青が散る

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青が散るの評価:

4.67/5点 レビュー 97件。 A ランク

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平均点4.67pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全126件 81〜100 5/7ページ
No.46
(5pt)

夏子と燎平

夏子と燎平は、青春の象徴だと思います。
「青が散る」は、夏子と燎平の出会いからその決別までを描いています。二人は無垢であり、不器用で、それ故に傷つきます。それは読者にとって、自分を重ねることのできる、身近で共感できる恋愛です。
20歳前後、子供でも大人でもない時期に、誰でも燎平が夏子に恋するように誰かに恋した経験があるはずです。イノセンスな燎平に自分を見いだして、切ない気持ちになるのだと思います。
物語の最後に夏子は彼女の分厚い殻を破って求愛します。胸を打つシーンです。一方燎平は二人の人生が重なり合うことがなかったことに気がつきます。お互い愛し合っていて、それは気がついているのに、燎平はそこで別れを決断します。
この恋愛で燎平が下した最初の決断は夏子との別れです。若さとは「大事なものを失うこと」でしょうか。
別れていく二人に、読者は、若さ、青春を見ます。その儚さが美しく、心を打つのだと思います。
あんなに大事な出会いはなかった、でも若さ故に逃してしまう。
青春の苦さとは美しいものだと、本作を読むたびにつくづく思います。
青が散る (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 青が散る (文春文庫)より
4167348020
No.45
(5pt)

夏子と燎平

夏子と燎平は、青春の象徴だと思います。
「青が散る」は、夏子と燎平の出会いからその決別までを描いています。二人は無垢であり、不器用で、それ故に傷つきます。それは読者にとって、自分を重ねることのできる、身近で共感できる恋愛です。
20歳前後、子供でも大人でもない時期に、誰でも燎平が夏子に恋するように誰かに恋した経験があるはずです。イノセンスな燎平に自分を見いだして、切ない気持ちになるのだと思います。
物語の最後に夏子は彼女の分厚い殻を破って求愛します。胸を打つシーンです。一方燎平は二人の人生が重なり合うことがなかったことに気がつきます。お互い愛し合っていて、それは気がついているのに、燎平はそこで別れを決断します。
この恋愛で燎平が下した最初の決断は夏子との別れです。若さとは「大事なものを失うこと」でしょうか。
別れていく二人に、読者は、若さ、青春を見ます。その儚さが美しく、心を打つのだと思います。
あんなに大事な出会いはなかった、でも若さ故に逃してしまう。
青春の苦さとは美しいものだと、本作を読むたびにつくづく思います。
青が散る (宮本輝全集) Amazon書評・レビュー: 青が散る (宮本輝全集)より
4106454033
No.44
(5pt)

大切にしたい一冊

この本は一年前に読みました。ちょうど主人公が大学に入学する年齢と同じ時です。かなり長めだったので、ちゃんと読めるか不安だったのですが、読み始めたら止まらず、一気に読破してしまいました。

サッカー以外のスポーツは邪道(すみません)と勝手に考える僕でさえ、テニス部に所属する彼らの魅力にはどんどん引き込まれていきました。さまざまな出来事が起きて、それに向かっていく人たちに素直に共感がもてます。僕が同世代だからかもしれませんが、その辺が宮本さんの文の良さのひとつではないでしょうか。

宮本さんの作品に登場する人間は、ほんとに、深いな、と感じます。

僕にはもう少し、青が散るまで時間がありそうです。

その後に、またこの作品を読んで、今と違った見方ができる僕がいるかもしれません。楽しみです。
青が散る (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 青が散る (文春文庫)より
4167348020
No.43
(5pt)

大切にしたい一冊

この本は一年前に読みました。ちょうど主人公が大学に入学する年齢と同じ時です。かなり長めだったので、ちゃんと読めるか不安だったのですが、読み始めたら止まらず、一気に読破してしまいました。

サッカー以外のスポーツは邪道(すみません)と勝手に考える僕でさえ、テニス部に所属する彼らの魅力にはどんどん引き込まれていきました。さまざまな出来事が起きて、それに向かっていく人たちに素直に共感がもてます。僕が同世代だからかもしれませんが、その辺が宮本さんの文の良さのひとつではないでしょうか。

宮本さんの作品に登場する人間は、ほんとに、深いな、と感じます。

僕にはもう少し、青が散るまで時間がありそうです。

その後に、またこの作品を読んで、今と違った見方ができる僕がいるかもしれません。楽しみです。
青が散る (宮本輝全集) Amazon書評・レビュー: 青が散る (宮本輝全集)より
4106454033
No.42
(5pt)

オブラートにくるまれた青春の喧騒

自身でありながら、どこに向かうかも知れない「命」の流れに翻弄され、身を切る鋭角な感情が交錯する季節、互いに傷を残しながら、その痛みには気付かない。何かの拍子に立ちどまり、あたりを見回すとき、痛みはやってくる。冷静に過ぎた時間を振りかえる。

 本書との出会いは、おそらく、他の読者よりも遅い時期だと思う。24歳のときに初めて読み、喧騒のただ中にいては書けない、直線な時間を経験してなければ書けない、清潔な文体にひかれた。その後、29歳で読みかえし、35歳でまた読みかえした。わたしは、この本を何かの節目ごとに読んできたのかもしれない。

 夏子と燎平を前に、ペールが自らの歴史を話す場面が好きだ。異国で年老いたこのフランス人は「命」という言葉を使う。老人が、豊富ではない日本語の中から懸命に選んだ、この言葉が印象深い。
青が散る (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 青が散る (文春文庫)より
4167348020
No.41
(5pt)

オブラートにくるまれた青春の喧騒

自身でありながら、どこに向かうかも知れない「命」の流れに翻弄され、身を切る鋭角な感情が交錯する季節、互いに傷を残しながら、その痛みには気付かない。何かの拍子に立ちどまり、あたりを見回すとき、痛みはやってくる。冷静に過ぎた時間を振りかえる。

 本書との出会いは、おそらく、他の読者よりも遅い時期だと思う。24歳のときに初めて読み、喧騒のただ中にいては書けない、直線な時間を経験してなければ書けない、清潔な文体にひかれた。その後、29歳で読みかえし、35歳でまた読みかえした。わたしは、この本を何かの節目ごとに読んできたのかもしれない。

 夏子と燎平を前に、ペールが自らの歴史を話す場面が好きだ。異国で年老いたこのフランス人は「命」という言葉を使う。老人が、豊富ではない日本語の中から懸命に選んだ、この言葉が印象深い。
青が散る (宮本輝全集) Amazon書評・レビュー: 青が散る (宮本輝全集)より
4106454033
No.40
(4pt)

追手門大学物語・・・?!(;'Д`)ハァハァ

(;'Д`)ハァハァ 主人公がテニスを通じて、人々との出会いで成長していくさまを描いたもの・・・?!作者の自伝かのやうに・・・全てが肉迫的である・・。
作家というものは才能だけで・・小説を書くのではない・・。
自らの人生経験を切り離すことで 傑作を描くのだ・・・。
この小説は作者の苦い青春時代の印象が色濃く現れているやうに思う・・・?!
青が散る (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 青が散る (文春文庫)より
4167348020
No.39
(4pt)

追手門大学物語・・・?!(;'Д`)ハァハァ

(;'Д`)ハァハァ 主人公がテニスを通じて、人々との出会いで成長していくさまを描いたもの・・・?!作者の自伝かのやうに・・・全てが肉迫的である・・。
作家というものは才能だけで・・小説を書くのではない・・。
自らの人生経験を切り離すことで 傑作を描くのだ・・・。
この小説は作者の苦い青春時代の印象が色濃く現れているやうに思う・・・?!
青が散る (宮本輝全集) Amazon書評・レビュー: 青が散る (宮本輝全集)より
4106454033
No.38
(5pt)

20年ぶりのサービスエース

主人公と同年代に読んだ感動を思い出して20年ぶりに読んでみたが,あのころと同じ感動を味わえたのに驚いた。
大学4年間,テニスに打ち込む若者の姿を通しながら,友情,恋,友人の自殺,等々,特別際だった学生生活をテーマにしてる訳じゃなく,一般的な若者の姿を通して描くことで,多くの共感を得られているのではないか。
一見,テニスはおしゃれで軽いスポーツのように見えるが,実際はタフで孤独なスポーツ。何よりメンタルが大きな要素を持つ。どんなに力の差があっても一つ一つのポイントを積み重ねていかないと勝負は終わらない。どんなにポイントをとっても最後のポイントをとらないと,そのゲームのポイントは全て相手のものとなる。無情なスポーツとも言える。
大学生活中,真剣にもがきながら生きていく若者の姿を,必死で粘ってポイントを取るけど最後のポイントを取れずに「形」としてゲームを取れない状況として描いている気がした。だけど,形に残らなくても必死でボールを追う(生き様を探す)姿こそが,一番輝かしい時間であったということも言いたかったのだと,「今は」思える。
夏子を想う遼平のせつなくまっすぐで純な気持ちがこの作品の中心線であり,その中心線がいつもまっすぐなので,20年以上経っても感動が揺らがないのだろう。
読んで決してまちがいはない。久しぶりにまっすぐな王道の青春小説。
青が散る (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 青が散る (文春文庫)より
4167348020
No.37
(5pt)

20年ぶりのサービスエース

主人公と同年代に読んだ感動を思い出して20年ぶりに読んでみたが,あのころと同じ感動を味わえたのに驚いた。
大学4年間,テニスに打ち込む若者の姿を通しながら,友情,恋,友人の自殺,等々,特別際だった学生生活をテーマにしてる訳じゃなく,一般的な若者の姿を通して描くことで,多くの共感を得られているのではないか。
一見,テニスはおしゃれで軽いスポーツのように見えるが,実際はタフで孤独なスポーツ。何よりメンタルが大きな要素を持つ。どんなに力の差があっても一つ一つのポイントを積み重ねていかないと勝負は終わらない。どんなにポイントをとっても最後のポイントをとらないと,そのゲームのポイントは全て相手のものとなる。無情なスポーツとも言える。
大学生活中,真剣にもがきながら生きていく若者の姿を,必死で粘ってポイントを取るけど最後のポイントを取れずに「形」としてゲームを取れない状況として描いている気がした。だけど,形に残らなくても必死でボールを追う(生き様を探す)姿こそが,一番輝かしい時間であったということも言いたかったのだと,「今は」思える。
夏子を想う遼平のせつなくまっすぐで純な気持ちがこの作品の中心線であり,その中心線がいつもまっすぐなので,20年以上経っても感動が揺らがないのだろう。
読んで決してまちがいはない。久しぶりにまっすぐな王道の青春小説。
青が散る (宮本輝全集) Amazon書評・レビュー: 青が散る (宮本輝全集)より
4106454033
No.36
(5pt)

本好きになったトリガー

読書に関して何の関心も無いまま読んだ一冊である。中学生時代、読書感想文の課題であった。
しかし見事な大学生活の描写に、一日で一冊を一気に読み終えてしまった。テニス、恋愛、大学生活。まるで著者の経験ではないかと思うほど現実味を味わいながら読むことが出来る。主人公の感情移入も見事な心理描写によって容易であり、まさに青春を味わうことが出来る。
大学生になったらこんなに切なく人を愛し、こんな風に毎日を過ごすのだろうか。
後に、本作で主人公の通う大学に入学が決まった私は、本作の内容を噛みしめながら大学生活を送った。
蒼すぎる『青春時代』。それがまるごと詰められた一冊である。
青が散る (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 青が散る (文春文庫)より
4167348020
No.35
(5pt)

本好きになったトリガー

読書に関して何の関心も無いまま読んだ一冊である。中学生時代、読書感想文の課題であった。
しかし見事な大学生活の描写に、一日で一冊を一気に読み終えてしまった。テニス、恋愛、大学生活。まるで著者の経験ではないかと思うほど現実味を味わいながら読むことが出来る。主人公の感情移入も見事な心理描写によって容易であり、まさに青春を味わうことが出来る。
大学生になったらこんなに切なく人を愛し、こんな風に毎日を過ごすのだろうか。
後に、本作で主人公の通う大学に入学が決まった私は、本作の内容を噛みしめながら大学生活を送った。
蒼すぎる『青春時代』。それがまるごと詰められた一冊である。
青が散る (宮本輝全集) Amazon書評・レビュー: 青が散る (宮本輝全集)より
4106454033
No.34
(5pt)

主人公達に感情移入しました

この作品を読んで新設大学に憧れました。
 最後はハッピーエンドとはいきませんでしたが、余韻が残ります。
 白熱したテニスの試合の場面、それを見ていた教授と主人公の心の交流など、読むと胸が熱くなります。
真っ直ぐな主人公やその友達、ヒロインにも好感が持てました。
 彼らの青春模様は、永遠に心に残ります。
青が散る (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 青が散る (文春文庫)より
4167348020
No.33
(5pt)

主人公達に感情移入しました

この作品を読んで新設大学に憧れました。
 最後はハッピーエンドとはいきませんでしたが、余韻が残ります。
 白熱したテニスの試合の場面、それを見ていた教授と主人公の心の交流など、読むと胸が熱くなります。
真っ直ぐな主人公やその友達、ヒロインにも好感が持てました。
 彼らの青春模様は、永遠に心に残ります。
青が散る (宮本輝全集) Amazon書評・レビュー: 青が散る (宮本輝全集)より
4106454033
No.32
(5pt)

おいしい水

この本が何かに似ていると思った。
 あ、そうだ「おいしい水」だ。でもこの作品はぼくたちがPETボトルで買うちょっと高い水とはちょっと違う。
 おいしい水は「おいしい」と思うことで「おいしい水」になれる所があると思う。「青が散る」は何も考えなくても、ミネラルみたいに大切な言葉が見つかったり、飲み込んだ後のさわやかさを感じたり、
普通とはやはり違うなと振り返ることができる。
 本屋で見つけて、家で読んで、「ヨカッタ」と思える作品に出会えた。
青が散る (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 青が散る (文春文庫)より
4167348020
No.31
(5pt)

おいしい水

この本が何かに似ていると思った。
 あ、そうだ「おいしい水」だ。でもこの作品はぼくたちがPETボトルで買うちょっと高い水とはちょっと違う。
 おいしい水は「おいしい」と思うことで「おいしい水」になれる所があると思う。「青が散る」は何も考えなくても、ミネラルみたいに大切な言葉が見つかったり、飲み込んだ後のさわやかさを感じたり、
普通とはやはり違うなと振り返ることができる。
 本屋で見つけて、家で読んで、「ヨカッタ」と思える作品に出会えた。
青が散る (宮本輝全集) Amazon書評・レビュー: 青が散る (宮本輝全集)より
4106454033
No.30
(5pt)

永遠の青春小説

氏の作品で好きなのは他に「優駿」「花の降る午後」。TVドラマにもなった「青が散る」はMYベスト1.大学へいけなかった私には永遠の憧れ。関西に住んでいたときに氏の母校を見にいったりしたが、羨ましかったです。
青が散る (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 青が散る (文春文庫)より
4167348020
No.29
(5pt)

永遠の青春小説

氏の作品で好きなのは他に「優駿」「花の降る午後」。TVドラマにもなった「青が散る」はMYベスト1.大学へいけなかった私には永遠の憧れ。関西に住んでいたときに氏の母校を見にいったりしたが、羨ましかったです。
青が散る (宮本輝全集) Amazon書評・レビュー: 青が散る (宮本輝全集)より
4106454033
No.28
(5pt)

何処か思慕する青春小説

学生運動に参加できなかった落ちこぼれ学生が描いた何処か思慕する青春小説。
青が散る (文春文庫) Amazon書評・レビュー: 青が散る (文春文庫)より
4167348020
No.27
(5pt)

何処か思慕する青春小説

学生運動に参加できなかった落ちこぼれ学生が描いた何処か思慕する青春小説。
青が散る (宮本輝全集) Amazon書評・レビュー: 青が散る (宮本輝全集)より
4106454033