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真夏の日の夢
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真夏の日の夢の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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表紙絵がライトノベルっぽいミステリである。静月作品は初読。 帯紙には「ドタバタコメディと思いきや」「複線の数々」「驚きの結末!!」などの煽り文句が躍る。裏表紙を読んで、バイオスフィアみたいな話かなあ、密室殺人ってことかなあ、と思いながら読み始める。文字も大き目だし会話文も多いし、2時間ばかりで読了。 う~~~~~ん。 総じて(ドリフ並みの)ドタバタ劇だし、確かに伏線ぽいものはいくつか。驚きの結末を描いているのもその通り。帯紙はうそを言ってはいない。 ただこれがミステリかっていうとどうなんでしょう。 メインの伏線として引いたと思われるコレは、平成初期ごろ手あかがついた有名なやつだし(そのつもりで読んでるとすぐ分かっちゃう)、終盤で明らかになる大掛かりな「驚き」の話は、ドイルにまで遡る超有名ネタとようするに同じ。 あとはそうですね、とある登場人物についての救急隊発言(上の①と根は同じ)につい噴き出したのが収穫といえば収穫。笑 あ、でも、よく見たらどこにもミステリだなんて書いてないな。 そうか、そういうことか!(カヲ○) | ||||
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ラノベの入口として読みましたが、軽いタッチとしてよかったです。 | ||||
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心理学実験と称して一軒家に閉じこめられた男女。 そのなかでひとり、またひとりと姿を消していって…… と書くとホラーのようですが、実際はライトミステリの傑作。 リーダビリティに騙されてさくさく読み進めて行くと、 最後の展開で驚くこと間違いなし。 | ||||
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大学の演劇サークルの男女7人が、建坪8坪3階建てのボロ屋に密閉され、夏休みの1ヶ月間過ごすという心理実験のアルバイトをすることになった。1人でも途中で抜け出したら、バイト代が出ないどころか、前金の食料費も払わないとならない。それは貧乏学生にはキツイ。 壁が薄くてトイレの音もお風呂の音もだだもれになってしまうボロ屋で、お芝居の練習をしながら、夜は飲み会をやって過ごす彼らだが、外からは彼らを誘惑するように、好奇心を刺激する音が響いてくる。しかし、窓も全てふさがれているので、外を確認することができない。気になる。 そしてチャレンジ6日目、サークルのマドンナ的な女子学生が、突然消えてしまう。夜まで待っても戻ってこない。しかし探しに出ればチャレンジ失敗になってしまう。そんな逡巡をしているうちに、また一人、学生が姿を消すのだった。 トリック自体は古今の名作ミステリーの要素を抽出した様に見受けられるので特筆するところはないが、演劇サークルの男女が織り成す物語という設定は好き。変なミステリ要素を付加するよりも、青春ものとして描いた方が個人的にはよかった気がする。 まあでも、作者の抱いたテーマが違うのだろうから、そうはならないのだろうけれど。 | ||||
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この作者の前2作を読んでおり、期待して3作目を読みました。 面白さは、期待どおりというか、期待以上で楽しく読ませていただきました。後半のスピーディーな展開とラストの予想外な展開、やられました。 自分が主人公に感情移入しながら読むタイプなので、後味の悪さを感じました。しかし、この点が実はこの作品の読みどころでもあると感じます。 この辺りを説明してしまうと、ネタバレになってしまうと思いますので伏せますが、うーんちょっと言いたい気分。 ミステリーをあまり読んだことのない方にも、楽しんで読める作品だと思います。 あとがきに、次回作がラブコメのような記載ありましたが、作者のミステリー作品を読みたいので、期待して待っています。 | ||||
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普段ライトノベルはあまり読まないのですが、薦められたので読んでみました。 本のあらすじ紹介にも書かれていますが、「心理学の実験」という名目で閉塞状況(ボロアパート)に 置かれた男女が1ヵ月間生活をともにするという設定。その設定下での、密室状況下からの人間消失 をテーマに扱ったものです。 事件が始まるまでは正直、キャラ付けのためだけと思われる各キャラの特異な話し方や洗練されてい ない会話にうんざりしていたのですが、まあ読んでいれば慣れてしまいます。1度目の人間消失が起き てからは矢継ぎ早に事件が進行していくので、なかなかに楽しませてくれます。 ラストの解決においても、幾方向からかのサプライズがありまあ満足(まあ作中のとある趣向は人によ り脱力的かもしれませんが)。最後に事件がひっくり返されて新たな側面を見せるというのも好印象。 劇的ビフォーアフター(わかる方だけわかってください)というわけではありませんが、読み始めと読み 終わりで作品の印象はガラリと変わりました。 傑作とまでは言えないかもしれませんが、さくさく読み進められることもありおすすめです。また、 ミステリを読みたいのだが多すぎて何から読めばいいかわからないといったミステリ読み始めの方に は特に強くおすすめします。 追記 表紙のデザインも本屋で目を惹きつけられやすく、綺麗で良いとおもいます。。 | ||||
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