爺と言える歳になっている秋山小兵衛はその歳で女好きで、ぐうたらしているようにしか見えない。それでもいざとなれば実力を発揮し、悪漢を打ち倒す。かと思えば、息子に危機が迫っていると小耳に挟めば心配で心配で落ち着くことができない。人間味に溢れているといえばいいのか、そういう人物ばかりだ。 彼らが繰り広げるミステリーに恋愛、なんともいえない悲壮な話は魅力的で、飽きさせない。紛れもなく時代小説の傑作だと思っている。 | ||||
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鬼平犯科帳と剣客商売でハマるハマる!面白くてたまらん。以前は、文学小説ばかり読んでいて、こういった範疇の本は、どこか低俗なにおいがして見向きもしなかったが、いざ手にとって読み始めると、面白くてたまらない。あなたもハマること必至です。 | ||||
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これほど痛快な話はない。鬼平さんよりこっちが好きだ。何の権力も持たないただの小柄なおじさんがバッタバッタと悪者を倒していくのだ。あと、何かと不当な扱いを受け続けている田沼意次の書き方がいい。そんな悪いヤツでもなかったんですぜ、皆さん。池波作品であるから、相変わらず美味しいものもいっぱい出てくるし、これは絶対にお勧め、読まないと損する。 余談だが、この間、電車の中で茶髪にピアス、制服を着崩した高校生の兄ちゃんが熱心な顔して読んでいるのを見て、おばさんはとっても嬉しくなってしまった。人間、見た目で判断はできないね。 | ||||
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江戸時代を舞台にした小説は数あり相当数を読んできたが、個人的にもっとも好きな作品はというとこの池波正太郎の「剣客商売」シリーズとなる。 全巻そろえており、既に何度か通読しているが、結婚式で遠出することになり電車のお供に久し振りに読み返してみたが、やはり面白い。 面白い要因は沢山ある。 1.登場人物が魅力的である。主人公の秋山小兵衛と息子の大治郎と二人を囲む女性など味わいがあって魅力的な人物ばかりだ。 2.ストーリーが面白い。短編集の集まりだがどの作品も完成度が高くて楽しめる。 3.文章にまったく無駄がない。簡潔できびきびした締まった文体で何のストレスもなくすらすら読める。 4.決闘シーンの迫力が尋常ではない。主人公が二人とも剣術使いのため、必然的に決闘シーンが毎回といってよいほどあるが、二人の痛快までな強さが見事に描写されている。 1巻だけと思ったが、2巻目も手にとってしまった。また全巻を読み返すことになりそうだ。 | ||||
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あぁ〜〜剣客商売&鬼平犯科帳&仕掛人梅安シリーズの全巻を買い直ししちゃいました。だって全部古くなったのと読み過ぎてボロボロになっちゃったんです。 でも、それほど好きな本です。生きている限り何回でも読み直すんだろなぁ〜〜(笑) | ||||
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数多のレビュアーの方々が仰っている道を、正に魅入られたようにハマッて行く 自分に、一種心地よさを感じさせる・・・そんな傑作シリーズの第1巻です。 齢60目前に、息子よりもはるかに若い妻を娶った老剣豪、貧乏ながらも己の道を 歩む愚直な青年(老剣豪の息子)、そして、その時代の寵児田沼意次の妾腹の愛娘 (凄腕の若剣豪)らが中心となって織り成す時代劇。 流石新国劇の黎明期を支えた名文筆家である池波氏、情景豊かな表現で、読者を 惹きこんでしまいます。これからの展開がとても楽しみになってしまい、夜も おちおち眠ることができなくなってしまいます。すっかり禁断症状になってしまい ました。 シリーズ最終巻まで読みきる覚悟が必要な(?)、そんな第1巻ではないでしょうか。 | ||||
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以前、戦国時代の通史のような物を著者の筆で読んだことがあったのだが、そのときは特に面白いとも思わなかった。ただ、それ自体小説ではないような所もあったので、実質この作品が自分にとっての初めての池波作品、時代小説になる。感想を頭に持ってこさせてもらうと本当に面白かった。読む以前からあまり剣豪小説や捕物帖にステレオタイプ化したものを感じていていい印象を抱いておらず、何となく時代小説を代表する作品としてしかこの小説を意識していなかったが、この本を読んで時代小説の魅力を知り(古本屋で)あわてて代表的な時代小説を買いあさることになった。 基本的に一話完結(一章?)。話の骨格を挙げておけば、無外流剣法の達人秋山小兵衛とその息子大治'朗の活躍劇を描いた剣豪小説。そのほかにも田沼意次の娘で小兵衛を慕う女武者三冬や小兵衛の妻など、魅力溢れる人物が数多く登場する。読書家を自負する自分だが、ここまで親しみを感じる人間味の溢れた登場人物はなかなかお目にかかれない。 読み始めこそ、時代小説にしては口語体に近い文体に違和感をおぼえたり、『都合が良すぎないか』『主人公達が強すぎで物語として成立してないんじゃないか』といった感慨を抱いたりすることもあるだろうが、そのまま読み進めていると全くそういった矛盾点(?)もまったく気にならなくなってくる。 興奮する戦闘シーンがたくさんあるわけでもない。しかし、この小説はものすごい牽引力を持っている。一冊止まりではすまされない、という他のレビューアーの方の意見は全く間違っていない。懐疑派の自分でさえ、2巻目に手をかけているのだから、興味のある方は一瞬で夢中になってしまうと思う。もちろん興味のない方にもお勧め。 | ||||
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腕の立つ剣士だが、老境から剣を離れ、若い後妻と悠々と暮らす小柄な老人、小兵衛。 小兵衛の子で、道場を開いてはいるが世渡りが下手で、大柄で朴訥とした性格の大治郎。 全く違ったタイプの二人の主人公を親子の絆で結ばせている。 時に父の、時に子の、もしくは二人の話がバラエティ豊かに展開するのが魅力。 親は小兵衛に、子は大治郎に感情移入して読むことが出来る点も秀逸。 小柄な老人が剣の技を、人脈を、行動力駆使して次々と事件を解決していく様も痛快に尽きる。 一方でなんとなく悪家老的なイメージを持たれがちな田沼意次を、非常に人間味のある人物として描いてあるのも面白い点。 鬼平は非常にハードで重い空気があったが、こちらはぐっと明るい。 とても読みやすく、あっと言う間に読めてしまえるのだが、問題点が一つ。 お腹がすくのだ! 池波作品は料理の描写が秀逸で、空腹時には大変に目の毒なのである。 | ||||
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