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烏に単は似合わない



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烏に単は似合わないの評価: 3.04/5点 レビュー 297件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.04pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全127件 101~120 6/7ページ
No.27:
(5pt)

天晴れ!

久しぶりの天才です
最後にバッサリとそれまでの自分の持って読んでいたイメージを完膚なきまで叩きのめされました。一巻目だけで終えるならこんなのアリ?で終えるかもしれませんが続く2巻目でやっと一つの物語として全体?が見えてきます。ホノボノと本を読みたい方は一巻目で戸惑うかもしれませんが二冊読んでの一つの纏まりかな と。今二冊目を読みましたがもう続きをよみたくて堪りません!一つだけ不満を言わせて頂ければ 八咫烏と言う設定はなくても良かったのかなぁと。普通に素晴らしい傑作です。自分の子供に残しておきたい一つになりました。
烏に単は似合わない【新カバー版】 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:烏に単は似合わない【新カバー版】 (文春文庫)より
B08CZFM3TQ
No.26:
(5pt)

レビュー、そんなに低いのはなぜ?わからん…

普通のファンタジーを期待するなら、むしろ読まないで下さい。
そして、普通のミステリーを純粋に期待するなら、それもしないで下さい。
むしろ、日本の古典を原文で読むくらいの読書好きで、しかもファンタジーもミステリーも大好物なら読んでみて下さい。
人物像が薄いとのご意見もありますが、季節を追うごとにその時々の出来事や、何故か待ち焦がれているあの方が登場しないこと、それを通じてそれぞれの登場人物の考え方が変わって、むしろ素になっていると感じます。
というか、やはり他の方のレビューにもありますが、二巻目までがセットだと思います。
それであれば、一巻目の結末の成り行きも納得…というか、まだ序章なのだと気づけます。
烏に単は似合わない【新カバー版】 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:烏に単は似合わない【新カバー版】 (文春文庫)より
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No.25:
(5pt)

ネタバレあり、すごいすきな一冊。

源氏物語を好きな人にはぜひ読んでほしい一冊。作者の仕掛けたミスリードにまんまとはまって、でも彼女の周りでいいように動かされていた人たちも、そんなつもりはなく、わたしと同じように彼女に肩入れしていただけだったんだろうなぁ。天然の人たらしの怖さを存分に味わえる一冊。
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No.24:
(4pt)

若宮・・・なんだ、こいつ

若宮いらない。
二十歳でこれを書いた作者は凄いと素直に思う。
でも、若宮入らない。てか、若宮むかつく。
烏に単は似合わない【新カバー版】 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:烏に単は似合わない【新カバー版】 (文春文庫)より
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No.23:
(5pt)

素晴らしい異世界ファンタジー

これははまった。
食事をするのも、睡眠をとるのも、もどかしく、読み終えるまで置けない本は久しぶりだ。
四人の姫は、それぞれ、東西南北、春夏秋冬にあてはまり、ステレオタイプな造詣に見えた。
それはそれで美しく、わかりやすく、とっつきやすい印象だった。
そのイメージに踊らされ、後で驚くことになるのだが。
このどんでん返しが見事だった。

人形のように美しい姫君たちが、物語が進むにつれて、少しずつ生々しさを見せてくる。
ただ一人をのぞいて。
どんでん返しの後は、この一人のこれまでの描写が気持ち悪くて仕方なくなる。
だから、この名前であるのかと納得もした。この毒があってこそ、深みを感じる。
好き嫌いは分かれるようだが、続けて二冊目を読むと、ますます作品の余韻を楽しめると思う。
烏に単は似合わない【新カバー版】 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:烏に単は似合わない【新カバー版】 (文春文庫)より
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No.22:
(5pt)

烏に単は似合わない

途中から筋書きががらりと変わるところが良かった。好好好好好好好好
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No.21:
(4pt)

ドンデン返しが良い

活劇系のファンタジーかと思って読み始めましたが、推理系のドンデン返しにビックリしました。十二国記に似た楽しい小説です。
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No.20:
(4pt)

世界観勝ち

個人的な好みでいうと★5、作品の出来を考えると★3、期待値こめて★4という感じです。エラそうですみません。

とにかくこの「烏」の発想、世界観が気に入りました。続刊も読みたいです。というか読みます。
まだ1巻ですので、これからこの世界がどう広がっていくのか、楽しみにしたいと思います。

正直作品としては、他の方のレビューのような粗があると思います。
少女小説のような感じではじまり、途中から「おおっ?」となり、最後は、まあ…「えーっ!」となる。
あんまり、いい方向の驚きではない。
ちょっと、納得しかねるな~と思うとこもあります。都合のいい設定の後出しとか。。。

