さくら

【この小説が収録されている参考書籍】

【この小説が載っている参考書籍】

評判

さくらの評価:

3.17/5点 レビュー 157件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.17pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全145件 101〜120 6/8ページ
No.45
(5pt)

さくらのスパイスがたまりません。

前半、中盤、退屈になるくらい、ほのぼのした一家のささやかなしあわせな暮らしが書かれていて
当たり前だと思ってたしあわせが、いともあっさり壊れてしまう。
事故で、顔が変わってしまい、ひとから好奇の目にさらされる兄が
突然、神様はいるという。
どもりながら、

神様はいると思うねん。空とか、宇宙とかそんなんやなしに、ひとりひとりの心の中に。
それで心の中から、俺らに、毎日、こう、ピッチャーみたいにボールを投げてくる。
俺は今まで直球しか、投げられたことなかったんや。こう真ん中に、ばしーと来るやつ。
でも、最近、思うねん。神様ちょっと悪送球やって。打たれへんボールを投げてくる・・・
・・・・打たれへんよ。

バスで読んでたんだけど、泣きそうになった。
こんな悲痛な叫びがあるか。

そして、この家族はめちゃくちゃになるのか・・・と思いきや
静かに、この家族らしく、健やかに立ち直っていきます。

話のところどころの、さくらのスパイスがたまりません。
「打たれへんよ」・・・で、居たたまれない気持ちでしーんとする家族なか
さくらだけが、
「ボール!いいわね、あの軽やかな跳ね!!」と明るく尻尾を振ってる。
それにとても救われるのです。
さくら Amazon書評・レビュー: さくらより
4093861471
No.44
(5pt)

さくらのスパイスがたまりません。

前半、中盤、退屈になるくらい、ほのぼのした一家のささやかなしあわせな暮らしが書かれていて
当たり前だと思ってたしあわせが、いともあっさり壊れてしまう。
事故で、顔が変わってしまい、ひとから好奇の目にさらされる兄が
突然、神様はいるという。
どもりながら、

神様はいると思うねん。空とか、宇宙とかそんなんやなしに、ひとりひとりの心の中に。
それで心の中から、俺らに、毎日、こう、ピッチャーみたいにボールを投げてくる。
俺は今まで直球しか、投げられたことなかったんや。こう真ん中に、ばしーと来るやつ。
でも、最近、思うねん。神様ちょっと悪送球やって。打たれへんボールを投げてくる・・・
・・・・打たれへんよ。

バスで読んでたんだけど、泣きそうになった。
こんな悲痛な叫びがあるか。

そして、この家族はめちゃくちゃになるのか・・・と思いきや
静かに、この家族らしく、健やかに立ち直っていきます。

話のところどころの、さくらのスパイスがたまりません。
「打たれへんよ」・・・で、居たたまれない気持ちでしーんとする家族なか
さくらだけが、
「ボール!いいわね、あの軽やかな跳ね!!」と明るく尻尾を振ってる。
それにとても救われるのです。
さくら (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: さくら (小学館文庫)より
4094082271
No.43
(5pt)

変化球

最初は、ごく平凡な家族の物語なのかな?と思った。
ところがどうして、読み進むに従って、物語の質と密度が変化してくる。
それは例えば、ラヴェルのボレロの様に、囁く様に始まった曲が、連続的にクレッシェンドして、
最後は総動員のクライマックスに達する様に似ている。

この作品は、物語の展開が、後半に進む程、緊迫した内容になっている。
本文中の言葉を借りると、ストレートばかりだったボールが、段々と悪送球に変わってくる。

その内容は、人間の生または性の、根源的な部分に忠実だ。
人と人との係累の対象は、気持ち、あるいは、本能の趣くままに忠実であれば良いのだろうか?
それらを見守るのは、犬のさくらだが、当初、生まれて間もないさくらが、結末部分では老犬になっている。
物語は、この様な長きに渡る時間的営みを、緻密に描く。

