正欲

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評判

正欲の評価:

3.85/5点 レビュー 459件。 D ランク

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平均点3.85pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全60件 21〜40 2/3ページ
No.40
(3pt)

つまらない

ガッキーと稲垣が出演しているので映画を見る前に読みましたが、私には退屈な内容でした。結局 映画を見る気がなくなった。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.39
(3pt)

マイノリティもマジョリティも変わらないのでは

今回の性的対象はおそらく大多数の人がそれが対象になり得ることを理解/共感しづらいだろう。だからこそ、今作で取り扱ったんだろうと思う。性的対象が何であれ、誰しもが不安を持ち、(マジョリティな)自分を確認しながら生きている。
最後、話したくない権利もあることに気づいて欲しい。あなたとは、話したくない。もしくは、この話はしたくない。
対話をすれば理解できるなんて幻想だと思う。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.38
(3pt)

多様性とエンパシーのこと

行きつけの美容院の兄さんとね、まあ、最近どうすかみたいな話するじゃないですか。
なんか映画とか見ました?って。話題がないから毎回なるんですけど。
そんで兄さんが、「正欲」って映画、なんか話題だし見てみようかなと思って。というので。
お、今原作読んでますよー。
そうなんですね、面白いですか?
あー、まだ読み始めたばっかりで、よくわからないですねー。ははは。
なんて返してたんですが。

危ねえー!これ土曜の昼下がり髪切りながらよく知らん人に勧めるような話じゃないじゃん!
いや、素晴らしいし、読むべきだとは思うけど。
いま、みんなで、ちゃんと知っておくべき事が書かれているけど。
でも迂闊には勧められないぞこんなの。

生まれ持った自身の異常な性質に苦しみ、明日を生きることが困難な人々の話。
健全な、普通の、みんなが安心する社会からは隔離するべきもの。
しかしそれがなくては生きられない人がいる。
助けてほしいとは思わない。自分が異常だとわかってる。
でも生きることを許されたい人たちのあがく姿が描かれる。

最近はあらゆるものに「普通」を求められるようになった。
普通の日本人とか。普通はこうするとか。普通じゃないやつは消えろと言わんばかりの。
多様性といいながら、それはマジョリティ側が陣地を少し広げようとしているだけで。
理解できる範囲の人だけ、特別にちょっとこっちの陣地に入れてあげるからね。
だから僕らが嫌なことしないでね。わかるよね。
という暗黙の排他的態度がその外側から透けて見える。
自分もそうだし、あなたもそうでは?という。

最近SNSでよく見るワードに、
「本当の弱者は助けたい姿をしていない」というのがあるのだけど。
これが、だから助けなくていい。もっと助けたくなるように振る舞うべき。
という全く逆の解釈で使われ始めているのが本当に恐ろしい。

これ、本来の文脈はエンパシーを説明する言葉だと思う。
自分が自然と助けたくなるような、シンパシーを感じる人だけを助けて、
弱者救済した気になるのは本質を欠いている。
本当に助けが必要な人は、自分と全く価値観の違う、
今まで遠ざけてきたような種類の人かもしれない。

そして、本当に人を救っている人たちは、
そういう場所で、困難な状況に向き合って、
物事を良い方向に持っていこうとしている人たちだ。
容易なことではない。

気持ち悪い、意味が分からない、不気味な、眼の前の誰かに寄り添い、
理解できなくてもいいから、必要な手助けができることが本当の支援で、
それをするための能力がエンパシーだぞ。と。
今社会にはエンパシーが問われてるんだぞ。と。

博報堂の新人研修で語られるという、渋谷陽一さんの言葉を思い出す。

『我々がコミュニケートしなければならないのは、きっとどこかにいるであろう自分のことをわかってくれる素敵な貴方ではなく、目の前にいるひとつも話の通じない最悪のその人なのである』
/ 渋谷陽一「音楽が終わった後に」
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.37
(3pt)

登場人物はみんな口が達者

個性的な主要人物とミステリー調の展開に一気読みしましたが、問題提起のみで終わっていて物足りなかったです。
ディベートの教科書としては最高だと思いますが、小説としては感情移入できませんでした。例えばストーカーっぽい女性が出てくるのですが、警察沙汰になる訳でもなくそこそこディベートの相手をしてもらえているのが現実離れしていて気持ち悪かったです。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.36
(3pt)