でも、それでもなお惹きつけられるものがあります。
作品のもつ吸引力に抗えません。
私はこの作品の世界をもっともっと知りたいし、読んでみたい。

和製ファンタジー好きの方におすすめしたい作品です。
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No.19:
(4pt)

ぜひ続刊を読んで下さい。

レビューがなかなか厳しい事になっているので、ついレビュー書いてしまいました。
特にどんな売り出しをされているのかを知らずに読んだおかげか、最後で裏切られた気分にはなりませんでした。
王朝ファンタジーって言ってるんですね、それを思って読むと確かにアレっ?っとなるかもしれません。
何も考えず読み始め「ああそうなるのか、この本はミステリーだったんだな」と読み終わって思いました。
全体の文章や表現から少し若いと感じたのと、ある作家さんに影響を受けているのかな?というところで、☆は-1にします。
どなたかも書いていましたが、この巻は序章です。あのいきなり出てくるスーパー若宮タイムの若宮の心の中も、話の本題も続刊にあります。
続刊を読んでこの話を思い出すと、なるほどと思えて結構楽しいです。
この本で見切りをつけてしまうのは惜しい。是非次の巻を読んでみてください。
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No.18:
(5pt)

良かったです

ほとんどの本読んでいる途中に結末がわかってしまってあまり本を読むことに面白さを感じなくなった時に出会った本。
ファンタジーの上、現代を描いたものではないから少し内容が難しいところがあるが、理解すればスラスラ読める作品。章ごとに中心となる人物が変わり、様々な人物の過去や想いが鮮明に描かれているため、とても想像力を掻き立てられた。
大貴族四家の后の座の競い合いも、現代で考えれば生温いやり方だが、この頃の時代ではこれが普通なのだろうと、時代の違いを感じた。
そして、ある出来事をきっかけに様々な事件が起こり、姫たちの雰囲気や思想も大きく変わる様はとても良く描けていたと思う。

ラストは様々な事件の背景で何が起こっていたのかが書かれている。他の人の評価やレビューを見るとこのラストが一番批判されているが、個人的にはこのラストにとても感銘を受けた。
自分が思い描いていたシナリオが、結末がわかってしまう、あぁつまらないつまらない、そんな考えが、一気に打ち破られる感覚。
事件の謎が解けていく中で、藤波が言ったどうして?という言葉の意味、あせびの姉、双葉の体調不良の理由など、そうだったんだ!と納得できた。ただ、事件の背景にあったあせびの行動や、あせびと自分嘉助との関係性ややりとりなどがほとんど書かれておらず、残念だなと思った。
しかし、自分の予想をいい意味で裏切ってくれたラストは心踊らせ、この結末を想像出来る人はいないとそう思えるものだった。
終章は序章の文と同じ文が書かれていて、序章の冒頭にある『この人がいい』のこの人が誰を指した言葉なのかよくわかる。幼い頃の若宮の想いに心温まるとても素敵な話だった。
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No.17:
(5pt)

一巻だけで決めつけないで

第一巻を読み終えてから、まだ物語の本質に迫っていないと思いました。
次巻の「烏は主を選ばない」とセットで購入していたため、読み終えてすぐに次巻を読みました。
一巻はほんの序章にすぎませんでした。
二巻を読んでから、「一巻を踏まえて二巻を読んだほうが格段におもしろい」
と思いました。一巻があってこその二巻ですね。
これは作者さんもインタビューで言っていました。一、二巻が序章であると。
もっとざっくり言ってしまえば、
【一巻も二巻も、登場人物、世界観の紹介みたいなもんです】
登場人物のある程度の説明をしたって、結局はその人がどんな人柄かなんて
物語中でのその人の行動言動を読んでみないとわからないじゃないですか。
一巻ではとくに、出てくる4人の姫君、女房、その他の性格がはっきりとわかるようになっています。
ただの后選びのドラマではなかったんだなと思います。
二巻も読み終えてから、ふと気になって一巻のレビューを見てみると
あまり評価されておらずがっかりでした。ですが私も、一巻だけしか読んでいなかったら
同じように思ったことでしょう。「え?結局何なの?」と。