多くの問題提起がなされる。
しかも、ストレートな感性を伴って。

考えさせられる部分は多い。
物語は一人称で綴られるが、主人公は、家族全員だ。

さくらの眼には、この家族は、どんな風に映ったのだろうか?
さくら Amazon書評・レビュー: さくらより
4093861471
No.42
(5pt)

変化球

最初は、ごく平凡な家族の物語なのかな?と思った。
ところがどうして、読み進むに従って、物語の質と密度が変化してくる。
それは例えば、ラヴェルのボレロの様に、囁く様に始まった曲が、連続的にクレッシェンドして、
最後は総動員のクライマックスに達する様に似ている。

この作品は、物語の展開が、後半に進む程、緊迫した内容になっている。
本文中の言葉を借りると、ストレートばかりだったボールが、段々と悪送球に変わってくる。

その内容は、人間の生または性の、根源的な部分に忠実だ。
人と人との係累の対象は、気持ち、あるいは、本能の趣くままに忠実であれば良いのだろうか?
それらを見守るのは、犬のさくらだが、当初、生まれて間もないさくらが、結末部分では老犬になっている。
物語は、この様な長きに渡る時間的営みを、緻密に描く。

多くの問題提起がなされる。
しかも、ストレートな感性を伴って。

考えさせられる部分は多い。
物語は一人称で綴られるが、主人公は、家族全員だ。

さくらの眼には、この家族は、どんな風に映ったのだろうか?
さくら (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: さくら (小学館文庫)より
4094082271
No.41
(4pt)

伏線の妙技”top of the world”

この本には 伏線がいっぱいある。探偵小説のようにあれって、、読みながら前にあったシーンが蘇る。確かに兄ちゃんが自殺せんでも良かった感もある。でも、キャッチボールの下りは絶品だった。日常の大切さをこんな風に表現できるなんて・・・奇跡的な確率で家族になった人への感謝と自分の家庭、自分で生命を生み出すことの尊さに鼻の奥がツーンとする心の奥に染み入る感動を覚えた。
さくら Amazon書評・レビュー: さくらより
4093861471
No.40
(4pt)

伏線の妙技”top of the world”

この本には 伏線がいっぱいある。探偵小説のようにあれって、、読みながら前にあったシーンが蘇る。確かに兄ちゃんが自殺せんでも良かった感もある。でも、キャッチボールの下りは絶品だった。日常の大切さをこんな風に表現できるなんて・・・奇跡的な確率で家族になった人への感謝と自分の家庭、自分で生命を生み出すことの尊さに鼻の奥がツーンとする心の奥に染み入る感動を覚えた。
さくら (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: さくら (小学館文庫)より
4094082271
No.39
(5pt)

ミキとかおると兄ちゃんとさくら

読んだのはかなり前なのでだいぶうろ覚えだけど、とても良かったことだけははっきりと言える。

色んな愛が詰まってる。

とても泣いた。

ミキがいい味だしてる。かっこいい。普通とはちょっと違う不思議な雰囲気に、私も憧れた。

手紙のシーンでのミキはとっても痛々しくて、目をそらしたくなる。それでも、逃げない彼女はやっぱりかっこよかった。

この本を読んだあとは、なぜかほっとする。心があったかい。

母ちゃんがいて、父ちゃんがいて、兄ちゃんがいてミキがいてかおるがいてさくらがいる。

家族と、愛の話。
さくら Amazon書評・レビュー: さくらより
4093861471
No.38
(5pt)

