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犬神の杜: よろず建物因縁帳
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犬神の杜: よろず建物因縁帳の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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ミステリー要素が強くホラー要素はかなり少なめだが終わり方がとても良い 最後のセリフは切なくなってしまった | ||||
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面白く、あっと言う間に読み上げた。 登場人物のキャラクターが個性的で頭に映像が浮かび上がり、楽しめました。 | ||||
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磯の鮑の片思い:相手はまったく無関心なのに、こちらだけ恋い慕っている状態。 仙龍も、なかなかのイケズですな。 春菜の岡惚れ?いや、片思い中に気づいていながらにも、ツンツンしちゃう。 その気はあるかもだが、寿命が迫るなかでは、そうそう押せない状況で。 春菜っち、もっと自分をさらけ出して、甘えてもいいんだよ。 案外、そういうの待ってんじゃない?! なんだかんだ言いながらも、目の前に美味しい仕事を提示されちゃあ、黙っていられないオカルト案件に愛されし女:春菜。 なかなかに悲しい性(さが)かな。 実は、天敵でもある長坂所長からみ?で逆ギレしちゃうわ。 パグ男からも好かれる、デキる女:春菜。 少しの努力で世界は変えられる。 周囲の声に惑わされず、躓いても再び立ち上がり、歩みを止めなければ。 みんな簡単で、すぐに結果が出るものを求めがちだが、こういう地味で状況が好転するまで時間を要する方が、報酬はデカい。 | ||||
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毎回、次回作が楽しみです。春菜がかわいい、仙龍がかっこいい❗どんどん引き込まれていく感じです。 | ||||
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以前にもこちらで購入しましたが、いずれも状態が良く、梱包も丁寧でした。またお願いしたいです | ||||
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猟奇犯罪シリーズより好きです。固定キャラが多すぎず少なくもなく、その分魅力が増しています。おかしな日本語やクセも無く安心感ある文章です。田舎の風景描写もお上手で映像が頭に浮かびます。早筆の作家さんですのでネタが尽きて長期お休みにならないか心配…というほど続刊が楽しみです。 | ||||
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今までは現場だけが舞台だったが今回はついてまわる恐怖があっていつも以上にドキドキしました。 そしていつも以上に泣けました | ||||
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今になっては刑事シリーズよりこちらにはまっています。ただ前作までと違いさらっと進むというか、インパクトでは少し トーンダウンした感じはあります。次回に期待! | ||||
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(それにしても春菜ちゃんの、負けん気の強さったら!恋にも仕事にも! 仕事については負けん気がそれなりに成果を上げているものの、恋に関しては 裏目にしか出ていないような) 今回春菜と仙龍が向かったのは、春まだ浅い、北信濃の山あいのトンネル工事現場だ。現場事務所に通う若い女性たちの事故死も、山翳深い村の廃絶も、みなもとは同じとつきとめたチーム仙龍。そして心意気に痺れる仙龍のひとこと。 「山でも城でも大木でも、曳き屋に曳けないものはない」! やま?山を曳いてしまうのか? 「支点があれば地球を動かしてみせる」と言ったギリシャの人もいたが! 私たちは、春菜や小林教授とともに仙龍たちの「山を曳く」鎮魂の儀式を見守ることになる。 村里には花々が匂っていても日かげには残雪が。さらに遠い山脈はまだまっしろ、広がるあおぞらの向こうにはまた花咲く平野がひろがり、その先では空と海が接している、ここはそういう山国なのだ。 曳き屋稼業に出会ってから、そういえば様々な風景を見た。草いきれのやしろ、霧巻く滝壺、月夜の白い蔵。歪みガラスの小学校。 それらは山々が小さな盆地にむかって尾根をはり下ろし、谷を刻み、人々が少しでも高くの田へと水を引き、高度に耐える作物を畑に育てた歴史と自然が作った風景なのだ。その風景のなかに息づいてきた建物を、今回は「山」を、仙龍は曳く。サニワたる春菜は、それらがよりよい在り方を保てる道を示す。 今や日本の人口の三分の一が首都圏とその周辺に集まっているという。曳き屋仙龍や春菜の勤める広告代理店のある街は、人口は微増しているものの、若者よりお年寄りのほうが多いのだろう。その周りの町や村は、圧倒的に高齢者が多い、いわゆる限界集落がほとんどなのだろう。 