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四谷怪獣殺人事件: 耳袋秘帖



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【この小説が収録されている参考書籍】
耳袋秘帖 四谷怪獣殺人事件 (文春文庫)

四谷怪獣殺人事件: 耳袋秘帖の評価: 3.80/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.80pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

怪異かと思えば実に大変な事件

徳川御三卿の田安家で起きる怪異とその裏で進む陰謀に、岡っ引きたと中婆さんが挑む話が、次々起こる怪異がテンポ良く語られます。
中婆さんの活躍が見所だと感じました。
耳袋秘帖 四谷怪獣殺人事件 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:耳袋秘帖 四谷怪獣殺人事件 (文春文庫)より
4167903423
No.2:
(5pt)

たわい無い話だが、うまい。

耳袋シリーズの最新書き下ろしです。例によって、たわい無い話だが、この人は、話がうまい。従って、結末を知っても、何度でも読み返して楽しめます。
耳袋秘帖 四谷怪獣殺人事件 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:耳袋秘帖 四谷怪獣殺人事件 (文春文庫)より
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No.1:
(5pt)

不思議味の小ネタ6題・アンモナイトからUFO、竜の化石まで?

田安徳川家の四谷の下屋敷を舞台に、松平定信と甥にあたる徳川斉匡をめぐる奇譚6本です。
もちろん相談を受けた根岸も活躍しますが、今回は彼の送りこんだ小者、しめばあさんと梅次が主人公、
とぼけた味わいで淡々と事件に踏み込んでゆきます。

「八本足の犬」「腹切り大根」「石の蛇」「水の中の竜」「空飛ぶ樽」「大奥の竜」
とつながっていて、最後にはひとつの陰謀が明らかになるのですが、
作者が肩の力をぬいて、飄々と語る怪異譚がなんともいい味わい。
リズミカルな文章とともに、作者の独壇場かと思います。
そして、しめばあさん(といっても当時の40代)の憎めないキャラクターが楽しめます。
耳袋秘帖 四谷怪獣殺人事件 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:耳袋秘帖 四谷怪獣殺人事件 (文春文庫)より
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