ミキとかおると兄ちゃんとさくら

読んだのはかなり前なのでだいぶうろ覚えだけど、とても良かったことだけははっきりと言える。

色んな愛が詰まってる。

とても泣いた。

ミキがいい味だしてる。かっこいい。普通とはちょっと違う不思議な雰囲気に、私も憧れた。

手紙のシーンでのミキはとっても痛々しくて、目をそらしたくなる。それでも、逃げない彼女はやっぱりかっこよかった。

この本を読んだあとは、なぜかほっとする。心があったかい。

母ちゃんがいて、父ちゃんがいて、兄ちゃんがいてミキがいてかおるがいてさくらがいる。

家族と、愛の話。
さくら (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: さくら (小学館文庫)より
4094082271
No.37
(5pt)

あたたかい

あたたかい

この一言に尽きると思います。

私としては、お母さんがセックスについて娘に教えてあげる?話す?シーンがすごく優しくて、

しあわせで、愛にあふれているなぁー。と思いました。

全然いやらしいとか、重たいとか、でも軽すぎるとか、なくて。

あたたかいんです。

シンプルな表紙があらわしているような、シンプルな話。

でも、シンプルだからこそ、融通の利かない部分もあって。

とにかく、忘れられない作品です。
さくら Amazon書評・レビュー: さくらより
4093861471
No.36
(5pt)

あたたかい

あたたかい

この一言に尽きると思います。

私としては、お母さんがセックスについて娘に教えてあげる?話す?シーンがすごく優しくて、

しあわせで、愛にあふれているなぁー。と思いました。

全然いやらしいとか、重たいとか、でも軽すぎるとか、なくて。

あたたかいんです。

シンプルな表紙があらわしているような、シンプルな話。

でも、シンプルだからこそ、融通の利かない部分もあって。

とにかく、忘れられない作品です。
さくら (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: さくら (小学館文庫)より
4094082271
No.35
(5pt)

愛ある物語

いろんな「愛」に触れることのできる作品です。家族の愛 兄弟の愛 恋人との愛 友達への愛 どの愛も真っ直ぐで心に響きます 心の琴線に触れる愛があります読んでください。
さくら Amazon書評・レビュー: さくらより
4093861471
No.34
(5pt)

愛ある物語

いろんな「愛」に触れることのできる作品です。家族の愛 兄弟の愛 恋人との愛 友達への愛 どの愛も真っ直ぐで心に響きます 心の琴線に触れる愛があります読んでください。
さくら (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: さくら (小学館文庫)より
4094082271
No.33
(4pt)

さくら

個人的に、この本にでてくる主人公の妹役、ミキがとっても気に入りました。すごく美人なのに男っぽい性格で誰もが憧れる存在です。

同性愛や兄を狂おしく愛してしまったなどなど、現実では重く考えられそうなことをとても温かく描かれています。涙なしでは読めない本だと思います。おすすめです!
さくら Amazon書評・レビュー: さくらより
4093861471
No.32
(4pt)

さくら

個人的に、この本にでてくる主人公の妹役、ミキがとっても気に入りました。すごく美人なのに男っぽい性格で誰もが憧れる存在です。

同性愛や兄を狂おしく愛してしまったなどなど、現実では重く考えられそうなことをとても温かく描かれています。涙なしでは読めない本だと思います。おすすめです!
さくら (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: さくら (小学館文庫)より
4094082271
No.31
(5pt)

まだあまり生きていない私ですがこれ以上の本はない!!

まず、直感的にかんじたのはああ、なんてこの本はあったかいのだろうってこと。読んでいると、日々仕事で病んでる、僕の心がやさしい気持ちになってゆく。何がこんなに温かいのかと、いうと、主人公、薫とそれをとりまく父、母、妹、愛犬のサクラ、そして今は亡き最愛の兄、一(はじめ)が薫をほんとに好いているのが伝わってくるからだ。ストーリーは一見単調なもののようだが、だからこそ、主人公たちのす伍す世界がまるでそこにあるかのように鮮明に感じることができる。それに主人公の視点で世界をみることができるから、素直に感情移入してしまう。僕はこんなにも人物の考えだとか、振る舞いも含め、リアルにあらわせる作家に出会ったことがない。ああ、疲れたと感じたときに読んでほしい一冊です。いっきによむのではなく、毎日少しずつ読み進め西加奈子の世界観をたっぷり味える作品です。
さくら Amazon書評・レビュー: さくらより
4093861471
No.30
(5pt)

まだあまり生きていない私ですがこれ以上の本はない!!

