あおい

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評判

あおいの評価:

3.93/5点 レビュー 28件。 B ランク

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平均点3.93pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全36件 1〜20 1/2ページ
No.36
(4pt)

デビュー作から西加奈子節炸裂

デビュー作を含む短編集。

「あおい」は、年下カレシと同棲中のアルバイター27歳の物語である。真っ正直ゆえに不器用な女子と腹に地図のタトゥーを入れた捉え所のない学生。二人の日常は実に微笑ましい。同棲四ヶ月、主人公の妊娠が分かって…、という展開だ。不安に押しつぶされそうになりながら、「こんな好きになった人、おらん。」とひとりつぶやく主人公の大阪弁にぐっとくる。デビュー作から可笑しくてせつない西加奈子節炸裂である。

「サムのこと」は、事故死した友の通夜の出来事。集まったトンガリキャラたちに惹かれる。その他、お別れの夜に思う事「空心町深夜2時」。
あおい (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: あおい (小学館文庫)より
4094081739
No.35
(4pt)

デビュー作から西加奈子節炸裂

デビュー作を含む短編集。

「あおい」は、年下カレシと同棲中のアルバイター27歳の物語である。真っ正直ゆえに不器用な女子と腹に地図のタトゥーを入れた捉え所のない学生。二人の日常は実に微笑ましい。同棲四ヶ月、主人公の妊娠が分かって…、という展開だ。不安に押しつぶされそうになりながら、「こんな好きになった人、おらん。」とひとりつぶやく主人公の大阪弁にぐっとくる。デビュー作から可笑しくてせつない西加奈子節炸裂である。

「サムのこと」は、事故死した友の通夜の出来事。集まったトンガリキャラたちに惹かれる。その他、お別れの夜に思う事「空心町深夜2時」。
あおい Amazon書評・レビュー: あおいより
4093861374
No.34
(5pt)

率直な作家さん

解説で山崎ナオコーラさんが書いているように、西さんは真面目で率直なんだと思う。

「ワキ剃ってないねん(あおい)」
「しょうこうしょうこう(サムのこと)」

という台詞からも感じられるように「普通女性がそんなこと言うかぁ!?」「オウム真理教というタブーをセリフの中に放り込むんだぁ…」と思わず躊躇ってしまうような表現を文章にしている。

きっとそれは、執筆しながら西さんが思い浮かんだ言葉なのだろう。多分、タブーだろうと、ちょっと下品だろうと、それでなくてはならない言葉だったんだろうなと感じた。

セリフでなくても、小説の展開で、普通に浮気やレイプや死やダウン症というものを扱う。大々的に取り上げるのではなく、ふつーに流れで扱うのである。ちょっと気を緩めて読めば見逃してしまいそうなくらい。

そこがまた面白いなと感じる。確かに、浮気もレイプも死もダウン症も、考えてみれば意外と身近なもの。それらに悩まされてる人って、実は近所にもいるのかもしれない。

だからあえてサラーッと扱う西さんの文章は面白い。いや、日本より治安の良くない国に住んだことがあったり、スナック勤めなどのアルバイト歴のある西さんは、これまでにたくさんの事情のある人々と出会ってきたのだろう。

だからこそ、我々が「重いな…」と感じるテーマであっても、違和感なくサラーッと扱えるのかもしれない。

そういった物語の執筆中に西さんが思い浮かんだ言葉こそが、リアルなのだ。

読みやすくユーモアがあっても、決してユートピアー理想ではない、シリアスな状況を書き、率直な文章で綴る西さんの小説が好きだ。
あおい (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: あおい (小学館文庫)より
4094081739
No.33
(5pt)

率直な作家さん

解説で山崎ナオコーラさんが書いているように、西さんは真面目で率直なんだと思う。

「ワキ剃ってないねん(あおい)」
「しょうこうしょうこう(サムのこと)」

という台詞からも感じられるように「普通女性がそんなこと言うかぁ!?」「オウム真理教というタブーをセリフの中に放り込むんだぁ…」と思わず躊躇ってしまうような表現を文章にしている。

きっとそれは、執筆しながら西さんが思い浮かんだ言葉なのだろう。多分、タブーだろうと、ちょっと下品だろうと、それでなくてはならない言葉だったんだろうなと感じた。

セリフでなくても、小説の展開で、普通に浮気やレイプや死やダウン症というものを扱う。大々的に取り上げるのではなく、ふつーに流れで扱うのである。ちょっと気を緩めて読めば見逃してしまいそうなくらい。

そこがまた面白いなと感じる。確かに、浮気もレイプも死もダウン症も、考えてみれば意外と身近なもの。それらに悩まされてる人って、実は近所にもいるのかもしれない。

だからあえてサラーッと扱う西さんの文章は面白い。いや、日本より治安の良くない国に住んだことがあったり、スナック勤めなどのアルバイト歴のある西さんは、これまでにたくさんの事情のある人々と出会ってきたのだろう。