この世界との摩擦を感じることができるか

のめり込んで読むことができたけれど、楽しい感じではない。

多様性を考える時、マジョリティvsマイノリティを想定する。
しかし、実はそこにはその論点に乗りすらしない人たちが存在する。

パン派ご飯派で議論して、ベストな朝食の答え出そうと思っている限り、「朝は寝ていたい」という人たちは議論に入る余地がない。

「どうぞご自由に」と参加すらしないし、「寝ていたいんだ」という主張をすること自体を諦める。
そして議論に夢中な人々は、自分たちが議題にしていること以外目に入らないし、それが全てと思ってしまう。

そんな感じ。
ネタバラシをせずに例えを使って説明しようとする試みは難しい。

この世界との摩擦を感じることができるか
明日も生きていたいと思えるか

そんな問いかけが、印象に残った。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.35
(3pt)

表面的な平和の代償

小説を読み終わった直後の感想は、正直つまらなかった。
多様性のへの理解を広げるのもいいが、この小説のマイノリティ側の人々自体がマジョリティの人々に理解すら求めていない。マイノリティ側の人々の心理が偏見ない理解で世間一般に当たり前に浸透していれば話は違うと思うが、そもそも彼らが求めていないのならば、マジョリティ側も理解しようと寛容にならなくてもいいんじゃない?と思いました。
話が逸れるかもしれないが、戦後の日本は現在に至るまで平和な期間が継続している。平和な時代が続けば続くほど、どんどん平和ボケしていく。そうなると考えることへのキャパシティにゆとりができて、あらゆることに寛容になろうとする。その一つがマイノリティへの理解ではないのかと思う。例えば戦時中は日本は限界まで追い詰められ、国民の財産を徴収、軍人以外の人までも徴兵したり、最後には特攻までも正当化する。
マジョリティを占める国民は洗脳される。そのような時代でもLGBTの人間は居るとは思うが、一般の人々にそのようなことを考える余裕はないだろう。
現代において、マイノリティに対して理解しようとするのはいいが、行き過ぎるとマイノリティの人々を助長しさらにマイノリティの人々の人口が増えていくのでないか?とも考える。そのような人々が増えてくことで新たな社会問題も増えていく。その時、政府が新たな問題にしっかりと対処できればよいが、そのような問題よりも重要な問題があると僕は思う。現在、世界情勢が悪化の一途をたどるなか、もっと真剣に取り組むべき問題があると思う。SNSの発達で思想が多様化して、それを理解し合うことも大事だとは思うが、多様化しすぎると、戦争とか大きな問題が起こった時、国民の意識を一つにまとめなくてはいけなくなった時、思想が多様化しすぎていると、方向性がまとまらず国家は弱体化するでは?と個人的に思う。
すみません。話が少し逸れた気もしますが、マイノリティに理解を示しすぎることによるデメリットが大きいと思いますよ、ということをあくまでも主観ですが、私は危惧します。
LGBT法案の可決などもあり、そのようなことを考える今日この頃です。
この小説、映画化されたんですね。映画化に向いている話だと思いました。
見に行きたいですね。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.34
(3pt)

うーん。テーマは良いが小説として…?

うーん。
哲学的な内容。
小説として読みには私的に長いと感じた。
新書でペラペラと読みたい内容と感じてしまった。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.33
(3pt)

どうなんだろう?

思いっきりネタバレなのでご注意ください。

そもそもオチがないのが減点1。

読んでいてしっくり来なかったのは彼等彼女等の性癖がそんなにひた隠しにしなくてはいけないようなものだったのだろうかということ。確かに珍しい性癖ではあるのだろうけど、その割には同じクラスにもうひとりいる程度のもの。彼等彼女等はひた隠しに隠し、世間は絶対に受け入れてくれないと信じ込んでいたけれども果たしてそうだろうか?私が聞いたとしても、ふーんで終わる程度のような気がする。児童ポルノ愛好者と誤解されてまでも申し合わせたようにひた隠しにする頑なな態度に理解に苦しむのは私がそっち側の人間ではないからなのだろうか。
次にほとばしる水に性欲を覚えるということだけれど、彼等彼女等はそれでいけたのだろうか?それをみると下腹部が熱くなるとの描写はあったがそれでエクスタシーに達するような描写はなかった。意図的にぼかしてあるのかもしれないが。夢精はしないのか?そうでないならば単なる趣味と変わらないでしょう。
という訳でいまいちしっくりこないお話でした。読解力と想像力が不足しているのかもしれない。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.32
(3pt)

