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梅安乱れ雲: 仕掛人・藤枝梅安5
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梅安乱れ雲: 仕掛人・藤枝梅安5の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.12pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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第五巻は短編と長編の組み合わせです。長編は過去の因縁がある白子屋との対決です。しかしながら筋は相当入り組んでいます。というのは、音羽の半右衛門が白子屋への仕掛けをたくらんでいるからです。そしてさまざまな伏線と布石が置かれていきます。半ばにかなりのページが割かれる梅安の藤枝までへの旅と帰京ですが、そのディテールの面白さは別として、その旅が描かれる伏線は最後まで明らかにされません。 そして、不思議なことに、梅安自体は最後の最後まで白子屋への仕掛けには乗り出さないのです。そこには、あまり細かくは語られないながらも、様々な因縁がやはり存在するのです。されども、様々な布石の結果、白子屋はとうとうホームグラウンドである大阪から江戸におびき出されることになります。複数の仕掛け人の存在が双方で仕組まれますが、最後は梅安の以外とも思える行動がきっかけとなり、珍しくアクション満載の大上段をむかえますが、プロットの複雑さは別として、かなり偶然の僥倖に依存した解決ともいえます。 本書では珍しく、仕掛けの背後に存在する「お上のその筋への言及」も見受けられますが、この部分はいつもながらぼかしたままとなっています。引退したとはいいながらも不思議なのは音羽の半右衛門です。かなりの仕掛けに相変わらずかかわってくるのです。さてこの後はどうなるのでしょうか。 | ||||
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読みだすと止められない。池波さん死んじゃったんだねえ、続きを読めないのが辛い。年に何度かシリーズもの全部読み直すんだけど、それでも残念だ | ||||
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