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(短編集)
能楽ものがたり 稚児桜
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能楽ものがたり 稚児桜の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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能の演目から触発されて作られた短編集。能の話は、形而上的だったり突飛だったりするものもあるという。そのせいか、ストーリーがやや乱暴な気がした。また、時代が古すぎて、生活の様子にリアルさが感じられない。 特に最後の「葵上」は、私には合わなかった。そんな新解釈は無理があるよね。 | ||||
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救いのない恐ろしい話ばかりでした。人生とは古来よりこういう不条理なものであったのでしょう。ゆえに、能楽による鎮魂が生活に寄り添ったものであったのだなと感じました。 | ||||
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能の曲目を題材とした短編集。小説のタイトルだけでなく、能の曲目が記載されているので、時代小説などを読んだことがない人は、あらかじめ曲目で検索して、あらすじを確認してから読んだ方が良い。小説は完全に曲目と一緒ではないので、あらすじを読んでいてもネタバレにはならない。 作品としては、身分の差や貧富の差、様々な立場の中で人が生きている中、富める者が幸せか、貴族は幸せなのか、教訓めいたものも示してくれる。人の優しさを感じる表題作の「稚児桜」、人の強さを感じる「猟師とその妻」、人の怖さを感じる「秋の扇」、人の執念を感じる「照日の鏡」など、様々な角度で読者を楽しませてくれる。 | ||||
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8つの短編小説からなる構成だが、1つ1つが味わいがある。強い女性が主人公になっていて、1つ1つの続編が読みたくなるような展開に、物足りなさはある。それは、結末がハッピーエンドにならないからなのか、読んでいて謎であった。 筆者、得意の時代設定を考えると、大作につながるような作品もあり、もったいない気もする。 | ||||
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