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剣客商売
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剣客商売の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.66pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全77件 21~40 2/4ページ
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全巻堪能し拝読。鬼平も全て拝読。現在 仕掛人 藤枝梅安を読書中。剣客シリーズは、浅草橋場、石濱、今戸、大川を渡って牛島様の氏子から鐘ヶ淵までの江戸の風景を素晴らしい表現して下さり 私を江戸の時代にタイムスリップさせてくれ、堪能致しました。何回読み返すにもその都度、勉強になり、今後も読み返して参りたく思料致して居ります。 | ||||
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秋山小兵衛 60歳 この オトコ じつに、いいのだな。 達観している。悠々としている。すばしっこいのだ。 小兵衛 60歳 おはる 20歳 で 祝言を挙げちゃうのもいい。 うらやましいのだ。 息子 大治郎 も 朴訥として いいのだ。 まっすぐに 伸びている。 佐々木三冬 が曲者ですね。 こういう 処女 は・・・・天然危険物 なのだ。 剣は めっぽう強いし・・・・凛々しく美女なのだが。 どこか、ピントが ずれて 生きている。 | ||||
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剣客商売シリーズをほぼ全作読んだものとして、外れ作品の少なさには驚かされる。 引き起こされる事件も世話物的な男女の機微にとどまらず、今に通じるサイコ殺人も少なくない。 それを解決するのが「剣は商売道具」とうそぶく小兵衛と堅物の息子大治郎という設定が絶妙。 小兵衛のモデルはTVでおなじみの藤田まことではなく、歌舞伎の中村又五郎だそうだ。 遊び人風な藤田と学者のような又五郎ではまるで印象が違うが、これだけ個性の違う両者が演じても違和感ないのが不思議だ。 | ||||
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若い頃は、歴史小説で人生を学ぶものです。 まだまだ青二才だった高校生の私に、司馬遼太郎は 「燃えよ剣」で愚直な生き様を教えてくれました。 他にも、「カムイ伝」や「ねじ式」など 青春の葛藤を重ね合わせる私に、創作物は様々な夢を与えてくれました。 数年過ぎ、母親の介護をしながら大学へ進む決意をした私に 老年の為の生き方を教えてくれたのが、この「剣客商売」です。 理想や夢はたやすく語れる。 しかし、現実と両立していく事は非常に難しい。 「鬼平犯科帳」も「藤枝梅安」もそれを我々に伝えてくれますが このシリーズこそが、池波矜持の集大成だと(私は)思います。 | ||||
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レビュー多数故、一言だけ。 この本への唯一の不満は、読むごとに残りが少なくなること。 | ||||
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読み始めると止められない。通勤電車の中で読み、何度も目的の駅を通過しそうになるほど夢中になった。 全編を通して、人としての生き方、人の良い面悪い面、他人との付き合い方、金の活きた使い方、修行や学問を続けることの大切さ、大人としての立ち居振る舞いを様々な興味深い場面や人物を通して繊細に語りかけてくれる。これらひとつ一つのメッセージがどれほど心にしみるか、どれほど役に立つか、真に有り難い指南役である。 読者に考えさせる小説でもある。すべてを記載するのではなく「思い巡らし」をするのに最低限必要な情報を文章を駆使して送り届けるイメージで伝えている。無駄な表現箇所は限りなくゼロに近い。すべての文章が各々必要があってそこに書いてあり、不要な文章は一切ない。全16巻、中だるみもなくこの調子。凄まじいとしか言いようがない仕事だ。 天才的な書き手にも関わらず「これだけ調べて整理したんだから心して読め」という高所からの伝え方ではなく、手から手へ「送り届け」られているから素直に受け入れることができるのかもしれない。 池波氏は主人公を通して読者に訴求点を言わせているが、読者に全く期待はしていない点が見事である。伝えていることをどう解釈するかはあくまで読者であり、作者としてきちんと伝えるのみという姿勢を貫いている点が痛快でもあった。ややもすると、べき論が多少あっても不思議ではないのだが、そういった記載は皆無。この気配りが終始好感を持って読み続けられた背景であると解釈している。 一方で、全巻通して解説を綴られた常盤新平さんの表現も作品の面白さを助長させた。池波氏を心底尊敬している。というよりも、愛している感情がひしひしと伝わった。2巻目以降は、最初に常盤さんの解説を読み全体像を自分なりに捉えた後に作品を味わうようにした。読み終えたらまた常磐解説に戻り、共感点を分かち合うという読み方は、池波小説そのものの楽しさや嗜好性を倍増させてくれた。幸せなひとときであった。 | ||||