そんなに悩むこと?と思いました

夏生が暗い。
ネタバレになるので詳細は書きませんが、性的興奮の引き金が無生物ってそんなに悩むこと??と思ってしまいました。
私はそれを打ち明けられても「あ、そうなんだ」としか思わないです。

マイノリティーなんだろうけど、誰に迷惑をかけるわけでもないし、、、
高校生の頃に「サド侯爵」とか「ソドム120日」とか読み、「想像もし得ない深淵があるな」と心に刻みつけられたのが大きいかと思いますが、いやぁ全然オッケーじゃん?って思ってしまいました。

逆になんで他人の犯罪でも無い性癖に「気持ち悪い」とか言うんでしょう?そっちの方が気持ち悪いかな。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.31
(3pt)

当たり前の葛藤をドラマチックに描いている

プロットの組み方や感覚の形容の仕方には何度もハッとさせられ、作品としてはとても面白かったです。
ただ、多様性の問題提起として読むと拍子抜けします。

(ネタバレあり)

主人公たちは自分たちの葛藤がマイノリティ特有のものだと捉えてるけど、私から見るとぜーんぜんそんなことないです。

「マジョリティ」側の人間だって、自分でも「気持ち悪い」「意味わからん」「面倒臭い」と感じる思考を持ってたりするし、それを葛藤のすえ隠したり正直に伝えたりしながら「繋がりたい人」と繋がろうと頑張ってるんです。みんなが何かしら「マイノリティ」な部分を持ってるんです。

それを超マイノリティな嗜好の持ち主であることを免罪符に人と繋がる努力を放棄して、自分は孤独だ可哀想だ、マジョリティは生きやすくていいなぁと不貞腐れてる主人公たちに、正直苛立ちすら覚えました。(現に繋がりを求めて行動し出したら、あっという間に濃いコミュニティ形成してるし。何やねん羨ましいわ。)

最後の逮捕劇も彼らの性的嗜好とは直接関係ない、たまたま起こった冤罪まがいの悲劇でしかないのに、まるでマイノリティの生きづらさを証明する出来事のように見える描かれ方をしていたり。こういう、別々の問題が混同されているような場面が沢山あるように感じました。

いろいろ書きましたが、初めから「特殊なマイノリティについて考える作品」などではなく、シンプルにひとりひとりが自分や他人と向き合うことについて考える作品として読めば、そこまで違和感なく読める気もします。

作品の中では1番気持ち悪く描かれているかもしれないけど、八重子が最後に言っていたことが1番共感できました。結局そこだよね、という感じ。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.30
(3pt)

するっと読めました

エンタメ的にするっと読めました。面白かったです。
まわりの人と感想を話し合えたら面白い、酒のつまみになりそうです。
文章、言葉が深く刺さるような感動はありませんでした。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.29
(3pt)

スケベ心は上手くコントロールしようねって話

『多様性』という意識高い系が大好きなワードを徹底的にいじっていく作者の意図が強く伝わってきた。
学校に通う事は強制的に社会性を身に付け、ある意味の呪縛(セーフティ)をかける事で、犯罪に走る人を減らして社会秩序の構築に寄与している。
この考え方は面白い。上手い事言語化されている。

話の主題である性的マイノリティのうんぬんは「知らねえよ。壁にでも話しておけ」と自分は思う。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.28
(3pt)

理解が難しいかな。

様々な人の場面を描いているので、ちょこちょこ読みをした私は開くたびにその人のエピソードを思い出すのに苦労しました。
ストーリーはタイトルの通り何が正しい欲なのか?を考えさせる内容でした。
長いけど間を空けずに短期間で読むことをおすすめします。半分くらいまで色々な人のストーリーがごちゃ混ぜになってしまいました。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.27
(3pt)

特に気付きは無し

メッセージ性が高く啓蒙の面が強いが、小説を好んで読むくらいの知的水準の人ならそこまで目新しい発見はないのでは?という内容。映画が公開されるとのことで、そちらで本来読んでほしい層に届けば良いのだろうか。
人物描写は概ねリアルに感じるが、あれだけ性嗜好に詳しい水性愛者たちがわざわざ小児性愛者に間違われかねるような行動を起こした部分は無理を感じた。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.26
(3pt)