だからこそ、我々が「重いな…」と感じるテーマであっても、違和感なくサラーッと扱えるのかもしれない。

そういった物語の執筆中に西さんが思い浮かんだ言葉こそが、リアルなのだ。

読みやすくユーモアがあっても、決してユートピアー理想ではない、シリアスな状況を書き、率直な文章で綴る西さんの小説が好きだ。
あおい Amazon書評・レビュー: あおいより
4093861374
No.32
(4pt)

個性ある登場人物、ユーモア表現作品

とても、関西気質な言い回しと、とてもユーモアのある表現に憑りつかれてしまい夢中になってしまいます。
主人公を取り巻く個性的な人物も面白さを感じます。なんか、無駄がなくてあきをこさせない物語で、読みやすい作品で、普段読書をしない方にもおススメです。
あおい (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: あおい (小学館文庫)より
4094081739
No.31
(4pt)

個性ある登場人物、ユーモア表現作品

とても、関西気質な言い回しと、とてもユーモアのある表現に憑りつかれてしまい夢中になってしまいます。
主人公を取り巻く個性的な人物も面白さを感じます。なんか、無駄がなくてあきをこさせない物語で、読みやすい作品で、普段読書をしない方にもおススメです。
あおい Amazon書評・レビュー: あおいより
4093861374
No.30
(5pt)

貴重なピュアさ

あっという間に、というくらい早く読み終えた。すっと読める平易な文章が光っている。

『あおい』『サムのこと』『空心町深夜2時』、どの物語も何だか色々と不潔だ。だけれどもそれが登場人物の素直さ、心の純さと対比されて、嫌悪感ではなく妙な好感を持てる。絶妙な雰囲気だと思う。

『サムのこと』は欠損感を主題にしている点であの有名小説『ノルウェイの森』と同種だが、前者の方が分かりやすい。両作を比べ読みすると結構面白い。
『ノルウェイの森』で作者が描きたかったことが『サムのこと』に彼の代わりにふんだんに描き切られている気がする。

一読お勧めできます。
あおい Amazon書評・レビュー: あおいより
4093861374
No.29
(5pt)

貴重なピュアさ

あっという間に、というくらい早く読み終えた。すっと読める平易な文章が光っている。

『あおい』『サムのこと』『空心町深夜2時』、どの物語も何だか色々と不潔だ。だけれどもそれが登場人物の素直さ、心の純さと対比されて、嫌悪感ではなく妙な好感を持てる。絶妙な雰囲気だと思う。

『サムのこと』は欠損感を主題にしている点であの有名小説『ノルウェイの森』と同種だが、前者の方が分かりやすい。両作を比べ読みすると結構面白い。
『ノルウェイの森』で作者が描きたかったことが『サムのこと』に彼の代わりにふんだんに描き切られている気がする。

一読お勧めできます。
あおい (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: あおい (小学館文庫)より
4094081739
No.28
(4pt)

恋愛感情が懐かしく感じた

どちらかというと若い時代に生じる恋愛感情やどうしようもない感情を抱いて「若いから許される」意味不明の言動をしてしまうような部分を巧く描いているのが印象。
ただ、爽やかな感じだけではなく、少しだけ毒を盛っているような部分もあってそこが面白く、一気に読了した。
読後は「小説を読んだ」という充実感が強く、著者の今後の作品への期待感が増した。
あおい Amazon書評・レビュー: あおいより
4093861374
No.27
(4pt)

恋愛感情が懐かしく感じた

どちらかというと若い時代に生じる恋愛感情やどうしようもない感情を抱いて「若いから許される」意味不明の言動をしてしまうような部分を巧く描いているのが印象。
ただ、爽やかな感じだけではなく、少しだけ毒を盛っているような部分もあってそこが面白く、一気に読了した。
読後は「小説を読んだ」という充実感が強く、著者の今後の作品への期待感が増した。
あおい (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: あおい (小学館文庫)より
4094081739
No.26
(4pt)

あおい

いい加減で面倒くさがりやで、あんまり人に威張れるような生活をしていないけど
彼のことがすごく好きすぎてどうしたらいいのか分からなくなってしまう不器用さがいい。
初期のよしもとばななさんをほんのすこし感じるような透明感がいいと思う。
まだまだ荒削りという感じだけど、これが「さくら」につながる才能なんだなと感じた。
あおい Amazon書評・レビュー: あおいより
4093861374
No.25
(4pt)

あおい

いい加減で面倒くさがりやで、あんまり人に威張れるような生活をしていないけど
彼のことがすごく好きすぎてどうしたらいいのか分からなくなってしまう不器用さがいい。
初期のよしもとばななさんをほんのすこし感じるような透明感がいいと思う。
まだまだ荒削りという感じだけど、これが「さくら」につながる才能なんだなと感じた。
あおい (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: あおい (小学館文庫)より
4094081739
No.24
(4pt)

サムのこと

「あおい」もいい物語ですが、
特に印象に残ったのは「サムのこと」の方でした。
人の死と別れがテーマだけれども、暗い内容ではなく好感が持てます。

どれも好感の持てる人物だらけで
僕の傍にもいるようなひとたちな気がしますね。

さらっと読める文章。
西加奈子さんの文章は相性がいい感じです。
あおい Amazon書評・レビュー: あおいより
4093861374
No.23
(4pt)

