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待つ春や 風の市兵衛
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待つ春や 風の市兵衛の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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皆さん、市兵衛に頼りすぎ。 弥陀ノ介ももっと応援してほしい。 待つ春や 市兵衛嫁をもらうのか? 面白い! | ||||
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気にいっています | ||||
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この素敵な物語にとりつかれてすっかり感動しました。まだまだ他に物語があるので楽しみなことです。 | ||||
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辻堂魁氏の大ファンです。 当然、新刊を待ち遠しく思っている一人ですが、Amazon出店の各店の中古本の素晴らしさに遭遇してから、出来るだけ中古本で楽しませていただいています。 今回も期待通り新刊と言っても過言では無い状態の物を提供していただき、感激しています。 これからも、よろしく(o^-')b | ||||
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今回の話は一種のタイムリミットサスペンス仕立てになっています。 無実の罪で囚われた男がいる。 早く助けないと、拷問で死んでしまう。 男の幼なじみの葦穂里景が、彼を助けるために忍田の城下へ向かう。 市兵衛は、里景の警護役でついていく。 この里景がきわめて弱いという設定になっています。 もとは武士ですが、町人暮らしが長く、歳をとって、足腰も弱い。剣もろくに使えない。 この弱さが効果的です。 弱いけれど、友を助けるために、おのれの体に鞭を打つ。 死に物狂いになる。 その死に物狂いが、読む人の胸を打つのです。 そうか。キャラクタとは、このように設定するのか。 ずいぶんと勉強になりました。 クライマックスの、雪の夜明けにくりひろげられる死闘は、すさまじくも、美しい。 一読の価値はあると思います。 | ||||
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風の市兵衛も妻を持つ年齢か、と新たにきずかされましたと同時に今後の展開が非常に楽しみです、風の剣が年齢にどの様に変化するのか、今後の市兵衛の分岐点になる記念すべき、本巻とおもいます。 | ||||
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江戸にてさる譜代大名家の奥方に秘かに召され、密命をもって老宗匠とその幼い付人と共に武州・忍田に赴く市兵衛。 数日前に忍田近郊で殺害されていた、公儀御鳥見役一行の死因に関連して、奥方の国元の恩人が、濡れ衣を着せられ、窮地に陥っているという。 米作を経済の基盤とする幕府政治を率先して支える譜代大名家でありながらも、その建前とは裏腹に、街道沿いに栄える継立場の商業経済の恩恵を享受している矛盾。 そこに目をつぶりつつ、民と公儀に二つの顔を使い分け、甘い汁を吸う家老ども。 さて、今回は、古い農業経済にしがみつく幕府政治の矛盾・落日を背景ににじませつつ、「無実の人を死なせてたまるか」という強い思い、「受けた依頼は絶対に達成する」というプロ意識に駆られ、冬枯れて時折雪もちらつく武蔵野の野原を奔走する市兵衛の姿が印象的です。 今回、直接市兵衛の算勘の才を活かす場面が出てきませんが、上記のように、根深い経済の変質を背景として、それを事件の遠因として描いているところは、単なる勧善懲悪より深みが出ていると思います。 また、市兵衛の超絶的な武技が発揮される戦闘シーンも、東妻沼村からの暗夜の戦い、小悪党の番太・捨蔵一味との乱闘、江戸へ急ぎ向かう宗匠・里景の駕籠を追っての雪の武蔵野での死闘など、ふんだんに盛り込まれ、楽しめる。 ただし、せっかく著者が問題意識をもって凝ったテーマを背景に作品を立ち上げているにもかかわらず、紙数に制限のあるせいか、人物や個別事情の深堀りが足りず、表面的になってしまっている。 それだけに「すぐ読めて面白い」という手軽さはあるものの、「紙数を1.5倍にして物語に深みを加えるだけで、もっとずっと格調高い名作になるのに」と痛感しだ次第です。 | ||||
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