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細川ガラシャ夫人



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細川ガラシャ夫人の評価: 4.46/5点 レビュー 56件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.46pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全56件 21~40 2/3ページ
No.36:
(5pt)

三浦綾子さん読破します。

大河ドラマを見て、玉のことを知りたくなり購入しました。
とても読みやすく、また知らなかった史実もわかりました。
細川ガラシャ夫人(下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:細川ガラシャ夫人(下) (新潮文庫)より
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No.35:
(4pt)

購入して良かったです

読みたかった本を安価で購入でき、また綺麗な状態で良かったです。
細川ガラシャ夫人(下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:細川ガラシャ夫人(下) (新潮文庫)より
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No.34:
(2pt)

アンチキリシタンからすれば

私はキリシタンじゃないので、途中から読むのが苦痛なくらいキリシタン贔屓な内容でした。
自分の宗教アレルギーのせいかもしれません。
でも正直気持ち悪かった。
これは歴史小説ではないよな、と思いました。
歴史小説でも一方ばかりの視点で語られることはままあるんでしょうけれど。
主人公は高慢だったけれどキリシタンになって変わった、救われた、というのが下巻。
確かに不幸な境遇を悲観して「私は、女はなんてかわいそうなの」となっていたところを、当時普通だった感覚に疑問をもって違う価値観を持つのは素晴らしいかもしれません。
そしてそれを身の回りに広めようと行動する、のはちょっとどうかと思います。
偉い人が宗教進めてきたら、それに右に倣えになってしまうじゃないですか。
別にやりたくなくても、そんな空気になると思います。
それで一番被害被るのは下っ端で、真面目に仕えているのにかわいそう。
ガラシャが巻き込んだせいで…
玉子はじめキリシタン同士は心で惹かれ合うのは必至、みたいな浮気心を正当化してるのも気持ち悪い。
読みながらモヤモヤしていました。
キリシタンならどこもおかしいと思わず読めるんでしょうか。
ガラシャが悪いのか書き手が悪いのか、わかりませんが読んで気持ちの良いものではありませんでした。
細川ガラシャ夫人(下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:細川ガラシャ夫人(下) (新潮文庫)より
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No.33:
(4pt)

新鮮

ガラシャ夫人の人間像が新鮮です。褒めそやすだけでなく、至らぬところもきちんと描かれ、それでもなお、ひとりの人間として気高く、浄らか。

初之介の思いが切なく、心が震えます。
細川ガラシャ夫人(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:細川ガラシャ夫人(上) (新潮文庫)より
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No.32:
(5pt)

興味深く

面白く読ませてもらった。
細川ガラシャ夫人(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:細川ガラシャ夫人(上) (新潮文庫)より
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No.31:
(5pt)

歴史の見方が変えられた

歴史小説とした興味深く読んだ。
細川ガラシャ夫人(下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:細川ガラシャ夫人(下) (新潮文庫)より
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No.30:
(5pt)

真実を求めて。

歴史事実を体感するにはご当地に行くのが最も早道です。
ガラシャの祈り 三浦綾子著『細川ガラシャ夫人』に拠るAmazon書評・レビュー:ガラシャの祈り 三浦綾子著『細川ガラシャ夫人』に拠るより
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No.29:
(5pt)

明智光秀とガラシャ、親子愛

ガラシャが、父光秀から人として生きる道を学んでいく姿を、様々な場面の会話を通して描いている。今、光秀ブームだが、人として光秀がなぜ信長を討たざるを得なかったのかを考えさせられる小説でもある。 
細川ガラシャ夫人(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:細川ガラシャ夫人(上) (新潮文庫)より
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No.28:
(5pt)

信じる心

ガラシャの生き方は今の息苦しい時代を生きる我々にも勇気を与えてくれます。
細川ガラシャ夫人(下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:細川ガラシャ夫人(下) (新潮文庫)より
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No.27:
(4pt)

明智光秀の娘で細川忠興の妻・玉子を描いた歴史小説。

戦国時代に、家族を失う苦難、道具のように扱われる女性としての苦難、信仰を妨げられる苦難。何もかも耐え忍んで赦すことの大切さを問いかけた物語。
信仰を捨てさるように、夫の忠興から(周りの侍女を含めて)迫害を受けた後も最後に赦す姿勢が共感出来なかったが、その分印象的だった。
細川ガラシャ夫人(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:細川ガラシャ夫人(上) (新潮文庫)より
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No.26:
(4pt)

