八月十五日に吹く風

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評判

八月十五日に吹く風の評価:

4.47/5点 レビュー 83件。 B ランク

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平均点4.47pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全147件 61〜80 4/8ページ
No.87
(5pt)

戦時中のジャパン・プライド・・・

戦時中のキスカ島撤退作戦を、
日米双方の視点から描いた作品。

当時、玉砕が当然であった状況下にあって、
本作のような人道的な救出作戦があったことを
初めて知った。

戦時中であり、しかも軍人である指揮官が
あくまで人道的な作戦に徹したことに感銘を受けた。

登場人物たちは、戦争や愛国心、博愛の
狭間で苦しんでいた。

二度と戦争を起こしてはならない。
八月十五日に吹く風 Amazon書評・レビュー: 八月十五日に吹く風より
4062209616
No.86
(5pt)

戦時中のジャパン・プライド・・・

戦時中のキスカ島撤退作戦を、
日米双方の視点から描いた作品。

当時、玉砕が当然であった状況下にあって、
本作のような人道的な救出作戦があったことを
初めて知った。

戦時中であり、しかも軍人である指揮官が
あくまで人道的な作戦に徹したことに感銘を受けた。

登場人物たちは、戦争や愛国心、博愛の
狭間で苦しんでいた。

二度と戦争を起こしてはならない。
八月十五日に吹く風 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 八月十五日に吹く風 (講談社文庫)より
4062937441
No.85
(5pt)

「奇跡の撤退」は、単なる奇跡に非ず

TVドラマで対米戦といえば、沖縄か、熱帯のジャングルの場面が多い。太平洋の北の端、凍土に覆われた酷寒の米領アリューシャン列島で、両国が激しい戦闘を繰り広げたこと自体、知らない国民も多いだろう。

本書は、孤立したキスカ島から五千二百名もの将兵全員を救い出した「奇跡の撤退」を、日米双方の視点から描いている。それも、作戦立案の当事者だけではなく、従軍記者や通訳、一兵卒の視点も丁寧に拾い上げている。

キスカ島撤退は、文字通り僥幸というべき事態が重なった末の「奇跡」だと思っていた。しかし、本書を読むと、緻密な計算と的確な状況判断があったが故に呼び込まれた幸運だったのだということがわかった。

本書に記されたように、キスカ島撤退が米軍の日本占領政策に影響を与えたどうかまでは、何ともわからない。しかし、今や日本人の心の奥深くまで刷り込まれた「日本軍=馬鹿の一つ覚えの肉弾突撃ばかり」という図式を見事に払拭する一冊になるだろう。

アッツ島玉砕は悲劇というほかないが、これがあったからこそ、後のキスカ島撤退の成功につながったのだと思いたい。

なお、他のレビューにもあったが、巻末のあの解説はいただけない。本書は、戦後憲法の当否には一言も触れていない。
八月十五日に吹く風 Amazon書評・レビュー: 八月十五日に吹く風より
4062209616
No.84
(5pt)

「奇跡の撤退」は、単なる奇跡に非ず

TVドラマで対米戦といえば、沖縄か、熱帯のジャングルの場面が多い。太平洋の北の端、凍土に覆われた酷寒の米領アリューシャン列島で、両国が激しい戦闘を繰り広げたこと自体、知らない国民も多いだろう。

本書は、孤立したキスカ島から五千二百名もの将兵全員を救い出した「奇跡の撤退」を、日米双方の視点から描いている。それも、作戦立案の当事者だけではなく、従軍記者や通訳、一兵卒の視点も丁寧に拾い上げている。

キスカ島撤退は、文字通り僥幸というべき事態が重なった末の「奇跡」だと思っていた。しかし、本書を読むと、緻密な計算と的確な状況判断があったが故に呼び込まれた幸運だったのだということがわかった。

本書に記されたように、キスカ島撤退が米軍の日本占領政策に影響を与えたどうかまでは、何ともわからない。しかし、今や日本人の心の奥深くまで刷り込まれた「日本軍=馬鹿の一つ覚えの肉弾突撃ばかり」という図式を見事に払拭する一冊になるだろう。

アッツ島玉砕は悲劇というほかないが、これがあったからこそ、後のキスカ島撤退の成功につながったのだと思いたい。

なお、他のレビューにもあったが、巻末のあの解説はいただけない。本書は、戦後憲法の当否には一言も触れていない。
八月十五日に吹く風 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 八月十五日に吹く風 (講談社文庫)より
4062937441
No.83
(5pt)

あの戦争のこと

今では否定的なあの戦争をまるで俯瞰するように描いたこの作品を世界中の全ての人に読んでいただきたいと思いました。そしてこの物語を是非とも映画化もしくはドラマ化していただきたいと切に願います。松岡さんの他の作品の黄砂の籠城も映像化していただきたいと思います。
八月十五日に吹く風 Amazon書評・レビュー: 八月十五日に吹く風より
4062209616
No.82
(5pt)

あの戦争のこと

今では否定的なあの戦争をまるで俯瞰するように描いたこの作品を世界中の全ての人に読んでいただきたいと思いました。そしてこの物語を是非とも映画化もしくはドラマ化していただきたいと切に願います。松岡さんの他の作品の黄砂の籠城も映像化していただきたいと思います。
八月十五日に吹く風 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 八月十五日に吹く風 (講談社文庫)より
4062937441
No.81
(5pt)

