続・氷点

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評判

続・氷点の評価:

4.53/5点 レビュー 83件。 B ランク

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平均点4.53pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全83件 21〜40 2/5ページ
No.63
(5pt)

罪と許し

これでもかというほど都合の良い偶然が重なるし、冷静に考えるとそんな話にリアリティなんてこれっぽっちも無いんだけど、読者というのは、自分が生きる生活の現実感にどっぷり根ざしたリアリティに充ち満ちた物語ばかりを求めているのではなくて、どんなにリアリティがなくてもいいから本当に心からハマれるようなストーリーも求めているのだから、別にリアリティなんてそんなに重要でもないのである。そんな我々のニーズに応えてくれるストーリー性が『氷点』『続氷点』にはあって、全4冊という大長編であるにも関わらず読み終えてしまうのが勿体なく感じられるし、更に続編を読みたくて仕方ない気持ちにもさせられる非常に魅力を持った作品であった。

このように魅力的な『氷点』だが、ただ面白いだけの作品ではなく、基底に重要なテーマ性を持った作品でもある。最初に『氷点』を読んだ時はヨブ記を思い出しながら読み始めたが、最終的には人間の原罪というテーマに行き着いた。それが、『続氷点』では登場人物達がお互いに関わりながらそれぞれに成長していき、作品のテーマも微妙に変化してくる。後半のテーマとなるのは、作中で主人公・陽子が繰り返し書き連ねたように「罪と許し」である。「許し」というからには、当然、その前段階で「裁き」の問題が待ち受けている。このテーマに沿って物語は進行し、その深度を深めていくのだ。似たようなテーマの作品に、ドストエフスキーの『罪と罰』があるけれど、どことなく日本的な優しさの感じられる『氷点』の方が自分は好きである。

本作品が「罪と許し」をどのように取り扱っているかと言えば、作中で啓造が指摘しているように「ヨハネ福音書八章一節から十一節」がその全てを要約している。偶然手元にあった塚本虎二訳の十一節では、姦淫の女に対してイエスが「おかえり」と語っていた。これは「お帰りなさい=行きなさい」というのが本来の意味のようであるが、最初に読んだ時、私は何故か挨拶の言葉(=「おかえりなさい」)であるかのように誤読した。女に対してイエスが「おかえりなさい」と暖かく迎え入れているイメージが浮かんだのである。その優しいイエスの姿が、ちょうど『続氷点』の持つ暖かさと重なったのがとても不思議であった。
続氷点(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 続氷点(下) (角川文庫)より
4041003857
No.62
(4pt)

期待した終わり方ではなかったのが残念。

小説の終わらせ方って、つくづく難しいと思う。良い作品であればあるほど難しい。
クライマックスであろう、人間の原罪への救いについてはピンとこなかった。
単純に人間模様ドラマとして読めばがっかりせずに読める。
続氷点(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 続氷点(下) (角川文庫)より
4041003857
No.61
(3pt)

モヤモヤする

陽子が誰の子であるかは明らかになっているものの、陽子の実父の関するエピソードが少なく、実母が一方的に責められている様な気がしてならない。
終盤は抽象的な表現多くなり、結局、登場人物達がその後どうなったのかはっきりしないままでした。要所々にグッとくる場面はありました。
続氷点(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 続氷点(下) (角川文庫)より
4041003857
No.60
(4pt)

何でこうなってしまうの

本当に複雑に絡んでる糸がほどける程に問題が起きて…父親が違う弟が陽子さんの運命を
変えてしまう。
皆素直にいいたい事言ったらこんな事にはならなかったのでは…と思える最後。
続続氷点も読んでみたいと思える内容です。
もしあったら続続氷点読みたい。
続氷点(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 続氷点(下) (角川文庫)より
4041003857
No.59
(4pt)

やっとどうなったかわかった

氷点を読んで早く続きが読みたくてすぐに氷点下を購入…しかし何故か下巻は続きではなくて氷点を深掘りした内容でした。
なので続氷点で陽子さんがどうなったのかわかった時はメチャクチャ感動しました、
ご自身の出生をずっと悩んでそのせいで恋愛も複雑になっていく陽子さん自分を愛してくれる男性二人の愛情に対して自分の気持ちを大切に誰を選んでも…この先は幸せになって欲しいとただ…ただ思いました。
続氷点(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 続氷点(上) (角川文庫)より
4041003865
No.58
(5pt)

