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騒動: 百万石の留守居役 十一



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【この小説が収録されている参考書籍】
騒動 百万石の留守居役(十一) (講談社文庫)

騒動: 百万石の留守居役 十一の評価: 4.17/5点 レビュー 18件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.17pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

読みにくい

この作者の特徴としてト書きが概ね後に来るのでセリフが誰のものなのか戸惑うことがある。今回のストーリー展開は
このシリーズの中では最も単純で軽すぎる。
騒動 百万石の留守居役(十一) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:騒動 百万石の留守居役(十一) (講談社文庫)より
4065118107
No.1:
(2pt)

如何なものか・・・

他のシリーズも含め、間延びしてるだの展開が緩すぎるだの説明がうざいだのと言われているのを受けてか、今回は活劇シーンがてんこ盛りでそれなりに面白かったが、山場(活劇シーン)をの展開を先ず決めて、その後に各「山場」を繋ごうとしたらしく、山場と山場の「間」に無理が有るw

特に越前松平藩の外れあたりで藩主松平綱昌の馬周りを一人残して全滅させたという「山場」の後、妻と主人公が同じ馬に乗り、女中姿の軒猿が当て落とした藩主を乗せた馬に乗って、敵地である福井城下にまで戻り、国家老次席の屋敷で最後の「山場(剣戟)」に及ぶ・・・というのは流石に無理がないかね。

男と女、それも武士がまっ昼間、同じ馬に乗って移動するだけでも目だってしょうがないし、オマケに女中が失神した藩主を別の馬に乗せて城下町を通るなんてことすれば、直ぐに誰何されて取り押さえられるだろw

だからだろうが、主人公と妻が馬に相乗りした場面、つまり「山場」から途中の状況については見事に何も説明も描写もないまま、いきなり次の「山場」である次席国家老の屋敷で越前松平藩主・綱昌を脅しながら次席国家老と談判する場面になっている・・
そりゃ、あの状態で敵地である越前松平藩の城下を通る場面なんか、誰がどうやっても書けないだろうけど、それにしても酷過ぎないかねww

他にも、供侍は兎に角、戦闘力抜群の忍びである女軒猿を、最後の山場に向かう前に1人だけ残して加賀に返したり(元々主人公を救出にきた妻の護衛として付けられてたのにw)、顔を知られていない2名の軒猿も主人公の従者と一緒に国境から動かなかったりと、それは無いだろと言いたくなるような無理な設定が・・・
まぁ、腕利きの女軒猿6名と男の軒猿2名が加勢してしまえば、国家老次席の屋敷での戦いの場で主人公は刀を抜く必要もなくなるだろうから、最後の見せ場が成り立たなくなるというのは良く分かるが、その辺は手抜きしないでもう少し丁寧にストーリーを練ったらどうかと言いたくなるw

ま、上田センセイの作品にしては破綻もミスも少ない方だし、見せ場はそれなりに面白かったので、星2つかなw
騒動 百万石の留守居役(十一) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:騒動 百万石の留守居役(十一) (講談社文庫)より
4065118107

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