とりあえずパパッと人物と世界観の詳細をストーリーに乗せて書くから読んでくれってのが一巻です。
一巻が宮廷の話ならそのほかの平民たち(里烏、山烏)の詳細もパパッとストーリーにのせておくから、よくおさらいしてくれってのが二巻です。
あさらいした?なら物語の本編バンッと書くよ?ってのが三巻ですね
一、二巻がなくてそのまま本編を読んでいたら「は?なにそれ?八咫烏?どゆこと?」とややこしい設定に頭が回らず物語をしっかり楽しむことができなかったと思います。
みなさんお忘れがちですが彼らは人間ではない、八咫烏です。
人間と烏、そりゃ思うところ感じることが同じなわけないんですよ。
例えば宮中での言葉遣い、私も緩いと思いました。王朝のファンタジーと言うくらいだから
もっとコッテコテの言葉遣いだとか、お上品なおかつ醜い女の争いなのかな、なんて。
しかしそうではないのも、彼らが人間とは違うところの一つではないでしょうか。
烏の階級、宮烏、里烏、山烏。四家四領。人間よりは小規模な世界です。
人間とは違ってさほど身分格差や複雑なことはありません。(家同士の争いは複雑ですが)
貴族と平民の違いで馬鹿にしてされることはありますが、
言葉遣いに関してはさほど気にしている描写はありませんでした。烏は烏なりの政治をしているのだと、読んでいて感じるシーンが何度もあります。
そもそもは、この物語では我ら「人間」という存在がでてきません。(言ってしまえば2巻までの時点では)
前文を踏まえ、
ぜひ二巻とセットで読んでいただきたい。
本のタイトルの意味も、読み終えてから「ああ、そういうことか」と理解できるはずです。
二巻も同様です。
私は四巻まで一気に読みましたが、ストーリーが進むにつれて、一巻がどれだけ平和であったかを思い知らされます。
同時に、さまざまなシーンで前の巻の伏線回収がされています。
自分は、二巻を読みながら片手には一巻。
四巻を読みながら片手には二巻といったところです。
進むにつれて明かされる秘密。
つまりは、一巻だけで本の価値を見出さないでほしい。一巻で終わりにしてしまうのは非常にもったいない。
二巻も読んで、一巻の裏側を知れば必ず、三巻も読みたいと疼くはずです。
長々と失礼しました。
烏に単は似合わない【新カバー版】 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:烏に単は似合わない【新カバー版】 (文春文庫)より
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No.16:
(5pt)

2冊目を先に読むのをオススメ

2冊目の「烏は主を選ばない」から読み始め、4冊目まで読んですっかりこの物語のとりこです! この話はむしろ3冊目、4冊目に出てくる若宮の妻の番外編的な話として読んだ方がおもしろいと思います。これだけを読んで、このシリーズを敬遠するのはほんとうにもったいない! これからどんどん、この世界で話が広がっていくのですから。そうですね……ハリーポッターを夢中で読んだ人たちにいちばん勧めたいかも。
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No.15:
(4pt)

続きが読みたい!

とても面白くて一気に読んでしまいました。2作目も購入し、次が文庫本になるのを待っています。
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No.14:
(4pt)

将来性を足して星は4です

最年少で名誉ある賞を受賞しているということで多分酷評祭りになるだろうなあと思っていたら案の定でした(笑)
確かに言葉が安直な部分も多く、また話し言葉で冷めてしまうシーンもあるにはありましたが着物の美しさや風景の素晴らしさは素直に受け取れました。まだお若い作家さんなのでこれからもっと熟れていくはず。最低評価はやっかみと受け取られても仕方ないかと…これより文は巧くともちっとも面白くない本は幾らもあります。あせびには嫌悪より悲しみを感じました。小野不由美の十二国記ほど激情は涌き出ませんが将来性はあると思います。読みやすく、目に浮かびやすい描写ですが、あとはもっと個性が加われば更に魅力を増しそうですね。
次回も楽しみにします。
烏に単は似合わない【新カバー版】 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:烏に単は似合わない【新カバー版】 (文春文庫)より
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No.13:
(4pt)

設定が気に要った!!内容はこんなものでいいと思う・・・。

賛否が多いですね~。否の方が多い・・・・・そうでしょね~。
まず、表紙が気に要った。何方かも言ったように、平安時代っぽい感じ!?所がよいかな。
となれば、内容なんて、知れている・・・・平安時代の物語本のなかでは、一番幼いと思う。でも、普通でもこのような人っていると思いますよ。
4人とも・・・私の人生の中で、であっていたと思います。ひたすら、モンモンとした件もありますが・・・・。
それは、それで、楽しんでみたりして、一気に読みました。
美人で、おバカな人もいれば、普通でも、賢い人っもいる・・・・。
ごく普通の恋愛話を、「八咫烏」に設定したのが、気にいったかな~。
何方かも言ったように、「漫画・アニメ」化の方が・・・・・賛否が違っているのかも知れない。
妄想好きな変なおばさんには、この程度が一番良い・・・。
この一巻で、酸いも甘いも詰め込み・・・喜怒哀楽させられるような作品は、申し訳ないが、
この作品ではなく、世界が認める「源氏物語」だけだと思います。
それに、恋愛小説は、その人個人的な感情に合う作品を求めるモノなので、
この作品は、違うと思います。帯が・・・・・この作品にあった文章にしないと・・・・と。
「阿部智里さん」には、もっともっと良き経験をしてもらいたいですね~。
「八咫烏シリーズ」は楽しみにしております。「ほっこり・かわいい」と思える本でした。
烏に単は似合わない【新カバー版】 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:烏に単は似合わない【新カバー版】 (文春文庫)より
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No.12:
(5pt)