サムのこと

「あおい」もいい物語ですが、
特に印象に残ったのは「サムのこと」の方でした。
人の死と別れがテーマだけれども、暗い内容ではなく好感が持てます。

どれも好感の持てる人物だらけで
僕の傍にもいるようなひとたちな気がしますね。

さらっと読める文章。
西加奈子さんの文章は相性がいい感じです。
あおい (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: あおい (小学館文庫)より
4094081739
No.22
(5pt)

いろんな人が登場します。

著者の名前は以前から耳にしていたが、最近、新聞でインタビューされているのを読んで、何事も包み隠さない感じに新鮮さを覚えて、よし読んでみようという気になり手にしたのが本書である。

デビュー作ということで、若々しさが全編に漂っている。青春時代は、いろんな人が周りに現れ、刺激を受け、成長してゆくものであるが、表題作「あおい」には本当に個性的な人がたくさん登場する。テレビならピー音で消されそうな言葉も臆することなく表現されており、それが何よりも気持ちよい。青春時代はこうでなきゃと思う次第である。
あおい Amazon書評・レビュー: あおいより
4093861374
No.21
(5pt)

いろんな人が登場します。

著者の名前は以前から耳にしていたが、最近、新聞でインタビューされているのを読んで、何事も包み隠さない感じに新鮮さを覚えて、よし読んでみようという気になり手にしたのが本書である。

デビュー作ということで、若々しさが全編に漂っている。青春時代は、いろんな人が周りに現れ、刺激を受け、成長してゆくものであるが、表題作「あおい」には本当に個性的な人がたくさん登場する。テレビならピー音で消されそうな言葉も臆することなく表現されており、それが何よりも気持ちよい。青春時代はこうでなきゃと思う次第である。
あおい (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: あおい (小学館文庫)より
4094081739
No.20
(4pt)

まさにゆるゆるギリギリデイズ。

愛情的に育ちの良い人。
情緒が安定している人。
なるほどなあ〜と思った作中の文章であります。
あおい Amazon書評・レビュー: あおいより
4093861374
No.19
(4pt)

まさにゆるゆるギリギリデイズ。

愛情的に育ちの良い人。
情緒が安定している人。
なるほどなあ〜と思った作中の文章であります。
あおい (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: あおい (小学館文庫)より
4094081739
No.18
(5pt)

あんたのことが、すきすぎるのよ

なんか、バシッときた。
表紙も、なんか赤じゃない赤が似合ってるし、
「あおい」っていうタイトルも、ぴったりだし。
それが手書き風?手書きなのもいい。
物語の内容をこういう所できっちり・ぴったし表現してくれるのって、なかなかないですよね。
西さんの、ほとんど?全部そう。
しずくは自分で表紙描いたって聞いたけど、これもかな?
そうだから、図書館派のわたしでも家に本置いておきたくなる。
表紙見ただけで、読んだ時の気持ち思い出させてくれるから。

なんかね、いろんなワードが、すごいの。
「それを、そういう風に表現するのって、新しい。」
って思う。なんか、納得できるんだ。
あたりまえのこと、今まで言い尽くされてきたことを、こういう風に説明?見解?するんだぁーって。
時代は変わる。人生や愛は変わらない。でも、言葉も変化していくものだから。うん。。
表現できないけど、すごく新鮮。

で、ところどころででてくる、
「あんたのことが、すきすぎるのよ」みたいな心の奥の奥のずーっと奥から染み出してくるような思いを、『ふっ』っと出してくるところがまた素敵。

よわっちょろい人間が、その弱さを受け入れて生きてる感じ。生きてく感じ。
とにかく、新鮮でした。だいすき。
あおい Amazon書評・レビュー: あおいより
4093861374
No.17
(5pt)

あんたのことが、すきすぎるのよ

なんか、バシッときた。
表紙も、なんか赤じゃない赤が似合ってるし、
「あおい」っていうタイトルも、ぴったりだし。
それが手書き風?手書きなのもいい。
物語の内容をこういう所できっちり・ぴったし表現してくれるのって、なかなかないですよね。
西さんの、ほとんど?全部そう。
しずくは自分で表紙描いたって聞いたけど、これもかな?
そうだから、図書館派のわたしでも家に本置いておきたくなる。
表紙見ただけで、読んだ時の気持ち思い出させてくれるから。

なんかね、いろんなワードが、すごいの。
「それを、そういう風に表現するのって、新しい。」
って思う。なんか、納得できるんだ。
あたりまえのこと、今まで言い尽くされてきたことを、こういう風に説明?見解?するんだぁーって。
時代は変わる。人生や愛は変わらない。でも、言葉も変化していくものだから。うん。。
表現できないけど、すごく新鮮。

で、ところどころででてくる、
「あんたのことが、すきすぎるのよ」みたいな心の奥の奥のずーっと奥から染み出してくるような思いを、『ふっ』っと出してくるところがまた素敵。

よわっちょろい人間が、その弱さを受け入れて生きてる感じ。生きてく感じ。
とにかく、新鮮でした。だいすき。
あおい (小学館文庫) Amazon書評・レビュー: あおい (小学館文庫)より
4094081739