(短編集)

能楽ものがたり 稚児桜



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

0.00pt (10max) / 0件

0.00pt (10max) / 0件

Amazon平均点

3.75pt ( 5max) / 4件

楽天平均点

3.71pt ( 5max) / 18件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []-
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2019年12月
分類

短編集

閲覧回数316回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数0

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

能楽ものがたり 稚児桜

2019年12月20日 能楽ものがたり 稚児桜

わが国最高峰の舞台芸術として受け継がれてきた能楽。長年、能に親しんできた著者が名曲にインスパイアされて生み出した8編の時代小説集。 1「やま巡り」―遊女・百万と小鶴は雪山で怪しげな老婆と出会い、一夜の宿を借りることに……。(原曲『山姥』) 2「小狐の剣」―刀工・小鍛冶宗近の娘・葛女は、父を裏切った弟子の子を身ごもったことに気づき……。(原曲『小鍛冶』) 3「稚児桜」―清水寺の稚児としてたくましく生きる花月。ある日、自分を売り飛ばした父親が突然面会に現れて……。(原曲『花月』) 4「「鮎」―天下を取るべく隠棲先の吉野で挙兵した大海人王子。間諜の蘇我菟野は都に急報を告げる機会を窺うが……。(原曲『国栖』) 5「猟師とその妻」―山で出会った男から「自分は死んだと妻子に伝えてほしい」と頼まれた僧・有慶。その身勝手さに憤りながらも、残された家族の心細さを思い、陸奥へ旅立つことに。(原曲『善知鳥』) 6「大臣の娘」―義母に疎まれた姫君を密かにかくまう乳母・綿売。ある日、偶然再会した生き別れた娘に秘密を打ち明けてしまう。(原曲『雲雀山』) 7「秋の扇」―遊女・花子は、かつて愛を交わした吉田の少将を追って京へ。形見の扇を手に下鴨神社に現れる姿が評判となるが……。(原曲『班女』) 8「照日の鏡」―高名な巫女・照日ノ前に買われた醜い童女・久利女。翌日、生霊にとりつかれた光源氏の妻・葵上のもとに連れていかれる。(原曲『葵上』) 月刊『なごみ』の連載(2017年7月~2019年6月)「能楽ものがたり」をもとに加筆。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点0.00pt

能楽ものがたり 稚児桜の総合評価:7.50/10点レビュー 4件。-ランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

現在レビューがありません


※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.4:
(3pt)

リアリティーが希薄

能の演目から触発されて作られた短編集。能の話は、形而上的だったり突飛だったりするものもあるという。そのせいか、ストーリーがやや乱暴な気がした。また、時代が古すぎて、生活の様子にリアルさが感じられない。
 特に最後の「葵上」は、私には合わなかった。そんな新解釈は無理があるよね。
能楽ものがたり 稚児桜Amazon書評・レビュー:能楽ものがたり 稚児桜より
4473043592
No.3:
(4pt)

むき出しの人間性

救いのない恐ろしい話ばかりでした。人生とは古来よりこういう不条理なものであったのでしょう。ゆえに、能楽による鎮魂が生活に寄り添ったものであったのだなと感じました。
能楽ものがたり 稚児桜Amazon書評・レビュー:能楽ものがたり 稚児桜より
4473043592
No.2:
(4pt)

能楽を小説にするとストーリーが分かりやすい

能の曲目を題材とした短編集。小説のタイトルだけでなく、能の曲目が記載されているので、時代小説などを読んだことがない人は、あらかじめ曲目で検索して、あらすじを確認してから読んだ方が良い。小説は完全に曲目と一緒ではないので、あらすじを読んでいてもネタバレにはならない。

作品としては、身分の差や貧富の差、様々な立場の中で人が生きている中、富める者が幸せか、貴族は幸せなのか、教訓めいたものも示してくれる。人の優しさを感じる表題作の「稚児桜」、人の強さを感じる「猟師とその妻」、人の怖さを感じる「秋の扇」、人の執念を感じる「照日の鏡」など、様々な角度で読者を楽しませてくれる。
能楽ものがたり 稚児桜Amazon書評・レビュー:能楽ものがたり 稚児桜より
4473043592
No.1:
(4pt)

強い女性の闘いに引き込まれ、一気読み!

8つの短編小説からなる構成だが、1つ1つが味わいがある。強い女性が主人公になっていて、1つ1つの続編が読みたくなるような展開に、物足りなさはある。それは、結末がハッピーエンドにならないからなのか、読んでいて謎であった。
筆者、得意の時代設定を考えると、大作につながるような作品もあり、もったいない気もする。
能楽ものがたり 稚児桜Amazon書評・レビュー:能楽ものがたり 稚児桜より
4473043592



その他、Amazon書評・レビューが 4件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク