戸隠伝説

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戸隠伝説の評価:

3.17/5点 レビュー 6件。 D ランク

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平均点3.17pt

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全21件 21〜21 2/2ページ
No.1
(1pt)

貧困な発想と大いなる手抜き

縄文の古神と弥生の天の神の争いを描いた伝奇小説。作者の得意分野の筈なのだが、内容の薄さにガッカリさせられる。諏訪神社は大和の神に敗れた出雲の神が流竄した所という伝説がある程、長野県は古代の伝説に富む所なので、戸隠に着目したのは平凡とは言え悪くはない。しかし、そこからが酷い。

前半の作家(作者自身を模している)とアシスタントの話は、雑誌掲載時の趣向とは言え、読んでいて全く詰まらない。内輪話をしているだけで、紙数稼ぎとしか思えない程の手抜きである。半分ほど進んだ所で、やっと戸隠に辿り付くが、互いの神が土偶と埴輪に生を与えて戦うという発想は幼稚園児レベルで、とてもプロの作家のものとは思えない。

神々の対決と言えばもっと勇壮かつ奇想に溢れたものを想像するのが普通であろう。その期待が完全に裏切られた駄作。
戸隠伝説 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 戸隠伝説 (河出文庫)より
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