明智光秀の娘で細川忠興の妻・玉子を描いた歴史小説。

戦国時代に、家族を失う苦難、道具のように扱われる女性としての苦難、信仰を妨げられる苦難。何もかも耐え忍んで赦すことの大切さを問いかけた物語。
信仰を捨てさるように、夫の忠興から(周りの侍女を含めて)迫害を受けた後も最後に赦す姿勢が共感出来なかったが、その分印象的だった。
細川ガラシャ夫人(下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:細川ガラシャ夫人(下) (新潮文庫)より
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No.25:
(5pt)

自分の信念のもと、信仰に強く生き38才の短い生涯を終えました。

本の主人公は、明智光秀の娘で絶世の美女であり、細川忠興の妻でクリスチャンです。
自分の信念のもと、信仰に強く生き38才の短い生涯を終えました。
両親の深い愛のもと育てられるが、父光秀が謀反をおこしたため、命を狙われますが
夫に助けられます。夫のガラシャにたいする異常なほどの独占愛に悩まされます。
その後クリスチャンになりますが、キリスト教禁止令、迫害、など苦悩の中でも
信仰を捨てずに生きていきます。最後、人質になるのを拒み、命を落とします。
細川ガラシャの薄幸の生涯は、司馬遼太郎の「胡桃に酒」でも、描かれて
いますが、この小説では、三浦作品らしく、涙をさそうシーンがふんだんです。父光秀が
疱瘡を患った妻を娶るまでや、光秀が母の顔を笑ったガラシャへの戒めの話、母が光秀の
客人をもてなすため、みずからの髪を切って、お金にかえ、食べ物を用意するシーンなどか
そうです。それと、非常に有名なのが辞世の句です。
「散りぬべき時知りてこそ世の中の花も花なれ人も人なれ」
( 花も人も散りどきを心得てこそ美しいという意味だそうです)
謀反人明智光秀の娘として、命を狙われた時、救ってくれたのが、夫の忠興でしたので、
石田三成がガラシャを人質として捉えに来た時、それは死ぬ時と夫細川忠興に
約束しているからなのです。夫は、独占欲からガラシアを渡したくなかったからです。
三浦綾子は終わりにでこんなことをいっています。
「今から400年前、女性は、男性の所有物であり、政略の具であった時代に、女性は
女性らしく生きるということは、むずかしいことであったと、想像される。
そうした時代に、霊性にめざめ、信仰に生きたガラシャの生き方は心を深く打つ」とあります。
小説の内容は、司馬遼太郎の「胡桃に酒」とダブルところもありますが、三浦作品らしく、
色づけして、感動を呼び起こす場面はたくさんあります。
一読する価値はあると思いました。
細川ガラシャ夫人(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:細川ガラシャ夫人(上) (新潮文庫)より
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No.24:
(1pt)

キリシタン大名を美化しすぎでは?

キリシタンが絶対的な善として描かれています。
キリスト教(カトリック)の宣教師がどんな役目を背負って日本に来ていたのか、キリスト教が侵略に使われた事実、当時の世界情勢、全て無視して、ひたすらにキリシタン大名や宣教師が可哀想な人達として描写され続けます。
キリシタン大名や宣教師のした大罪は、国家反逆に間違いはなく、日本人だったら許せないことです。
「注意:ファンタジー歴史小説です。事実とは異なります。」と書いておいてください。
細川ガラシャ夫人(下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:細川ガラシャ夫人(下) (新潮文庫)より
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No.23:
(5pt)

作者観が変わる作品

闘病や信仰をテーマにした作品が多い「昭和の現代作家」三浦綾子の希少な歴史もの。『氷点』『塩狩峠』を書いた筆で戦国時代を描くと、面白くも純度が高い作品が出来ることを知ら示した。プロテスタントの女史が見た、カトリック「切支丹」宗教観も興味深い。主人公女性の明智玉こと「細川ガラシャ」の矜持には、時代を超えても称賛。
細川ガラシャ夫人(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:細川ガラシャ夫人(上) (新潮文庫)より
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No.22:
(4pt)

三浦綾子唯一の歴史小説

歴史小説を他にも書いてほしかった。。。
歴史小説に興味がなかった人におすすめ。
ここから歴史小説に興味が湧く人も多いと思う。
細川ガラシャ夫人(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:細川ガラシャ夫人(上) (新潮文庫)より
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No.21:
(4pt)

妻の美貌と賢さに劣等感を抱く、嫉妬深い夫、細川忠興を描いて秀逸

「自分を初めてみる者は、必ずハッとしたように驚きの色を顔に現す。
お玉にとって、それは幼い時から幾度となく経験してきたことであった」

明智光秀の娘として生まれたお玉は、美しいだけでなく、聡明で自立心旺盛、
合理的な思考の持ち主であったから、神仏には懐疑的ですらあった。
そんな彼女が、いかにしてキリシタンとなったのか。
上巻では、世渡り上手の細川家に嫁いだお玉と夫の忠興とのあいだにあった
目に見えない「夫婦の垣」が取り払われるまでが丁寧に描かれる。
細川ガラシャ夫人(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:細川ガラシャ夫人(上) (新潮文庫)より
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No.20:
(5pt)

