正欲

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評判

正欲の評価:

3.85/5点 レビュー 459件。 D ランク

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平均点3.85pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全60件 1〜20 1/3ページ
No.60
(3pt)

本を大切に扱って下さい!

とても楽しみにしていました。届いたばかりで封を開けたら新品と思えない‥中古を購入したのかと思いました。
本の内容が良いのに残念です。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.59
(3pt)

モヤモヤは加速した。

マジョリティに属する人たちの同質性、傲慢さをいやらしく描き出していて、ぐいぐい引き込まれていきました。が、マジョリティvs.マイノリティを悪と善と単純には裁かない。終盤でお互いの主張をそれぞれ交差させるが、どうしても交わらないし、交差しても誰も変わらない。理解なんてできない、理解なんてしてもらえない、で話は終わる。リアリティがあっていいのだが、読んだ方はスッキリしない。
性欲に焦点を当てて切り出しているから
よりグロテスクに感じるけど、性欲以外の嗜好でもマイノリティと感じることは日々あるし、他者を一方的に愚弄しない限り「みんな違ってみんないい」に落ち着くのかな。モヤモヤは加速した。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.58
(3pt)

さすが!でも共感が難しい、、、

このテーマを取り上げる斬新な視点、このテーマでここまで読ませられる著者はさすがだと思った。
が、一方でやっぱり100%の共感が難しい。あまりにマイノリティすぎると感じる点が本作品のテーマだとは思うものの。どうせ読むならこの著書ならこの作品以外でも良いかな、というのが正直な感想。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.57
(3pt)

登場人物にあまり魅力を感じなかった

正しい欲とは何なのか。人それぞれ違うのは分かるけど何かいまいちピンと来なかった。多様性の時代とは言うけどどこぞの誰かが勝手に作り出した社会であると思う。ただそれに皆がのっかっていってるだけ。おそらく多数派の正欲を持っている自分にはあまり心に響かなかった。確かに多様性うるせえ笑 ただこういう少数派の人達もいるという事は考えなければならないし認めないと駄目だと思った。登場人物がもっと個性的で魅力があったらもっと面白い作品になっていたかもしれない。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.56
(3pt)

あまりピンと来なかった

自分が歳をとりすぎているのか、この物語に出てくる登場人物たちの深い悩みを十分に理解できなかった。
どの人物もまだ若い。明日生きていたいと思うことが偽善だと感じるほど、本人たちは生きづらい状況にある。
特殊な性癖を持つために、他の大多数と交わらない生き方を選ぶが、やはり心の底では誰かと繋がりたい。
多数派ではない彼らに秘密の居場所を与えたのが、少年たちによるYouTubeチャンネル。いろいろと危なっかしさが漂う。
ネットによる情報過多の弊害か、繋がりが得られた一方で、自分の異様性を意識しすぎて孤立を深めている気がするし、世の中こんなにも性欲に支配されているのというか、性欲に囚われている人が多いの?

この話の中で最もリアリティがあって、しかも好感が持てないのが八重子。ダイバーシティ、繋がりというワードに出会い、自分のコンプレックスを克服する勇気を得た。多様な人が生きやすい社会を目指して、まずは一緒に話そうと大也に働きかけるのはインクルーシブな観点から言えば正しい行いでしかないが、同時に自分の正義を押し付けてくる面倒な存在。本の中の八重子はもちろんもっと繊細で複雑さをはらんでいるが、自分にもこういう時代があったなと、読んでいて恥ずかしくなった。

読み終わった今、この登場人物たちには瞑想を勧めたい。欲から解放されるよ。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.55
(3pt)

期待してましたが、少し薄っぺらかな。

うーん・・テーマがそれだから仕方ないのかもしれないが、ヒトは性欲以外に多くの欲望や感情を持っています。
もっと複雑だという事です。
この小説に求めるのは酷なのでしょうが、そこに触れずに(回避して)物語るなら、薄っぺらになるのは仕方ないのかな、と。・・・
昔 流行った「不条理小説」だというのなら解る。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.54
(3pt)

すっきりしなかった。

LGBTの人たちはマイノリティの中ではむしろメジャーであり、それ以外にさらに少数の性的嗜好者がいることに注目した小説だ。 しかし主人公達の性的嗜好は犯罪的なことではなく、後ろめたさを感じる必要があるのが疑問であった。 もしそのテーマを書きたいのであれば、性的欲求を満たすことを実行すると犯罪になってしまうことをした方がわかりやすかったのではないか。 また、最終的に逮捕されてしまうが、その容疑がわかりにくかった。 
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.53
(3pt)

