日暮し同心始末帖 縁切り坂
- 日暮し同心始末帖 (7)
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いつもながらに引き込まれて読みその心根に一人で合点する自分がいる。 | ||||
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品質は丁寧な取り扱い気に入りました。ありがとうございました。 | ||||
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少々甲斐性があれば、女を買ったり囲ったりするのが平然と行われていた時代のことですが、同心喜多野とお万知 夫婦、お円と佐多治夫婦、生まれと育ちが災いしてしまったのでしょうか。 生まれや幼い頃に受けた教育は本人の責任の範疇ではないと思いたいのですけど、そのまま大きくなり、あるいは こじれたほうへこじれたほうへ進んでしまったために招いた大きな不幸が、今回の話の根元にあったと思います。 それと比べると、御家人と旗本の違いはあるものの、貧乏な家の長男ではない者が同心の家に婿入りした点では 喜多野も龍平も同じなのに、龍平の家は、「絵に描いたようなアットホームな家族」だなと思いました。 「絵に描いたようなアットホームな家族って」は、踊る大捜査線の中のすみれさんのセリフで、あの犯人グループは 捜査上の情報とはイメージが乖離していましたけど、今回の龍平一家は喜多野らの家族と対比させるためか、 いつも以上にアットホームな家族になっていました。 | ||||
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最近の時代小説を読んでいて感じるのは、「竜頭蛇尾」つまり最後の部分が「尻切れトンボ」が多い、という事です。 この小説も、喜多野同心の異常な性格による蛮行が主題となっています。小説の題材としては興味がそそられますが、喜多野同心の周囲の者たちは、彼の異常な性向をよく知らなかったようで、これが江戸の治安を守る奉行所の内実かと、信じられない思いが込み上げてきました。 本来の奉行所であれば、喜多野同心のような異常な性向の同僚がいたとしたら、彼を善導するように取り組むのが、組織体としての役割なのではないのか、と思ってしまうのは「思い過ごしなのか」と、腑に落ちないままに読み終えました。 最後は、全部を喜多野同心の責任にしての落着で、関係者が誰も責任が問われない結末に、「これはないだろう?」とつぶやきました。 | ||||
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読み始めは、手馴れた筆致のB級時代劇という感じでした。 が、後半、登場人物のキャラが深く描きこまれていくにつれ、ギラギラした色合いが濃くなっていきました。 多情で、男に媚び、次々と男をとりかえずにはいられない女。 誰からも好かれない、異常な癇癪もちの、凶暴な男。 殺人事件の捜査を進め、容疑者が浮かんでくるあたりから、サスペンスが高まっていき、クライマックスの決闘へとつながっていきます。 このちゃんばらシーンがまたいいんです。 重厚な時代劇映画を見るような迫力があります。 決闘が終わり、ほう、とため息をついたところで、おだやかなエピローグが語られ、パチパチパチ。 いや、みごとな娯楽時代劇でした。 | ||||
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