深いです

素晴らしい作品です。
続氷点(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 続氷点(上) (角川文庫)より
4041003865
No.57
(4pt)

引き込まれてしまう

登場人物のどの人にも共感できず、気持ち悪ささえ感じる時がありますが、いつの間にか読み終えていました。
感動はなく登場人物はほぼ自己愛が強く嫉妬や恨みや執着を抱えるなかの陽子の無垢さと言う感じです。
読まされてしまった、作者はさすがだと思いました。
続氷点(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 続氷点(上) (角川文庫)より
4041003865
No.56
(5pt)

罪多き人間に対する「赦し」のあり方

この小説の上巻は人間の「原罪」はどんな人でも生まれながらにして持っていることが述べられていました。
この下巻ではそれを赦し合うこと尊さ、必要性を見事に表せていると思います。作者の三浦さんは敬虔なクリスチャンですのでキリスト教の教えを見事に描かれている小説ですね
続氷点(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 続氷点(下) (角川文庫)より
4041003857
No.55
(5pt)

さっそく読み感動

Youtubeで「氷点」のドラマを見て感動しましたが、その続編はドラマされていなかったので、原作を読んでその後の小説を知りたくて取り寄せました。30年以上前に一度読んだ作品ですが、すっかり内容を忘れてしまっていました。時間を流れて同じ作品を読んでも感じ方がまた違うものです。
続氷点(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 続氷点(上) (角川文庫)より
4041003865
No.54
(5pt)

30年ぶりに改めて読み直し感動

上刊と共に取り寄せて読みました。30年以上前に読んだのですが、古本屋に出してしまいましたので、改めて読み直して感動しました。妻も一緒に読んで読後に感想を述べあい、有意義な本との再会になりました。
続氷点(下) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 続氷点(下) (角川文庫)より
4041003857
No.53
(3pt)

短気な人に。

学生時代に読んでたらもう少しましな大人に?
続氷点(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 続氷点(上) (角川文庫)より
4041003865
No.52
(5pt)

氷点を読んだことがある人はぜひ!

迅速に届けていただいてありがたかったです。氷点に続きいい作品でした。
続氷点(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 続氷点(上) (角川文庫)より
4041003865
No.51
(5pt)

ドラマ「氷点2001」から入りましたが、名作です。

子供の頃に民放で放送されていた「氷点2001」を観て、是非小説でも読みたいと思い本編購入、続編がある事を知り更に購入しました。前作程のストーリー的盛り上がりは無いのですが、後半に全てが集約されており、キリスト教を感じさせる内容です。「氷点」読了済みで、こちらがまだな方がいらっしゃれば是非こちらも読まれる事をオススメします。
続氷点(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 続氷点(上) (角川文庫)より
4041003865
No.50
(5pt)

読み応えあり

氷点とは違った攻め方で感動する
続氷点(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 続氷点(上) (角川文庫)より
4041003865
No.49
(5pt)

三浦綾子の小説の原点ともいうべき記念碑的作品です。

この作品の主人公陽子は、利発て純真無垢ですが、罪人の子として、いじめられ続け
ますが、いじめる夏枝を憎まないのです。いじめにまけず、けなげに生きる姿に
涙ポロポロになりました。ほんとうの親に会った時、立派になった自分を自慢
したかったのです。ところが、夏枝から「殺人者の子」と聞かされた時、心がおれる
のです。氷点とは、水が氷に変わる温度ゼロを意味していますから、凍えて死んで
しまうという、生きるか死ぬかの分岐点と理解しました。
陽子の氷点は、「おまえは罪人の子だ」というところにあったのです。陽子はもう生きる
力がなくなりました。凍えてしまったのです。
そのあと陽子は自殺を図るのです。そして、実は、「罪人の子」ではなかったのです。
三浦綾子が朝日新聞の懸賞金(1千万円)が欲しくて応募し、当選。主婦てありながら
これほどのテーマと構成と筆力を示したことで世間を驚かせました。
自分は、三浦綾子のファンになり、ほとんどの小説を読むようになりました。
続氷点(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 続氷点(上) (角川文庫)より
4041003865
No.48
(5pt)

続氷点

書かれてからごじゅ年も経つのに、衰えぬ魅力のある力作。一気によんでしまった。
人の罪やどう生きたいかをとことん突き詰めた力作です。若い人にもちゅねんのひとにも、またシニアの人にもおすすめ。
続氷点(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 続氷点(上) (角川文庫)より
4041003865
No.47
(4pt)

人間の永遠のテーマだが、氷点の完成度と比較すると☆4つ!