けれどこうした山深い自然や、耕して天に至る人の営みがなければ、大都市の生活も成り立たないはずである。自然は多くのものを我々に与えてくれるし、人の欲望が生み出した汚れたものでさえ、その懐に抱いて清めてくれさえする。そう思えば、山や川や海が浄化しきれないものは作ってはならないのでは、と思わざるをえない。それを作ってしまったために、今作の悲劇が生まれたわけが…。 やまぐにの風景が、ものがたりを生み出している。作者がそれを聴きとっている。それが「よろず」の見せてくれる世界なのだ。 一気に読んだ今作。前作とページ数はほとんど変わらないのに、人間関係の複雑さを理解するために前作は読むのに時間がかなりかかったからか。 なにより笠嶋と春菜のやりとりが心につよく響いた。 物語の中盤、謎解きの部分がほぼ会話だけで行われており、物語にアクションが感じられないことが残念なので、次作への期待を込めて、あえて星4つとしたい。 さて、今回も活躍???の長坂パグ男所長の究極のひとこと。 「早くね、手早く、あと丁寧に!」 ど、どうせいちゅうねん!! 自分がやってみれ!!! | ||||
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京極夏彦や島田荘司ほどのくどさはなく、昔ながらの理りもサラリと予備知識として与えてくれ、全ての謎を読後には、きちんと腑に落としてくれる。 それぞれのキャラクターも順調に育って来ているように思えます。 ほかのレビューの方より、次作は1月とありましたので冬に楽しみが出来ました。 | ||||
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今回は、怖いというよりもミステリ要素の方が強いような感じでした。 またいつものメンバがそれぞれ活躍するというのでもなく、見ているだけという人もいたりと、いつもよりあっさりしていました。確かに毎回みんなが活躍というもの不自然なので仕方ないのかもしれませんが、今回は主人公ばかりという感じで、とにかく彼女があたふたと困っていたり、余計なことに首を突っ込んだりと、ただひたすらイライラするだけで、展開には物足りなさを感じました。 | ||||
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今回も一気読みしました。内藤了作品はいつも待ち遠しくて、中でも「よろず建物因縁張」は大好きです。次回作も楽しみにしてます。 | ||||
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今回は犬神の話。 おどろおどろしさ、恐さは少なくて、ほの悲しくもすっきりした内容でした。 人を呪わば穴ふたつどころか、子々孫々累々と、数百と掘っても足りなりますよと。 難しい読み方の漢字が多いので、ルビは最初の方から網羅してほしい。 それ以外はさくさく読めて面白いです。 シリーズで一番陰惨な感じは陰惨な感じは御寮の花嫁かな。 自作は来年の1月のようですが、楽しみです。 | ||||
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よろず建物シリーズのファンで今まで発売された本は全て読んでおります、以下ネタバレを含むレビューになりますので未読の方はご注意下さい。 まず今回も面白かった!手元に届いてから一気読みしてしまった…、とはいえ多少の物足りなさがあるのは鬼の蔵、首洗い滝、憑き御寮に比べて仙龍と春菜の関係にあまり変化を感じられなかったせいかもしれない(なので星4にしています)それ以外は話の内容としては非常に面白いし、犬神と言えばあの犬神か?と普段からそっち方面にアンテナを張っている自分からすれば大変興味深かった。そして前作の憑き御寮とはまた違ったどうしようもない悲しさに胸を痛め、また、春菜が作中の最後の方に言っていた(思っていた)「櫛を買っていこう」と言う言葉に盛大に泣かされた。本当に春菜がこのシリーズのヒロインで良かったと思う。 仙龍との進展は無いものの、ある意味春菜と言うヒロインの魅力が引き出された作品であるかもしれない、少なくとも私は読んで満足しているしよろず建物シリーズが好きな方は読む価値に値すると思う。 本作の最後に次作の宣伝もあったので、次にも大いに期待したい。 | ||||
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このシリーズの中では一番怖さが控え目ですね。切ないストーリーです | ||||
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私の地方の田舎では「狐憑き」「筋物の家」などと言っていたそうです。 なんか怖ろしくもあり神秘的でもあり、と思っていました。 今回は犬神!信州だけでなく、各地に似た地名や伝説がありそうで親しめました。 実際、わが地元の郊外の里山麓に「狗飼神社跡」という石碑があり、地元の人に聞いても「よく分からない」と言われるばかり。 なんか、障りに関係していそうで、狗墓か?なんて想像し、ぞくぞくします。 皆さんの故郷にも、こんな処があるのではないですか?と問うてみたくなる作品です。 このシリーズ、京極堂シリーズのように実写化したら面白いと思い!と思いながら毎回読み進めています。 春菜は波留さん。仙龍は誰がいいと思いますか? | ||||
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