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メディア9
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【この小説が収録されている参考書籍】
メディア9の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.38pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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角川文庫版で読んだ思い出がある。 内容は、作者独特の、「ジャンルの雰囲気を活かしたSF風小説」だが、ヒロインのイメージが鮮烈すぎる。 登場してすぐに主人公に罵声を浴びせまくるのだが、どう考えても主人公好きすぎるよね? というわけでツンデレヒロインがジャンル化される前のデレっぷりも半端ないツンデレヒロインなわけだが、そんなテンプレヒロインにはない、彼女の前向き思考はなかなか新鮮だった。 うろ覚えだが、彼女の、「私は後悔なんてしない、だって今からやればいいじゃない」という考え方は、当時思春期だったこともあってかなり影響を受けた。 というわけで、ヒロインの点数だけで☆5です。 | ||||
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実力派の娯楽作家である【栗本薫】先生が、1986年に発表した長編SF小説がこの作品です。 ところがこれが、信じられないレベルの大駄作。 まず文章があまりにも下手である。 文体も幼稚、描写も幼稚、プロットも幼稚、最後のアイデアも幼稚。 良い所が何一つない。 しかもこの作品を書いた人間には、明らかに漢字を使用する能力がない。 一部を抜粋するとこんな感じだ。 「ぼくは歩きながら、エリザベートにすべてをうちあけた」 「さいごまでじっときいてから、エリザベートはうなずいた」 「ぼくは、もういちど、身をのりだした」 この作者には明らかに漢字を使用する能力がない。 正直言ってプロの娯楽作家であるあの栗本薫先生が、こんな幼稚なミスを犯すとは絶対に思えない。 もし私が鑑定家だったら、この作品jは誰か他の人が書いた偽作だと断定するだろう。 真偽の程は明らかではないが、とにかく有り得ないレベルの駄作である。 栗本薫先生の実力は決してこんなものではない。 栗本先生の作品に興味がある方は、他の作品を読んだ方が良いと思います。 他の作品はもっと面白いですよ(笑) | ||||
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名作「レダ」へと続くこの「メディア9」も、もちろん面白いのですが、それよりも、是非「レダ」を読むために、読んで頂きたいです。 | ||||
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栗本薫さんの作品の4分の1くらいを読み終えました。 最初は、訳もわらず、 「ぼくらの」シリーズに出てくる栗本薫(男性)や 「伊集院」シリーズに出てくる伊集院大輔の透明感に共感して読んでいました。 栗本薫の本で読んだもののリンクリストを作っていたら、 栗本薫の作品がSFマガジンなどに掲載していたり、 配偶者の方がSFマガジンの編集の方だとWIKIに書かれているのを知ってから、 栗本薫がSF作家であることを再認識しました。 栗本薫の作品だと知らなくても、読んでいて面白い作品だと思います。 シーラとその配偶者で航空宇宙士のロイが主人公の両親です。 航空宇宙という上にいく家族の子供である主人公のリンは、やや透明感があります。 栗本薫さんの主人公に共通した透明感は、自分にとっては読み進みやすさの鍵のような気がしました。 | ||||
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上を読んで、手元に下がなかったので1ヶ月以上たってから下を読みました。 種明かしもそうですが、 今後の展開もほんわかしていて、 こういう作品もありだろうなという感じでした。 上でさんざんネタがふってあったので、 期待ばかりが膨らんでいたかもしれません。 物語は最終的なところまで行ってはいないので ハッピーエンドかどうかは分かりません。 主人公が上にいく続編を読みたいと思いました。 | ||||
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栗本薫さんの作品の4分の1くらいを読み終えました。 最初は、訳もわらず、 「ぼくらの」シリーズに出てくる栗本薫(男性)や 「伊集院」シリーズに出てくる伊集院大輔の透明感に共感して読んでいました。 栗本薫の本で読んだもののリンクリストを作っていたら、 栗本薫の作品がSFマガジンなどに掲載していたり、 配偶者の方がSFマガジンの編集の方だとWIKIに書かれているのを知ってから、 栗本薫がSF作家であることを再認識しました。 栗本薫の作品だと知らなくても、読んでいて面白い作品だと思います。 シーラとその配偶者で航空宇宙士のロイが主人公の両親です。 航空宇宙という上にいく家族の子供である主人公のリンは、やや透明感があります。 栗本薫さんの主人公に共通した透明感は、自分にとっては読み進みやすさの鍵のような気がしました。 | ||||
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一般的な意味での栗本薫ファンには怒られるかもしれないが、 多才な彼女の作品群の中で最も優れているのはSFである、と思う。 というのはSFにおいてこそ、人の儚さ、現世の虚しさや 移ろいやすさといったものに対するどうしようもない哀切と、 しかしまさにそれゆえに人間や世界をかけがえのないものとして 慈しむことの崇高さ、このような本質的な部分が(グイン・サーガの 90巻台後半における作者あとがき等を参照)、もっともストレートかつ 洗練された形で描かれているのだから。その中でも本書は量的にも 内容的にも読みやすく、彼女のエッセンスが凝縮されている。 差し障りない範囲でストーリーについて付け加えると、故アーサー・ C・クラークの代表作の一つにヒントを得ていると思う。 実際に読まれる方は、この拙いレヴューなど忘れて、彼女の センチメンタルかつ圧倒的な文章が創り出す世界に浸っていただきたい。 | ||||
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栗本さんの初期の傑作である『レダ』の少し前の時代のお話だと思います。 僕の好きなSFの傑作にガイナックス(エヴァンゲリオンを制作した集団)の『トップをねらえ』という作品があります。めちゃめちゃヲタクなパロディと思いきや、スーパーハードなSFに仕上がったいました。庵野監督の初監督作品ですね。この作品のなかで、アインシュタインの相対性理論が大きなテーマになっています。 いわく、宇宙で光速のスピードの宇宙船の中にいる人と、地球にいる人では時間の流れが違うのです。光速の数秒は、地球での何ヶ月何年にも相当するのです。 この作品は外宇宙で植民活動をし地球圏の停滞した経済の活性化のために働くスペースマンという集団と、地球に残ることを選択した地球人との文化的な対立を扱った設定の中での、一人の少年の成長物語です。 お父さんが外宇宙に出るスペースマンで、お母さんが地球に残った少年を描いた作品です。 そしてなにとりも、よく『全体主義』とかSFで 『全なるもの』とか、いろいろな言い方をする『個と全体の対立』というSFの根源的テーマを、めちゃめちゃよく分からせてくれた作品、という事で僕の記憶に残っています。あーなるほど、エヴァの全体に溶けるって、こーいうことだったのか、と納得したことがあります。栗本さんは、冗長で長い文章を書くといわれますけど、僕は凄く分かりやすくてスっとはいれる天才的小説家だと思います。 | ||||
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