学生時代に氷点は読んでいたが、すっかり忘れていてもう一度、読み返してみたくて購入。続氷点の存在を知らぬまま、解説を読んで慌てて購入。私は、氷点では主人公の養女が、ネタバレなるから記載しませんが、続氷点では中心となり展開していくと思っていました。家族の再生、夫婦の再生、そして、養女の成人した成長。ですが、これがやはり、中心になるのは、この夫婦である事と、いたたまれない事件や過去の話がてんこ盛りです。面白いですし、ある意味において、夫婦とは何か、人が人を許すとは何か、罪とは何か、普遍的な物語です。ただ、あまりの残酷さや、人生って何なんだろうなんて考えてしまい、氷点から続氷点まで一気に読み、眠れないぐらいにストーリーに引っ張られましたが、氷点があなりに完成度が高いためにか、少し☆1つ減らしました。
続氷点(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 続氷点(上) (角川文庫)より
4041003865
No.46
(5pt)

人間は・・・

本編の「氷点」の本を40年前も前に彼女からもらったのですが、読まずにずっと本棚にあったものです。
今になって読んでみて、言われた通りにすごく良い小説なので、早く読めばよかったと後悔しています。もう紙が赤くなっていました。
自分が今まで生きてきた中での自分の感情と行動、そして他人の言動とその感情をするどく文字として読み取れる小説です。
辻口家の、陽子、啓造、夏枝、徹、そして辰子や村井などなど、鋭く丁寧にその人間が描かれていて、読んでいると時間が立つのも忘れて、電車を乗り越しました。大変共感できる本です。
本を読み終えて最後のページに、「続氷点」があるのを見て直ぐにこの「続・氷点」を探して購入しました。
作者のキリスト教徒としての聖書の教えと、人間の感情の移り変わりを完全に表現しているのが関心しました。
こんなに人間の感情を正確に描いた、三浦綾子のファンになりました。貰った当時に読んでいたら、きっとまた違う受け取り方だったかもしれませんが。
日本テレビの長寿番組「笑点」のタイトルは、立川談志がこの小説をもじって付けたものだとは知っていましたが、それだけの価値を感じた小説でした。
人が頭で考えた自分の気持ちと、それとは別に本能的に反応してしまう姿が人間らしく書かれているのを読むと、今の自分の行動と全く同じで反省します。
本当に良い本だと思いました。続編を読み終わったら、別の本も読む予定です。
続氷点(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 続氷点(上) (角川文庫)より
4041003865
No.45
(4pt)

見方を変えればすべてが変わる(小林正観) (全二巻)。

神は罰を与えたりしない。 愛と光だから。 人間の望みを叶えたりもしない。 下僕じゃないから。 神を信じた貴方が、奇跡を起こす。

すべての物事は、プラスもマイナスもなく、ゼロでありニュートラル(中立)である。 幸も不幸も存在しない。 そう思う心があるだけ。

上手くいったら自分の実力、失敗したら他人を責める。 あの世で自分自身が決めてきたことなのに、課題に当たると文句ブ~タレる。 すべては、魂の成長の為に自分でシナリオ書いてきたのに。 つくづく、人間ってエゴやな~。

神は我に試練を与えた。 優秀だから。 波乱万丈、だ~い好き。 人生いろいろあるから、悩んでる場合じゃない。
続氷点(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 続氷点(上) (角川文庫)より
4041003865
No.44
(2pt)

続いるかな~

これは続きを書かない方がよかったのでは。。。。
と思わせる暇な続編です。
最初は続きを見たいと思い読んだのだが、展開があっけなく、これだったら書かない方が良かったのではと思う。
続氷点(上) (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 続氷点(上) (角川文庫)より
4041003865