小麦の法廷

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評判

小麦の法廷の評価:

4.35/5点 レビュー 20件。 B ランク

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平均点4.35pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全3件 1〜3 1/1ページ
No.3
(3pt)

期待が大きかっただけに

残念でした。なんでこの事件を裁判員裁判対象にしてしまうかなあ。キャラは魅力的だし、エンタメに厳格なリアリティを求める必要はないけど、ちょっと粗すぎました。これで著者の全作品を読んだことになりますが、一番がっかりした著作になってしまいました。
小麦の法廷 Amazon書評・レビュー: 小麦の法廷より
4065215307
No.2
(3pt)

いや、違う。そんなことは、わたしの弁護士としての矜持が許さない!

不良漫画の金字塔『 BE-BOP-HIGHSCHOOL 』の著者である作家・木内一裕氏によるハードボイルド小説第13弾!

 司法修習期間を終えたばかりの新米女弁護士・杉浦小麦(25歳)。仲間うちの喧嘩沙汰による傷害事件の国選弁護人を引き受け、当事者も起訴内容を認めている事からすぐに済む案件だと思っていたが警視庁の刑事から被告人がある銃殺事件の実行犯の嫌疑がかかっている事を知らされる。それによって小麦は世間の関心を集める重大事件の弁護士になるのだが…。

 今回は著者が初めて試みる法廷劇だ。女性が主人公といえば『 嘘ですけど、なにか? 』以来の設定で木内作品の中では稀ではあるのだが主人公が童顔でありながら元レスリングのオリンピック候補選手の経歴があり、父親が元弁護士で現在は服役中という人物設定は面白く、何よりも弁護士としての正しい倫理観を持ち合わせており、理不尽な不正を曲げない姿勢には好感が持てるのだが毎度の事ながらそれがもう少し活かされていないのが残念だ。

 他の登場人物たちも小麦が弁護を請け負う事となった被告人の中尾雄大(33歳、通称=ダズ)や黒幕ともいえる日南貿易社長・津川克之(56歳)、中尾を真犯人(ホンボシ)と疑う警視庁刑事・河島武晴と若い刑事・三村涼介、小麦の父・磯村麦、小麦がある件で探し求めていた人物・菅原道春、……など個性豊かな面々ではあるのだが何か活かしきれていないように思う。

 終盤では父親が間接的ながら小麦の力になっているのだがせっかくレスリング選手という設定ならそのあたりも巧みに物語に取り入れて小麦が圧力やどんな輩に脅されようとも性格上決して屈せず、時には相手を不可抗力と称して投げ飛ばしてもよさそうなくらいの活発な女性であってもよいと思う。

 木内作品には毎度の事、反社の人間が登場するのだが、今回も導入部からアウトロー的な展開で物語のディテールは描かれているもののイマイチ物足りなさを感じる。木内作品の主人公はサスペンスでもどこか余裕があってあまり追いつめられるタイプではないので一度主人公がとことんまで追いつめられるような(今回だと小麦が弁護士資格をはく奪されるような)展開まで持っていってそこから大逆転をするような内容だったら面白かったし、そうしたカタルシスを得るような作品にチャレンジしてほしいと思います。

 追伸…『嘘ですけど』でもそうですが本書でも表紙を著者が描かれている事に驚きました。きうちかずひろ先生はプロの漫画家なのだと改めて思いました(失礼!)。さくらももこ先生『 ちびまる子ちゃん 』や福本伸行先生『 カイジ 』も普段はあのような絵ですがきっと本気で描けばスゴイんだろうなあ。あと、女社長の依頼の件っている?
小麦の法廷 Amazon書評・レビュー: 小麦の法廷より
4065215307
No.1
(3pt)

小麦の法廷

今回は法廷を舞台にした新たな試みで面白かったです。

柚月裕子と比べるともうひとひねり足りないかなと思います。プロットはよいのですが…。

著者の次回作に期待します。
小麦の法廷 Amazon書評・レビュー: 小麦の法廷より
4065215307