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卑怯者の流儀
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卑怯者の流儀の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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| 汚職に塗れた刑事が主人公。 惚れた極道の妻の自死により、人生観が大きく変わる。変わると言っても下衆な生き方には変わりない。刑事ゆえにアウトローから多くの恨みを買っており、復讐という身に降りかかる火の粉を払うだけなのに警察組織内から数々の表彰を受賞している。 登場人物のつながりが若干浅く感じられますが、魅力的な人物と笑えるシーンが多くてとても楽しく読ませていただきました。 | ||||
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| 著者の作品は八神瑛子シリーズしか読んでいないが、それと比べるとキャラクターがだいぶコミカル。 巨体の暴力・女性管理官とかかなりコミックチックだ。 主人公は悪徳警官だけれど、悪徳警官になった理由も説明され、そして基本的に読者が感情移入できないような非道な行いはしない。小遣い稼ぎレベルの悪さ。 さくっと読めるので組対系の警察小説を求めている人は読んで損はないと思う。 | ||||
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| 女性上司に首を絞められるという場面がとても印象的で、「これは前に読んだな」と分かったのですが、さりとてストーリーがよみがえるわけでもなし、退屈せずに最後まで読めました。著者の作品はさくっと読めてすぱっと忘れる。忘れるので再読に耐える。二重買いの危険が高いのが欠点か。悪徳刑事ものは多いけど、どれも同じようなストーリーになりがちで、記憶に焼き付いているのは逢坂剛のハゲタカシリーズくらいです。 | ||||
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| エンターテイメントとして面白いと思います。あまり、必然性とか人物描写に拘らない方におすすめです。 | ||||
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| それなりにドンデン返しがあり、また無駄な描写もなく、多少のワクワク感を持ちながら読み進めたが何か物足りない。移動中の読み物かな。 | ||||
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| ただのおじさんが何かしても誰も興味ないしまして好意を持つなんて絶対にない。という現実の逆のことばかり起こるおじさんむけラノベ。きもい。 | ||||
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| 面白いと思う。タイトルと雰囲気が合っていると思う。 オチでそれは無いだろうと言う所があって少し残念。 | ||||
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| 米沢英利は、警視庁で札付きの不良警官。 ヤクザから金を貰って女を捜したり、 同僚から依頼を受けて、彼を陥れようとした黒幕を探ったり。 金と女に目がない割にキレるその脳内は、常に皮算用。 そんな米沢だが、ある日自分の口座に謎の入金があり、更には自宅から拳銃が見つかった! 自分を陥れようとした犯人を探るべく、数少ない警視庁の仲間と共に捜査を繰り広げる。 アウトローものって、小説と警察のドキュメンタリーくらいでしか触れないため、 何がリアルかよくわからないままでもその派手なアクションにドキドキします。 複雑な伏線もなく読みやすい短編集でありながら、一話一話が完全に独立でもなく 段々とシリアスになり、やがて主人公の過去が明らかになる手法は著者の腕前が見えるところ。 | ||||
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| 悪徳警官ものは好きなので面白かったです。1話完結というのも読みやすいです。 ただ文章量がラノベ程しかないので物足りなく感じました。がっつり読みたい人向けではないです。 | ||||
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| さすがはこの道の大家が書いただけあるスト-リ-で 満足の内容でした。 | ||||
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| 『バットカンパニー』シリーズに続いて、連作短編集を読んだ。深町秋生作品にしては、バイオレンス度は低い。 だが、味はある。 主人公米沢英利の悪漢刑事ぶりがいい。これこそ痛快な『悪漢刑事』だ。 取り巻く警視庁の人物たちも、いずれもキャラが濃い。ユーモアとスリルを交えての、捜査や逃亡劇を充分堪能できた。 しかし、やはりこの作家は長編がいい。次は、バイオレンス色たっぷりな長編を購入する。 | ||||
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| 比較的読む作者である。なかなか面白く読ませて貰った。次回も読むだろう。 | ||||
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| 同僚にすら、金借りまくり、暴力をいとわず、職権を乱用して呆れた悪徳警官ながら、読み進むうちにそのバックが姿を現す。こんな奴にも怖い上司がいて、シリアスとコミカルが入り混じった深町ワールドが展開していく。いささかパターン化が若干鼻に。 | ||||
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| 人の輝かせ方にもいろいろありますが、人生の後半でもう成長も見込めない中それでも現実に抗っていく米沢の姿が僕には輝いて見えました。 | ||||
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| 短編集「地を這う捜査: 読楽警察小説アンソロジー 」に、「卑怯者の流儀」というタイトルで本書の「野良犬たちの嗜(たしな)み」が掲載されており、本書では改題されて(短編集:卑怯者の~→本書:野良犬たちの、へ改題)掲載されています。前作「ショットガン・ロード」のように、血で血を洗うようなストーリーではありません。しかし、刑事同士の裏切り、刑事同士の腹の探り合い、刑事(主人公やその他の登場人物)とヤクザ=暴力団(一括りにしてはいけないかも知れませんが)との腹の探り合い等、読ませて頂く中で飽きが来ず、自然とページを捲(めく)る手が進みました。「飲む=酒、打つ=博打、買う=女」を楽しみに生きているような、警視庁組対四課に所属する50代の刑事が主人公です。上司の「関取」こと大関芳子には頭が上がらず、時々悪さが見つかってはシメられています。優秀な刑事だった上、ヘビースモーカーだった主人公が5年前の「ある事件」によって刑事としても変わってしまい、タバコの代わりにミントタブレットを携帯するようになります。その件は「野良犬たちの~」で軽く触れられており、本書の終盤で色々と明らかになります。とはいっても、基本的には一話完結(終盤の二話を除いて)なので、大体一話辺り50P前後で読み終えることが出来ます。個人的には人事一課の監察官・奈良本京香(あだ名は「ゴースト」)というキャラクターは好きで、本書では出番は少なかったにも関わらず、私は強烈な印象を受けました。もう少し主人公の米沢とのシーンが欲しかったような…。同様に上司の大関芳子も、最初感じた「うざい」印象が、中盤から終盤にかけて主人公との関係性が分かってくると、好きなキャラクターへとなっていきました。本書は何度も読み返したくなるというほどではありませんでしたが、全体的に読みやすく面白かったです。 | ||||
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| 書店で帯を見て、「禿鷹」シリーズを連想して購入しました。それにしても、悪刑事を主人公にした小説って多いですね。どんな悪を描いても、例の北海道警の「リアル」があるだけに、荒唐無稽と言いきれないのがオソロシイ。 中身的には、シリアスとコミカルの均衡がとれていて、一話完結ながら時系列の連作短編集という、サービス精神あふれる作品となっています。どこで一区切りをつけてもいいのですが、結構おもしろかったので、中断することなく最後まで読みました。 | ||||
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