まず、直感的にかんじたのはああ、なんてこの本はあったかいのだろうってこと。読んでいると、日々仕事で病んでる、僕の心がやさしい気持ちになってゆく。何がこんなに温かいのかと、いうと、主人公、薫とそれをとりまく父、母、妹、愛犬のサクラ、そして今は亡き最愛の兄、一(はじめ)が薫をほんとに好いているのが伝わってくるからだ。ストーリーは一見単調なもののようだが、だからこそ、主人公たちのす伍す世界がまるでそこにあるかのように鮮明に感じることができる。それに主人公の視点で世界をみることができるから、素直に感情移入してしまう。僕はこんなにも人物の考えだとか、振る舞いも含め、リアルにあらわせる作家に出会ったことがない。ああ、疲れたと感じたときに読んでほしい一冊です。いっきによむのではなく、毎日少しずつ読み進め西加奈子の世界観をたっぷり味える作品です。
さくら (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: さくら (小学館文庫)より
4094082271
No.29
(4pt)

感じ取ることができる

確かに多くの素材が詰め込まれすぎている感はあり、本当に作者が伝えたいことが伝わりにくいというか、見えにくい作品ではあると思います。

しかし、何も感じ取れないわけではなく、さまざまな苦悩を抱えた登場人物の言動には個々の意思があります。それらを読み取り自分で解釈していくことによって、人間性や人生というとても大きなテーマを考えさせる作品になっているのではないかと思います。じっくり読む人にむいている一冊ではないかと…。

主旨云々ではなく、登場人物はみな純粋でまっすぐに生きていると思うことに共感、さくらがおちゃめでかわいい点から☆四つで。。。
さくら Amazon書評・レビュー: さくらより
4093861471
No.28
(4pt)

感じ取ることができる

確かに多くの素材が詰め込まれすぎている感はあり、本当に作者が伝えたいことが伝わりにくいというか、見えにくい作品ではあると思います。

しかし、何も感じ取れないわけではなく、さまざまな苦悩を抱えた登場人物の言動には個々の意思があります。それらを読み取り自分で解釈していくことによって、人間性や人生というとても大きなテーマを考えさせる作品になっているのではないかと思います。じっくり読む人にむいている一冊ではないかと…。

主旨云々ではなく、登場人物はみな純粋でまっすぐに生きていると思うことに共感、さくらがおちゃめでかわいい点から☆四つで。。。
さくら (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: さくら (小学館文庫)より
4094082271
No.27
(5pt)

現実味がないのがどうした

下手なエッセーよりもよっぽど、ここには真実がある気がした。メッセージ性の高い作品。共感を覚える場面は多い。
こういう家族も、あたしが知らないだけで、もしかしたらいるのかもしれない。いや、絶対いる。そう思うだけで、なんだかまぶしい。
本とはそういうものだろう。
まずは読んで、いっぱいいっぱい涙して。その先に確かに愛しさがある。悪評だったらあたしもできる。素直な心で読んでください。
さくら Amazon書評・レビュー: さくらより
4093861471
No.26
(5pt)

現実味がないのがどうした

下手なエッセーよりもよっぽど、ここには真実がある気がした。メッセージ性の高い作品。共感を覚える場面は多い。
こういう家族も、あたしが知らないだけで、もしかしたらいるのかもしれない。いや、絶対いる。そう思うだけで、なんだかまぶしい。
本とはそういうものだろう。
まずは読んで、いっぱいいっぱい涙して。その先に確かに愛しさがある。悪評だったらあたしもできる。素直な心で読んでください。
さくら (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: さくら (小学館文庫)より
4094082271