シリーズの入口なので。

面白い!です。これ1冊だけを読むとすっきりしない部分も多いのですが、続編を読んでいくと、わかってきます。ドロドロの女の戦いが読みたい人には不満足かも。ちょっと強引?な話の運びもありますが、魅力的な人物が多いので、読み続けたいです。
視点が変わると状況も全く違って見えるって事ですね。
誇張されてますが、周りにもいるいる、こんな人達って感じでも楽しめます。
烏に単は似合わない【新カバー版】 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:烏に単は似合わない【新カバー版】 (文春文庫)より
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No.11:
(4pt)

ファンタジーじゃなくてミステリー

人の姿をしているけれど烏である生き物の世界、ということで、ロマンチックな冒険ファンタジーととらえて読み始めました。謎が次々出てきて、主人公の姫の身になって読んでいて不安になったりとにかく隠された真実を知りたい、と焦れた心地がしたりで、あっという間におしまいまで読み進んでしまいました。そしてあっと驚くどんでん返し・・・。うっすら背中が寒くなりました。そして姫が憧れていた若宮が、その後どうなるのか気になって、翌日は続巻を買いに走りました。続巻の「烏は主を選ばない」では、さらにおもしろく読めました。
烏に単は似合わない【新カバー版】 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:烏に単は似合わない【新カバー版】 (文春文庫)より
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No.10:
(4pt)

続編もあわせて読むと…

私は高評価でした。かなり辛口の評価が多いので応援のつもりで投稿します。
確かにラストで衝撃の事実が判明し、そこから世界が一変します。確かに伏線的に詰めの甘いところが多々あったり、王朝物なのに重厚感が足りない部分があるとは思います。でも面白かったです。
ラストまで登場しない若宮がこの本の評価を落としている気がしますので続編(同時期の話を若宮側から描いている)もあわせて読むとまた印象が異なる気がします。
烏に単は似合わない【新カバー版】 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:烏に単は似合わない【新カバー版】 (文春文庫)より
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No.9:
(4pt)

楽しんだもん勝ち

レビューを見てかなり賛否両論(ちょっと批判多め?)な感じがしましたが、私はかなり楽しめました。
世界感を描く日本語の表現の繊細さと読みやすそうな言葉運びを確認して書店で購入。
久々に一気読み出来た作品でした。

確かにたくさんの人が指摘する通り最後は唐突な印象を受けたけれど、視点のすり替え的なミスリードの手法は他にもいろんな作家さんが取り入れているわけだし、そんなに目くじら立てて批判することなのか?と思います。
私はやられたーと素直に思ったんですけどね。

あと、結構ロマンス的なところを期待して読んでいたので途中肩透かしを食らった気分になったのですが、最後の2行でこれはカウンターパンチを受けました。
恋愛好きは嬉しさにごろんごろんするかも。幼馴染愛が好きの私にはたまらん締め方でした。

ようするに楽しんだもん勝ちだと思います。
烏に単は似合わない【新カバー版】 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:烏に単は似合わない【新カバー版】 (文春文庫)より
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No.8:
(4pt)

面白いけどちょっと中途半端かも

さらっと面白かった。とても甘めにつけて4点というかんじ…
何を期待して手に取るかでかなり評が変わって来るかなと思います。
唐突に文で視点が変わる、前半と後半であまりにあせびに一貫性がない、とかいろいろ気になることはありますが、その日中に読みたくなる勢いはある!

宮廷物語というか、シンデレラストーリー的なのを予想しているとガッカリすると思います。
ただ、2作目に「烏は王を選ばない」を上梓してますから、その構想が作者の中で出来ていたとおもうとラストのスーパー若宮タイムも頷けますね…笑
あくまで姫じゃなくて若宮描きたかったのかなー…という感じ。
結局何が描きたかったのか中途半端になっちゃってる感はあります。

でもそんなに深く考えず娯楽として読むには充分かと!!!
色々言いましたが、わたしは結構好きです 笑
烏に単は似合わない【新カバー版】 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:烏に単は似合わない【新カバー版】 (文春文庫)より
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