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(短編集)
アウトゼア
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アウトゼアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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短編集、となっているが、それぞれの充実度は半端ない。 1.しりょうのふね 2.偽装者の顔 3.たそがれの通り魔 4.みちゆきの夜 5.冤罪の条件 の5作品。 殺人事件や行方不明事件の「解決」とは一体どこか。犯人逮捕か真相解明か、いろいろと考えさせられる話ばかり。 それにしても、作者の本はへたなホラーより本当に怖い。オカルトでも怪談でもなんでもないのに、ページをめくるのにおっかなびっくりです。読んでいる間は、暗闇をひとり歩いているような気分になる。この不穏な空気と緊張感は作者の真骨頂だ。 とくに、「みちゆきの夜」には個人的に震える思いでした。 | ||||
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全ての物語に興味津々。 未解決のままの事件や冤罪のままの事件がたくさんあるのだろうなと思いました。 事件が起きるには必ずストーリーがあり、それが人間なんだよなと思います。 個人的にノンフィクションライターになりたいと思っていた時期もあり、とても興味深く一気読みしてしまいました。 | ||||
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『アウト ゼア 未解決事件ファイルの迷宮』は、『クリーピー』で第15回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した前川裕氏が2013年~2014年に「小説すばる」に発表した5編の短編を収録したものである。ドキュメンタリー風のミステリーで、後の長編『死屍累々の夜』につながる。何よりまず文章の上手さにあっという間に内容に引き込まれる。ミステリーなので、あらすじに触れることはやめるが、最後の1,2ページで、読者の想像力を掻き立て、判断力を刺激する手法は、興味深い。我が家は夫婦そろって「前川ファン」だが、女房は本が届いた日に一気に読んでしまい、すかさず「これは面白い!」と言った。 | ||||
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