なでしこ御用帖

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評判

なでしこ御用帖の評価:

3.73/5点 レビュー 15件。 C ランク

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平均点3.73pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全4件 1〜4 1/1ページ
No.4
(1pt)

時代考証が出鱈目

この作家は時代小説を量産しているくせに、時代考証が出鱈目。
 第四話で主人公の紺が、第五話で美音が三つ指を突くという、最悪、無作法な挨拶をしている。三つ指を突くのは、そもそも吉原の遊女が始めた作法で、極めて無作法とされる。両手を「ハ」の字状にして掌をしっかり床に着け、額を床すれすれまで下げるのが最も礼儀正しい作法。これを知らないのは時代小説作家として恥ずかしい。
 次に、雄猫。これは牡猫でなければならない。「雄」は鳥類など、一見しただけでは性別不明の場合に用いる。旁の「土」は勃起した男性器を意味するので、そういう外性器を持つ動物に使用。また「雌」も同じく、鳥類など、一見しただけでは性別不明の場合に用いる。「隹」は、そもそも「鳥」の意味。牡馬、牝馬を雄馬、雌馬などと書いたら、競馬ファンにドヤされること請け合い。
 下駄は江戸時代は雨具で、雨天の時に履くものだが、晴天でも履いているし、「凄い」は江戸時代は「ぞっとする」「気味が悪い」という意味だが、「素晴らしい」に近い現代の用法で使っている。
 また「大変」は江戸時代は、現代と違って「すさまじい凶事」の意味で使うが「非常に」という現代の意味で使っている。
 その他、厄介・神経質(坪内逍遙の造語)、緊張(森鴎外の造語)、理由(山縣有朋の造語)、雰囲気(北原白秋の造語)、心配(河竹黙阿弥の造語)、普段(若松賤子の造語)、小走り・文句(樋口一葉の造語)、居心地・無駄(国木田独歩の造語)、露骨・姿勢・状況・視界(夏目漱石の造語)、袋小路(有島武郎の造語)、頑張る(サトウハチローの造語)、原因(西周の造語)、体調(北杜夫の造語)、駄目(尾崎紅葉の造語)、無視(内田魯庵の造語)、捕縛(新聞雑誌の造語)、完璧(服部誠一の造語)、本格的(勝本清一郎の造語)、落胆(荻田嘯の造語)、現場(中江兆民の造語)、美人画(小栗風葉の造語)など、江戸時代にない言葉のオンパレード。
なでしこ御用帖 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: なでしこ御用帖 (集英社文庫)より
4087468798
No.3
(3pt)

再読です

ふと目に入って読み返したくなりました。
「やる気がなくなって、やりたいと思わない」に至って死ぬ事はごく普通の事なんだと、初読の時には大して印象に残らなかった部分が、今回はすんなりと腑に落ちました。
割と単純なキャラですが、とても健全かつ真っ当。少し融通利かせても…と思う部分も無きにしも非ずですが、気持ち良く読みました。
なでしこ御用帖 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: なでしこ御用帖 (集英社文庫)より
4087468798
No.2
(3pt)

あまり。

読んでみて少し残念な気がしました、読者としてもっと読みごたえがあるかと期待したのですが。
なでしこ御用帖 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: なでしこ御用帖 (集英社文庫)より
4087468798
No.1
(3pt)

斬られ権佐ほどのインパクトはありません

斬られ権佐の孫娘で「なでしこちゃん」の愛称で周りから可愛がられているお紺の物語。権佐の血を引いて捕物好きで市井の事件に首を突っ込み解決する活躍と、二人の男性に結婚を申し込まれて逡巡する様子が書かれています。作者の筆力からどのお話もそれなりに面白いものの、斬られ権佐に比べてお紺始め登場人物たちのキャラクターのインパクトが小さすぎて、全体的に平凡です。可もなし不可もなし、です。
なでしこ御用帖 (集英社文庫) Amazon書評・レビュー: なでしこ御用帖 (集英社文庫)より
4087468798