分からなかった事を知る

ベストセラーの意味が少しだけ分かったような気がする。何が正解なのかは全く存在しない。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.52
(3pt)

朝井ワールドもいいよ

直木賞受賞作もいいけど、これも朝井リョウワールドっていう感じ。良かった。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.51
(3pt)

正解も間違いもないと思いたい

マジョリティとは違うものに性的に興奮する。自分の根幹にある異質さを隠すため、人との深い関りを避け、感情を押し殺し、社会の中にひっそりと生きようとする。その異質さは、一般的なダイバーシティという言葉には包含されない。

そんな人々は、自分と同じ異質さを持つ人々とのつながりや異質な感情を満足させるものをひっそりと求める。

異質な性的欲求を目の前にして、多様性という言葉の限界が突きつけられる。多様性という言葉を使うとき、マイノリティを受け入れる側としての立場が浮き彫りになる。多様性という言葉を使うときに、自分と違うものをどこまで受け入れられるのかという境界性を孕む。

小説の中でのクライマックス。諸橋と八重子の会話。諸橋が八重子の多様性を振りかざし、諸橋に自己を開くことを促すが、諸橋は受け入れる側だといる奴が一番嫌いだと。お前らの想像もできない異質な性的衝動を持つ人たちがいることを八重子に突きつける。八重子はそれにひるむことなく、そうやって不幸でいることが樂なんだよと反撃をする。また、諸橋ほど異質でないからこそ、すべてを捨てきれない辛さもあると訴える。
この正直なぶつかり合いが、調和的多様性のヒントになる気がした。二人は会話の中で、あってはならない感情はないという二人の間の新たな多様性の解釈を生み出した。

何がまともで、何が異常なのか。まともだから生きやすいのか、異常だから生きにくいのか。そこに何か答えがあるわけではない。一人ひとり違う分かり合えない他者として、対話し、問い続けることしかないのではないか。

全体として難しいテーマではあったが、諸橋と八重子の最後のぶつかり合いが一つの救いであった。

正解はないけど、間違いだけはある社会で、自分自身にも素直に、正解も間違いもないと思える日を迎えたいと願う。そんな小説でした。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.50
(3pt)

繋がりとは…

『多様性』とは無縁の自らをノーマルで健全だと自負する人たち、『多様性』としてようやく認められてきた人たち、『多様性』にすら含まれないさらなる特殊でニッチな人たち…
結局は『多様性』なんて受け皿を作ることでさらなるふかーい分断ができあがるんだろうね。それも精巧に造られた落とし穴のような見えにくい分断が。
大きな型にも小さな型にもはめず己は己として他人に迷惑をかけず信頼しすぎず生きていくしかないのではないだろうか。
もし私が夏月や佐々木のような特殊性癖をもち、『多様性』にはじかれたとて、明日を生きるために手を組もうなんて思考になるだろうか。
どうしてそうまでして他人と、世界と、繋がりたいと思うのだろう??私にはそこがどうしても分からない…。元来、人への関心が薄い。社会で生きていくには致命的だが、これも『多様性』となりますか?笑
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.49
(3pt)

八重子がうざい、ストーカー行為にお咎め無しは納得できない

「正欲」を読み終えた感想は、一言で言えば「惜しい作品」でした。以下、具体的に感じた点を述べます。

まず、八重子のキャラクターには大きな違和感を覚えました。彼女の行動、特にストーカー紛いの行為に対して何のお咎めもない展開には驚きました。被害者として描かれる彼女が、実際には他者のプライバシーを侵害しているのに、物語がそれを追及せずに終わるのは納得できませんでした。これでは読者が彼女に感情移入するのが難しいです。

次に、Youtuberのゆたぽんを思わせるシーンには、思わず笑ってしまいました。おそらく意図的に現代の風刺を盛り込んでいるのでしょうが、そこが一瞬リアリティを超えてコメディのように感じられたのは、作品全体のトーンと若干ズレていたように思います。

また、桐生さんと佐々木さんが同棲を始める展開は、「コンビニ人間」を彷彿とさせました。これ自体が悪いわけではありませんが、既視感が強く、オリジナリティに欠ける印象を受けました。この部分で物語に引き込まれるというより、「またこのパターンか」と冷めてしまいました。

最後に、着眼点やテーマの選び方は素晴らしいものの、ラストが中途半端で不完全燃焼感が否めませんでした。せっかく現代社会の価値観を揺さぶるような物語を展開したのだから、もっと徹底的に社会を打ちのめすような衝撃的な結末を期待していました。しかし、実際には着地点が曖昧で、「結局何が言いたかったのか?」と考えさせられる余韻というより、単なるモヤモヤを感じてしまいました。

総じて、テーマや視点には評価すべき点が多いものの、キャラクターや物語の処理には改善の余地を感じる作品でした。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.48
(3pt)

全部「多様性」に包含されるのでは?