神に仕えるごとく夫に仕えて、愛と信仰に殉ずる戦国の妻

本能寺の変で状況は一変。秀吉を怖れる細川忠興は、お玉を山深い味土野に隠す。
そこで、お玉は、山里に暮らす人々の平穏な暮らしを見て、人間らしい生き方とは何かを考えるようになる。
そして、領地に執着して非業の最期をとげた父光秀の生涯を思い、潔く領地を捨て信仰をつらぬく高山右近の生き方をみるうち、次第にキリスト教へ入っていく。

しかし、秀吉のキリシタン禁制に怯える忠興は、無断で受洗したお玉(ガラシャ)に対して、ともにキリシタンになった侍女たちの耳や鼻を削いで棄教を迫るが、ガラシャは信仰を捨てない。
最愛の夫が迫害者になってしまったのだが、禁制がゆるむと忠興は平穏を取り戻す。
すべては、お家大事のためであった。

秀吉の死後、東西の対立が激化し、家康に息子を人質に出した忠興は、石田三成の人質に取られてはならぬとガラシャに申し渡して、東国に出征していく。
ほかの大名の妻たちが逃亡するなかで、細川屋敷は炎上し、ガラシャは自害する。
これは、彼女にとって殉教であった。
一方、忠興はガラシャを独占したかった。他の男の餌食になるくらいなら、むしろ死んでほしかったのである。
細川ガラシャ夫人(下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:細川ガラシャ夫人(下) (新潮文庫)より
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No.19:
(4pt)

キリスト教へ傾倒していった玉子の心境の変化

「本能寺の変」以降逆心の娘となった玉子に押し寄せる不幸。お家大事の細川家父子は、玉子を離縁したと見せかけるため、丹波の山奥味土野へ幽閉する。
愛する幼子や夫と別れ、見知らぬ山奥での生活は、淋しくつらいものであった。そんな玉子の心を癒してくれたのは佳代であった。最初は「神も仏も信じたくありませぬ」と言ってた玉子も、次第に佳代の裏表のない気高い考え方に共感し、信仰の道に目覚めて言った。やがて、天下分け目の「関ヶ原の戦い」夫は最初から徳川方に付くつもりだった。夫が徳川に付いて出兵した後。石田光成は大名の夫人たちを人質にしようとしたが、これを拒み、玉子は信仰の教えで自害はできないので、重臣に槍で胸を突かせ、37歳の命を絶った。
細川ガラシャ夫人(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:細川ガラシャ夫人(上) (新潮文庫)より
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No.18:
(4pt)

幸せな娘時代と父光秀の心境に感銘

明智光秀と母煕子との結婚のエピソード・・・両親の仲睦まじい姿を見ながら育った玉子が、信長のお声掛かりで細川忠興と結婚することになる。
穏やかで優しい父とは違い、気性の荒々しい忠興に戸惑いながらも、忠興に熱愛され一男一女を設け幸せな日々を送っていた頃。
突如父の謀反を知り苦悩する。また明智光秀がなぜ反逆者となったのか・・・、「本能寺の変」に至るまでの明智光秀の心境が解りやすく、共感できて涙を誘う。
細川ガラシャ夫人(下) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:細川ガラシャ夫人(下) (新潮文庫)より
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No.17:
(5pt)

波乱の生涯

明智光秀の娘玉子の波乱の生涯を描いた本著は三浦綾子氏初の歴史小説です。
両親の愛のもとで育てられた玉子は細川忠興のもとへ嫁ぎます。美貌の玉子を忠興もこよなく愛しますが、やがてキリスト教に入信した玉子はそれがもとで短い生涯を終えることになります。
どんな境遇に置かれても信念を貫く玉子の覚悟ある生き方に心が揺さぶられます。自害までの緊迫感溢れる描写に胸の鼓動が収まりませんでした。
またこの作品で印象深いのは光秀の人情に満ちた人間性が描かれた部分です。疱瘡を患った妻を娶るまでの経緯、また母の顔を嘲笑した玉子への戒めの言葉は何度読んでも涙が出ます。
生涯玉子の心の底に最も強く流れていたのは父光秀の深い愛情だったような気がします。
細川ガラシャ夫人(上) (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:細川ガラシャ夫人(上) (新潮文庫)より
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