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時代小説にはこれまであまり関心がなかったが、このシリーズにはすっかり嵌った。 登場人物の人柄やその関係性、また江戸時代の粋な文化など、その魅力の虜に なってしまった。 | ||||
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以前全巻揃えた後、引っ越しの時にブックオフに売ってしまって、また読みたいなと思ったが、部屋の本棚のスペースに限界があり、悩んでいたところ電子書籍があると聞いてまた買ってみた。 読み出すと1巻はあっと言う間だった。秋山小兵衛の万能ぶりが出来過ぎな感じはあるけど、些細なことは気になくなるほど面白いと思う。ここらから少しずつ買い直していきたいが、もう少し値引きがあったらうれしい。 | ||||
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タイトルは知ってましたけど、年寄りが好む小説だとおもって手にとることはしませんでした。 しかしながら、kindleを購入して最初になにを読もうかな。とおもっていたところ、この見知ったタイトルが表示され、いい機会だから読んで見ようかな。 とおもって、今回手にとりました。 どんどん内容に引き込まれました。 なるほど、これが世の人たちが夢中になって読んでいた池波正太郎の本なのか。 | ||||
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私は「時代劇」の好きな方だろう。だから、池波正太郎さん(1923‾1990)の原作で、TV化された二代目中村吉右衛門さんの「鬼平犯科帳」や緒形拳さんの「必殺仕掛人(仕掛人・藤枝梅安)」そして藤田まことさんの「剣客商売」などは、毎週欠かさず見ていたものだ。今も再放送しているコンテンツがあるけれど、やはり初期の頃の映像が味わい深い。私は、吉右衛門さんの「鬼平」も好きだが(余談だが、江戸情緒溢れる〔と思われる〕「鬼平」のエンディング・クレジットの背景シーンは堪らない!!!)、中でもお気に入りなのが「剣客商売」である。何と言っても、孫ほどの年の差のある嫁さんを後添いとした、矮躯ながら脇差の遣い手、秋山小兵衛がとても羨ましく感じる…(笑) さて、その秋山小兵衛を主人公にした『剣客商売』であるけれども、この第一巻目は「女武芸者」から「御老中毒殺」までの7話が収載されている。これらの小編を通じて、秋山小兵衛や彼を取り巻く人々の「人となり」がわかり、まさに『剣客商売』シリーズの幕開けに相応しい内容だ。例えば、シリーズに花を添え、やがて小兵衛の一子、貧乏道場の主である“堅物”の大治郎と夫婦の契りを交わすことになる男装の女剣士、佐々木三冬の“生い立ち”なども「女武芸者」で知ることができる。この三冬が小兵衛の後妻となる“おはる”と同年というのもどことなく可笑しい。ちなみに、農人の娘“おはる”は小兵衛の40歳年下で、彼女も一連の作品の中で“いい味”を出している。 それやこれやのシリーズ第1作目であるが、当然の事ながら、江戸情緒がたっぷりと盛り込まれ、さらに池波さんお得意の“食べ物”の描写もある。一例を挙げると、思わぬ大金が入ったことから、「小兵衛みずから包丁を把って料理した鯉の洗いに味噌煮。鯨骨(カブラボネ)と針生姜の吸物などで、二人(小兵衛と“おはる”)とも威勢よく飲み、食べた」(芸者変転)といった行文など、思わずよだれが出てしまう(笑)。また、小兵衛の「剣客というものは…云々」(剣の誓約)とか、小兵衛の後援者(?)でもある田沼意次(三冬の父)の「政事をいたす者にとって…云々」(御老中毒殺)などの語りも、物語に奥行きを与えている。とにかく、読み始めたら止まらなくなる痛快なシリーズだ。 | ||||
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自分はテレビ時代劇の方から池波作品にハマったクチで、この剣客シリーズが文章としての池波作品では初池波である。 テレビ版の方は鬼平犯科帳、剣客商売、仕掛人藤枝梅安、はたまた古い所では真田太平記と池波文学作品のドラマ版は見てきていた 数ある池波作品の中で自分は剣客商売を初めて読む作品に選んだのは、テレビドラマ版からも感じれる通り 鬼平や梅安とは毛色の違ったゆる〜い感じの江戸時代の時間感覚というかゆったりとした時間を味わえると感じたから。 前者の2作品は捕り物であり暗殺稼業というアンダーグラウンドがメインでハラハラドキドキして刺激的でもあるが、江戸時代の風流さ、粋、 生活感や季節感を感じさせるのはやはり剣客であり、読んでみて確信した次第だ。 今回記念すべき剣客第一作を読んでいてあっという間に一気に4巻まで読んでしまいました。 