キャッチーな内容で興味深い点はいくつもあったが、人生観が変わるほどではない。
人を愛せず、水に性的欲求を感じることより、小児性愛を抱いてしまうことの方が、生きづらいであろうことを痛感した。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.47
(3pt)

難しいテーマ

これは私には少し難しかったです。
最後もなんだか後味が悪かった。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.46
(3pt)

すっきりしないが、勉強にはなった。

人の価値観について考えさせられ、多様性を理解したつもりでも実は本当に及びもつかない世界があり、
翻って、どだい他人を理解・説得しようとするこに無理があるという無力感のみ残った。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.45
(3pt)

「多様性を受け入れる」とは?

作者は主人公の性癖を水フェチという読者が生理的に許容しやすいものに設定することで、読者に一次的な共感を誘発しています。
これが仮に、幼児を惨殺したい、その死体を解剖したい、そしてその内臓を食したい、そんな性的衝動だったら共感するだろうか?しないとしたら水フェチに対する許容は何だったのか?「多様性を受け入れる」とはどういう意味だろうのか?と、自問してしまいます。
社会には「誰にもバレないように無事に死ぬために生きている人」は必ずいると思います。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.44
(3pt)

勉強になる

自分では考えもつかないことでも現実には存在しているんだなぁと勉強になりました。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.43
(3pt)

色んな意味でなんとも言えない読後感。。。

あまり内容も知らずに読んでみた。
ちょっとネタバレ的なこともあるのでご注意ください。
ミステリーなのかと思って読んでいた感はあるが、どうもそういうことではないらしい。。。
淡々と登場人物の章がそれぞれ時系列で繰り返されていく、、、
文章自体はまあ読みやすい。
でも、「面白い!」という感じで読み進めるわけでもなく、ただ淡々と読み進めた感じ。
「あ〜これはマニアックな性癖の話なんだ」ということに気づくとともに
作者の視点にはなんとなく共感できるものを感じる(初めてこの人の本を読みました)
しかし、私的にはこれまでにないジャンルの分野ゆえ、なかなか評価しずらいなと思いながら
こういう世界もあるんだという興味本位的な欲求で読み進める。
いつかこの複数の登場人物がどのようにか交錯し合って、ないかとんでもないことが
起こるんではないかと思って、期待をするも、、、結局なんとも消化不良な結末というか
急激な尻すぼみで終焉。
途中は、「ここから面白くなるのか???」と期待した分、その期待が悪い意味で裏切られた感が
私としては否めなく、、、なんとも言えないモヤっとした感じの今。
直後にこれ書いてます。
そうそう、この中に出てくる八重子という登場人物がどうしても「ハリセンボンのはるな」に
思えてしかたなかった(笑笑)
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.42
(3pt)

そういう人たちの苦しみ

まだ1回しか読んでいません。映画化されたとの事ですが、見ていません。人の内面にある秘め事的な本性を隠して生きる人たち、一派一絡げに纏められてしまう性的異常者とされる人たち。その中にも様々な異常が存在するという話かな?どう捉えたらいいのか、よく消化できない状態です。どうしても自分はどうなの?とその都度確認しつつ読み続ける必要がありました。重いね、その人たちの苦悩を思うと考えちゃう。何か逃げ道はないのか?適当に騙しながら生きるなんて、普通のつもりでいる自分でもやっていること。なんかみんなそれなりに誤魔化しながら生きているような気もしますが。おもーいお話でした。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635
No.41
(3pt)

多様性の意味や意図はそんなに限定的?

20代前半の長女が強く推していたため読んでみました。
私は性的マイノリティ―ではないですが、かといってマジョリティに属して安心を得るタイプでもなく、残念ながらそれほど刺さりませんでした。
多様性の包摂って、そこまで完璧を求めなくてはならない言葉なのでしょうかね。いかなるマイナーな観点をも持ち合わせていなきゃダメなんでしょうか。あるいは、マジョリティも含めた個々の強みの発揮といった文脈で使ってはダメなんでしょうか。
例えファッション性があったとしても、社会がそれまでより多少なりとも寛容になり、少しづつでも偏見が減って生きづらい人が減ったり、新しい発想が付加価値を生んだりすれば、それは十分意味のあることなんじゃないでしょうか。
正欲 Amazon書評・レビュー: 正欲より
4103330635