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空棺の烏
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空棺の烏の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.28pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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八咫烏の世界である山内の出来事と現代の人間社会の時間軸をリンクさせるのは無理があるのでは? お話自体はとてもおもしろいし、シリーズのすべてを読んでしまいましたが、その部分だけは?でした。 | ||||
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独特の世界観が広がっており、非常に面白いです。 1巻からずっと読んできましたが、1巻目はむしろ別冊って感じですね。2巻からここまでが連作と捉えて読んできましたが、日本語の使い方、あってる?って言いたくなる部分が何か所かありますし、主語が無いため、誰がその行動をしてその言葉をしゃべったのか(たぶん、主語として名前を挙げるまでもない筆者にとっての脇役なのでしょうが。)が非常に不明瞭な部分が多いです。さらには、三人称で物語が進められているにもかかわらず、「ここにいるのは自分以外に…」など、急に一人称が出てくるので、誰目線で話をしているのか、またこの「自分」は誰なのか、否が応でも立ち止まらざるを得ない箇所が非常に多く、はっきり言って、日本語として非常に読みづらいの一言です。また、独特の八咫烏の世界を特に詳細に説明すべきところで、さほど丁寧に説明がなされていない気がしました。特にそれを感じたのは、雪哉が兵術の先生と盤対決するシーン。盤や駒の説明部分がどうにもこうにも私にはイメージがしづらく(複雑な将棋やチェスといった所なのでしょうが)、世界観が複雑すぎてそのイメージを筆者の能力ではうまく説明しきれなかったのか、それとも筆者自身がイメージできていないことを言葉巧みにごまかしたのか、どっちなんだろうという疑問がわくような部分ではあります。 そして、どの巻にも言えることは、たとえ脇役でももう少し登場人物を大事にしろよって点です。勁草院で一緒に勉強会を開いていたメンバーは、最後の方には「あいつら」扱いで名前すら出てくることもなくなり、また雪哉が卒業するシーンでも、彼らがどうなったのか、身の振り方さえ書いていない。これは1巻のあせびや、3巻の小梅らに抱いた印象と同じで、小梅に至ってはあれほど雪哉に好意を抱いていたし関わりあうシーンが多かったのに、途中でふつと消えてしまう。なんだろう、この違和感。筆者の他者に対する見方がうかがい知れるような部分だなと思いつつ。。。これらの点から、☆は-2にしました。 こうした点においては完成度が低いと私は感じましたが、それにもかかわらず、一気読みしてしまうほどの面白さがこの本にはあります。彼女が作り出した独特の世界観もしかり、ところどころに残された次巻へと続く謎も絶妙な感じに見え隠れしている。これは次の巻までまだナイショだよ、みたいなワクワク感。これが巧みに使われているから、次の巻も発売が楽しみで、ワクワクしながら読まされるんです。もっと丁寧に書けただろうし、もっといい作品に成り得たのにな、という残念さがあります。 | ||||
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今までどおりののほほんとしたフリをした雪哉の学園生活 友情もはぐぐみつつ、、小競り合いもあって面白い なのに、最後になるとそれがぜんぜん!のほほんじゃなかったって 実は全部、計算されたもので、若宮のためなら悪にでもなる(ってけなげなほどの)雪哉の決意と本心での戸惑い それを見抜かれたときの雪哉の動揺っぷりったら そんなに悪いことしてないし、人を傷つけてもいない(ちょっとずる賢いくらい)なのに、雪哉の動揺とそんな雪哉をいきなり悪者(?)に見せようとする描き方に、びっくり だったら、最初からもっと誰から見ても”悪”に徹した雪哉を描いてほしかったです 2作目が一番面白かったかな | ||||
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