君と時計と雛の嘘 第四幕
評判
君と時計と雛の嘘 第四幕の評価:
4.33/5点 レビュー 12件。 C ランク
Amazonレビュー一覧
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1〜3 1/1ページ
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君と時計と雛の嘘 第四幕の評価:
4.33/5点 レビュー 12件。 C ランク
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そして自身の存在に戸惑い,苦しみ,内にも外にも向け続けてきた一人の少女の嘘の物語.
良くも悪くも本篇後にある『プロローグ』が全てを持っていくような幕引きでしたが,
主人公の少年が過ごしてきた時間を,もう一人の少女の視点から見つめて描いたそれは,
時間は誰にも与えられ,そこにそれぞれの物語があり,紡がれることに改めて気付きます.
そのもう一つの時間と物語はへと繋がり,少年のそれらと交わっていくのですが,
自分を捨て,大事な人を守るために嘘を吐き続けるしかなかった思いはあまりに切なく….
ただ,その虚勢によるこれまでの振る舞いが,それを素直に見られないという複雑な一面も.
その反面,続く『エピローグ』では,書籍ならではの演出を利用した秘密が明かされ,
いわゆる驚きの結末を迎えるわけですが,こちらはいささか都合が良すぎるように映り,
その『結果』をハッピエンドとして畳むことには,これまた少しばかり違和感を覚えます.
また,この巻から登場する人物を巡るやり取りも,唐突で消化不良の扱いに感じられました.