■スポンサードリンク


死ぬほど愛した…



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

死ぬほど愛した…の評価: 4.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

超特急燕号架空乗車事件

以前、『超特急燕号誘拐事件』を読みました。
  
『超特急燕号誘拐事件』についてネットで調べていると、亀谷ユーカリおばさんが、牧薩次&可能キリコと共演した作品があって、しかも超特急燕号が舞台となっていると知り、これは読まねばならんと思ったのです。
     
【特急『燕』驀進す】
 若き日のユーカリさんに牧薩次に可能キリコ、那珂一兵、さらには徳川夢声に石井漠、少年時代の辻真先にその父親の辻寛一まで登場するという超豪華特別編。
     
 旅行雑誌『旅』に牧薩次が執筆した「特急『燕』の架空乗車記」という設定。((そういえば、『急行エトロフ殺人事件』も、薩次が執筆したという設定でしたね。))
 これだけのキャラが登場してこのページ数では勿体無い。顔見せ程度の小事件で終わりました。
 辻真先先生は特急燕号がお気に入りのようで、後に長編『超特急燕号誘拐事件』を執筆されました。
 もしこの時、この『特急『燕』驀進す』の設定を長編にリメイクしていれば、どんな作品になったでしょうか。
     
【『超特急燕号誘拐事件』での亀谷ユーカリさん】
 昭和10年、3月はじめ
 3年前に結城龍巳を亡くしている
 少し前、見合いをした。まだ結婚前。
  2001年5月 光文社文庫書下ろし
     
【『特急『燕』驀進す』での亀谷ユーカリさん】
 昭和15年、春
 30そこそこの若妻時代
 沼津で乗車
 京都で下車(家で娘が待っている)
  『旅』1983年4月号掲載
     
【ついでに、『特急『燕』驀進す』での那珂一兵】
 詰襟の中学生
 東京駅で乗車
 神戸から船で渡米し、伯父を訪ねる予定
死ぬほど愛した…―トラベル・ミステリー (集英社文庫―コバルト・シリーズ)Amazon書評・レビュー:死ぬほど愛した…―トラベル・ミステリー (集英社文庫―コバルト・シリーズ)より
408610654X

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!