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(短編集)
鬼平犯科帳 決定版1
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鬼平犯科帳 決定版1の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全56件 1~20 1/3ページ
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鬼平は、世の顔や桜吹雪を見せたがる他の時代劇と違い、勧善懲悪ではないところが好きでした。何より悪の美学があること。(女を)犯さず、殺さず、(盗みに入った家を)困らせずという盗人三箇条があるのを誠の盗人であり、家人を皆殺しにしたり、火を放って証拠隠滅をする盗みに入る悪人を外道として区別しているところだ。(あくまで盗人側にそういう自負がある)盗人にも三分の理は言い訳のように聞こえるが、子どもの頃にゴエモンやルパンにハマった僕にとっては心に刺さりまくりでした。蓑火の喜之助、先代狐火の勇五郎、夜兎の角右衛門は伝説の盗賊のお頭で、これからが楽しみです。 | ||||
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あっという間に24巻を読破して、今再読しています。自分に欠けているものを骨の髄まで浸してくれる池波正太郎さんの筆。それは「情」。犯科帳と題してあるけれど、その題名は隠れ蓑ではありませんか。裏長屋に住んでいる老婆も、二本差しの侍も、盗人も、一皮剥げば悲喜交々。日々を懸命に生きる人間に焦点を合わせた一作一作。鬼平、否、長谷川平蔵に惚れ、妻女の久栄に惚れ、おまさに、粂八に、そして江戸の風に惚れてしまいました。こうなると依存症。もう引き返せない。 | ||||
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文庫本より先にテレビ時代劇を見ていたので、本のほうは面白くないのではと思い読み始めたらとんでもない。本を読んでいくのと同時にテレビの映像が浮かび実に面白い。実際は本のほうが先なのに、中村吉右衛門さんの鬼平は本と重なり全巻揃えたいですがもうしばらく辛抱します。 | ||||
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昔父がよく見ていたテレビ番組。あまり興味がなかった。雲霧仁左衛門のテレビ番組を観て大変楽しんだので、今回本を買った。すぐ読み、大変面白くすぐに読み終えた。大変満足だ。 | ||||
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話は面白いのでしょうけど文章が読みにくい。 | ||||
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初めて読んでみるけれど、読みやすい。ただ、漫画のほうが江戸の暮らしがわかるので、どちらもおすすめ。 | ||||
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大変きれいな商品でした。安価で助かりました。 | ||||
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女ですが、大好きです! 痛快、謎解き。 捕り物帖の代表作。 | ||||
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読みやすい!昔の文庫本とは比べ物にならないくらいに。元々「剣客商売」派だったのですが全巻読んでしまったので鬼平もとりあえず1巻、と思って購入しました。面白いです!盗賊と捕物の話ばかりでそんなに読めるのかと思ったら、どの話も面白くて。今読んでも全く古く感じないってすごいです池波先生。これから全巻そろえるつもりですが先が長くて楽しみ! | ||||
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「て、て、銕さんじゃ、ごぜえやせんかえ?」「おう。よく見おぼえていてくれたな」「旦那、立派におなりなすったねえ」「相変らず、むだ飯食いさ」。昭和42年から池波正太郎が亡くなるまで連載された時代小説にして人情物の金字塔。Gipsy Kingsによるエンディングの"Inspiration"が印象的な中村吉右衛門主演のテレビシリーズが好評だったのは記憶に新しい。昭和は遠くなりにけり。二度とこのような傑作は生まれないだろう。 本巻は池波が気力体力充実していた時期のもので、シリーズの中でも傑作が多い。歳を経て盗賊に身を堕とした初恋の女を裁く『本所・桜屋敷』。鬼平を暗殺しようとしてあと一歩のところで仇敵に返り討ちにあう『暗剣白梅香』。同じく歳を経て強請りになりさがって無惨に殺される『むかしの女』。人の世の儚さを描いた作品が収録されている。筆頭与力の佐嶋、密偵の粂八と彦十、軍鶏鍋屋の五鉄といった鬼平に欠かせない登場人物もすでにそろっている。 鬼平は池波の分身であり、「殺さず、犯さず、貧しきからは盗らず」の三か条を守る義賊と畜生働きをする今風の盗賊との葛藤は、自分さえよければと安易に流れる戦後社会への警鐘の様でもある。上下を挙げて「急ぎ働き」に走る今の日本を池波はどう見るだろうか。アナクロニズムと言われても鬼平の人気が絶えないのは吾人もその風潮に疑問を感じているからではないか。 | ||||