感想としては読みやすい。気負いなく読めるところがいい。 普通の時代小説や一般の小説だと文面がぎっしり、字が詰まっていてうわ〜と、思う事も多々あるのだが 池波作品にはそういう、とっつきにくさが無い。 作者の池波さんはそういう事まで配慮して文面の構成も考えていたようである。 だから漢字のるびに至るまで配慮が行き届いているし、読みにくさに困る事は無いよう読者に対しての心遣いが、、またいい。 気配りの人池波正太郎を感じさせる。 さて本作は剣客商売の記念すべき第一巻なわけだが、話の方も力が入っている。 女武芸者、剣の誓約、井関道場四天王と名作揃い。 主人公でもある秋山小兵衛、大治郎親子の軽妙な親子の語らいは読んでいて面白い。 この日常の中で起こる数々の事件を秋山親子が解決していく小気味よい話の展開がまた引き込まれる。 季節感も感じさせるし、何より食の場面も池波作品ならではの間というかいい演出をしているのである。 ここ最近の言葉で言えば「フード理論」とでもいうのだろうが、そんな高尚な理屈は関係なく池波作品独特の 計算された文章行間、間合いというかそういうものと緻密な時間描写がその作品の世界観に読者を引き込ませるのであろう 自分にとっての初池波作品であるこの作品、ゆっくりと味わって読んでいきたいと思う。 まさに娯楽時代小説といっても良い。 肩ひじ張らずゆったりと読める、本当に良い作品だ。 | ||||
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軽快な文章が読みやすく、一気に読んでしまいます。オススメです。 | ||||
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目的無く何か読みたいときにKindle日替わりセールで購入。 薦められるままに買うと思いもかけない作品との出会いがあります。 愛すべき登場人物の描写がすばらしい!とにかく面白い! 時代劇はまりそうです。 | ||||
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剣客商売の一気読みの中の一冊。 忘れたころに、また読みたいと思う。 | ||||
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スカッとします。 こういう老人になりたいものだと思います。 とりあえず、一冊読んでみたらどうでしょうか。 日本人でなければ理解できない小説だと思います。 | ||||
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池波ファンですが、ホント何度読んでも良い本です。 歳を取って?細かい字が読みづらくなりKindleで読むなら、最初はコレと決めていました。 池波小説の全てに通ずる事かもしれませんが、食べ物の描写が素晴らしく、食べてみたいな、作ってみようかしら等と思う事もしばしばです。 剣客商売は既に一角の剣客である父とそれを目指す息子大治郎の成長に花も添えた、まさに痛快活劇です。 何度読んでも飽きない本はそうそうありません。 オススメの本です。 これをキッカケに全ての池波小説を読む羽目になっても責任は負えません。悪しからず;-) | ||||
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これまで池波正太郎の名前は何回も耳にして 書店でも目にしていたものの、購入する気にはならなかった 今回、kidle paperwhiteを購入した機に、 ためしに読み始めてみたところ、止まらなくなり 一気に全巻読み進め、さらに番外編も読み進めてしまった。 この間、しばらくは睡眠不足になってしまったが、 粋な剣客の世界に引き込まれてしまった。 格闘シーンの楽しさ、美味しそうな食事の描写、 人間関係の深さ、当時の時代の社会描写 すべてが自然と頭に入る素晴らしい作品であった | ||||
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最高です。 ちょっとした時間でも読んでます。 こんなに面白いのならもっと早く知りたかった。 | ||||
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何度も映像化されている時代小説だけに、情景が目に浮かぶようなあたりは流石に池波正太郎作品だと思った。人物の描写も秀逸。 | ||||
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秋山小兵衛とはじつに魅力的な男だ。 剣の腕がたつのはもちろん、人間同士の駆け引きの術にも長けている。 どこかひょうひょうとしていて、凄腕の剣客にありがちな殺気を全身からみなぎらせているタイプではないらしい。 そして女によくモテる! 自分の息子よりも若い女性を虜にしてしまうとは、いやはや恐れ入った。 彼から学ぶべき点はたくさんある。 2巻も買います。 | ||||
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