冒頭の文章を読めただけでも私は(でも後も読まないとしんどいまま)

私は誰にも理解されない性癖を恐らく持っていないと思うが、冒頭の文章を読んで安心した。この世界に自分と同じようなことを考える人の確認が出来る。
同時に考えないようにしていたことを意識し始めて危うくもなりました。
あまりにも私が生きる世界で視界に入るものは、明日も生きていくことが前提すぎている。
冒頭の文章を綴った人もそもそもは生きていたいわけだが、そう真っ直ぐに願えば、生きていけない現実がある。そしてそうさせない社会や自己がそこにはある。
濃厚や興奮とは異なる読書体験だったが、事件について読んだときの私を思い返すとき、想像もつかないことを想像もつかず一面的に見る側なのだと思った。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.25
(3pt)

顔の肉が重力に負けるという表現

初めて読んだ作者さんでした。
地の文がちょっとくどくて、同じ場面、同じ表現が何度も出て来るのが気になりました。
例えば、【顔の肉が重力に負ける】という表現は5回も6回も出てきましたよね…。
新鮮な例えなので、1回にしてくれたらいい意味で印象に残ったのになぁと残念に思いました。
他にも、同じ書き方をすることを厭わない作家さんのようで、そういう細かい部分が気になってしまい、ちょっと没頭出来なかった感じです。
テーマとしてはまさに今っぽく、新しかったと思います。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.24
(3pt)

人々の多様性を尊重すべきであると表現しています。

この本は特異な性的嗜好を中心に据え、人々の多様性を尊重すべきであると表現しています。

社会は「正常な」人という概念を定義すべきではありません、そしてそれが可能でもありません。なぜなら、性的嗜好だけでなく、人々はそれぞれ異なる一面を持っているからです。それは性格かもしれません、趣味かもしれません、生活の習慣かもしれません、あるいは体の特徴かもしれません。しかし、人生を通じて常に多数派に属している人も、また少数派に属している人もいないのです。どう考えるかは、自分次第です。

当然、他人を尊重することは我々にとって重要なことですが、もし少数派の多樣性が多数派の利益を侵害した場合、どうすべきでしょうか?この問題について、著者は触れていますが、明確な答えを示してはいません。読者自身が考え、探求するようにという意図かもしれません。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.23
(3pt)

人の気持ちを想像する大切さ

わたしは、性的マイノリティではないと思っていますが、ここに書いてあることは、なんとなく想像しながら、生きてきました。
人を傷つけるということは、許されないという大前提で、被害者救済が最優先されるのは当たり前なのですが、加害者について、切り取られた情報だけを頼りに、安易にSNSで発信するのです、わたしたちは。
当事者でもないわたしたちは、発言する権利だけを振りかざして、声高らかに、承認欲求を満たそうとして。それで、誰かが傷ついて、もし命をたっても、わたしたちには何の罪もないのでしょうか。
自分以外の人の気持ちを慮って、自分の気持ちを伝えられないのはもどかしいですが、そうできる人が増えたら、世界は少し生きやすくなると思うし、この本を手に取ることで、少しそういうことを想像できる人が増えればいいのに、というわたしの意見も、誰かを傷つける、傲慢なものだと思います。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.22
(3pt)

そんなに?

主人公たちが本当に小児性愛者だったらその苦しみもわかる。けどLGBTQA+の+に興味を持った人なら物質が性愛対象になる人がいることも知っているだろうし、主人公たちが性欲を満たしたところで他者に危害を及ぼすわけでもないのだから、絶対に知られてはならない秘密だとか自分は社会から拒絶される異常者だとかいうほどでもないのでは?と思った。
それに、自分のセクシャリティを秘密にしたまま他者と繋がり社会の中で居場所を作っている人もたくさんいる。
同僚と恋愛や結婚の話を一切しない職場もある。
主人公たちの孤独は、ダイバーシティのムーブメントで充分掬い上げられるものだと思う。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.21
(3pt)

なるほどなぁ

多様性の用い方、受け取り側にとっての感覚、なるほどなぁ〜と思いました。

ただ、作者の言いたい事はわかるけど、読んでいてだんだん描写がくどいと思ってしまって、後半飛ばして読んでしまいました。もう分かったってば(^_^;)って思いながら読んでました。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635