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主人公は、長谷川平蔵こと鬼平で、幕府の火付盗賊改方の長官です。 第一巻のため、鬼平の生い立ちが述べられています。妾腹の子で母親の顔 も知らずやんちゃなことをして育ったことなどが分かります。 そのために、殺人犯の子を引き取り養子にしたりします。その行動に惚れて 元盗賊がスパイになり命がけの働きをします。 また、鬼平の捜査は、自らの捜査か、スパイ(密偵)を使います。 盗賊には、2種類あり、“真の盗賊”とは、盗まれて難儀するものには手をださず、 人を殺傷せず、女をてごめにしないこの3つを守るが、もう一つは兇悪無惨な殺 しも平気でする“非情 の盗賊”がある。“非情 の盗賊”に対しては、鬼平は、容赦 なく斬り捨てます。 基本は、盗賊と鬼平との戦いですが、盗賊にも盗賊の物語があり、スパイには、 スパイの物語があります。その物語の中で、鬼平は、盗賊を退治していきます。 とにかく面白いです。一気に読んでしまいました。 | ||||
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ありがたいです。加齢とともに目が悪くなっています | ||||
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テレビで観ていましたが。小説のほうが面白いという友人がいたので興味がわき読んでみました。今一番お気に入りです。全作よみましたがまた読みたくなり、もう一度読んでいます。 | ||||
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最近の時代物(本でもTVでも)で気になるのは、言葉遣い。 すべて昔の侍言葉にしろとは言わないが、あまりに風情がなくて 空々しく感じてしまうのだ。 本書ではそんな不満は吹き飛んでしまう。 侍言葉、町人言葉、やくざ、商人、それぞれの言葉遣いの使い分けが されているのが、すっと腑に落ちて、収まりどころが良い。 しばらくこれに掛かりきりか…。 | ||||
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ドラマを見たことがないのだが、図書館で目についたので読んでみた。読む前は取っつきにくくて難しい作品かと思っていたが、想像以上に読みやすく、どこかしらユーモラスなところもある楽しい作品だった。想像と異なっていたのは、それほど鬼平が前面に出ているのではないこと。むしろ裁きを受ける盗賊の方が主役である。その盗賊同士のつながりが物語に深みを与え、扇の要のように鬼平が存在することで、作品全体に重厚感が出る。鬼平ファンは多い。その理由が分かった気がした。江戸時代の古地図を用意して読んでみたい作品だ。日本酒を呑みながら読んでも楽しいだろう。 | ||||
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少しぬるめのお風呂に長時間入るときに愛読しています。汗だくだくになって時間の経つのを忘れてしまいます。 | ||||
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鬼平はテレビも楽しみでした、何回見てもあきないのが又面白い。 | ||||
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文字が大きくなってとても読みやすくなった。老眼にはありがたい。 自転車で鬼平ゆかりの地をめぐった後、一杯というのもおつなものだ。 | ||||
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作者が世界観に合うこなれた文章を執筆出来るようになるまで、手掛けるのを控えていたと書いている通り、この場面には、この表現以外、想像できないと思えるくらい、文体と物語りが呼応している。剣客商売などにも同様に感じるが、時代背景が戸時代に設定されているだけの普遍的な内容が描かれていると思う。大人と呼べる年齢になったら性別は問わず読むべき作品。 | ||||
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古書店で、探してもなかなか見つからず、アマゾンて購入できて良かったと思います。 | ||||
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