素直に感動

キスカ島撤退作戦も、それを指揮した木村昌福という人物も知らなかったが、
あの太平洋戦争の最中に、ここまで人道的な指揮官がいたということに素直に驚き、感動しました。
八月十五日に吹く風 Amazon書評・レビュー: 八月十五日に吹く風より
4062209616
No.80
(5pt)

素直に感動

キスカ島撤退作戦も、それを指揮した木村昌福という人物も知らなかったが、
あの太平洋戦争の最中に、ここまで人道的な指揮官がいたということに素直に驚き、感動しました。
八月十五日に吹く風 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 八月十五日に吹く風 (講談社文庫)より
4062937441
No.79
(4pt)

この様な事があったんですよね。

キスカ島撤退作戦。後で調べたのですが。
戦時下の日本でこんな作戦があって、無傷で2600人の脱出に成功した事に
驚きと同時に感動した。
八月十五日に吹く風 Amazon書評・レビュー: 八月十五日に吹く風より
4062209616
No.78
(4pt)

この様な事があったんですよね。

キスカ島撤退作戦。後で調べたのですが。
戦時下の日本でこんな作戦があって、無傷で2600人の脱出に成功した事に
驚きと同時に感動した。
八月十五日に吹く風 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 八月十五日に吹く風 (講談社文庫)より
4062937441
No.77
(4pt)

世界の中心で、愛をさけぶ。

我も人、彼も、また、人なり。 人命に軽重はない。 人道的に、救える 命から、手を差しのべるべきであり、肌の色、宗教などで差別すべきではない。 人命と、サンク・コスト(埋没費用)は、切り離して考えないと、チャンスは、そう何度も訪れない。

他人の信頼を得なければ、大きな仕事を、成し遂げること能わず。 責任を取る覚悟と、確たる信念を持ち、いかなる反対をも押しきり、正しき道を歩む大将であれ。 我、軍人たる前に、人間である。

誤った固定観念に捕らわれると、真実を見誤り、無辜なる命が失われる。 人命を軽視する風潮など存在してはならない。 万死に値する。
八月十五日に吹く風 Amazon書評・レビュー: 八月十五日に吹く風より
4062209616
No.76
(4pt)

世界の中心で、愛をさけぶ。

我も人、彼も、また、人なり。 人命に軽重はない。 人道的に、救える 命から、手を差しのべるべきであり、肌の色、宗教などで差別すべきではない。 人命と、サンク・コスト(埋没費用)は、切り離して考えないと、チャンスは、そう何度も訪れない。

他人の信頼を得なければ、大きな仕事を、成し遂げること能わず。 責任を取る覚悟と、確たる信念を持ち、いかなる反対をも押しきり、正しき道を歩む大将であれ。 我、軍人たる前に、人間である。

誤った固定観念に捕らわれると、真実を見誤り、無辜なる命が失われる。 人命を軽視する風潮など存在してはならない。 万死に値する。
八月十五日に吹く風 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 八月十五日に吹く風 (講談社文庫)より
4062937441
No.75
(5pt)

塩田に象徴された幸せと、2人の邂逅

「八月十五日に吹く風」。作者の、こんな日本人がいたんだ、という黄砂の籠城にも見られた形の2弾目。でも今回は、こんな外国人もいたんだ、という具合に、源氏物語に見せられし、ドナルド・リーン(キーン氏がモデル)も合わせて登場。ラストの菊池との邂逅は、逢うべくして逢った、そんな重みがあります。
正直、戦争のことは教科書レベルしか知らず、軍国主義、全体主義、資本主義vs共産党主義、日独伊の同盟で突き進む、的なイメージがあるくらいでした。ましてや戦争責任の所在だとかは詳しくはわかりません(今も議論されていることと思われますが・・)。
この作品を読みはじめて、キスカの救出作戦終了あたりまでは、奇跡的で、熱い魂を感じさせる話だけど、事実とはいえ、戦争を全く知らない方が読まれたら、やや、バイアスがかかるだろうなあと思いました(素敵な話故・・)。
なので、この話の、日本の戦争の全体像のうちのパーセンテージが気になりました。割合というか・・。尤もそれは作家さん頼みではなく、自ら学ぶべきことなのでしょうけど・・。
勿論、木村昌福の、能ある鷹は爪隠す、といった感じは魅了されますし、ユダヤ人を救った樋口季一郎中将の存在は初めて知り、驚きました。駆逐艦等の偽装工作もいつもながらの作者テイストで楽しめました。さらにはキスカに、向かっては戻りの連続は、救出作戦の成功への期待を大いに煽り、事実とはいえ、とてもドラマチックでした。ディティールも細かく感じ(個人的には・・)、従軍記者菊池と、リーンが国こそ違えど、同じ方向性を持ち、そこを同時進行で描いているとこが立体的でした。サラウンドみたいな・・・。戦争という、ある種のトランス状態において、冷めていられる、というかこれは違うと感じられる人たち・・。
でも、戦争終結後の辺りになって、この作品の印象が変わりました。菊池のシーンで、キスカの出来事が話題にも登らなくなっていたところです。そこと、塩田に家族とともにいる木村の姿が、鮮烈に、人ととしての幸せのシンプルだが、深く重い姿、が立ち現われていました。それは国の違いを越えて、普遍的なものなのだと・・・。だから、この作品は、キスカの奇跡を描いていても、本当はこのシンプルさを表したいんだと思いました。故に、キスカの奇跡を描いたあとに、サラッと、この話は話題にさえの登らない、と作者自ら作品のなかで、敢えて一蹴してみせたのでしょう。それによって、塩田の光景だけが、そこにあったかのような感覚になります。そこには勿論、最初からこうであれば良かったのにという思い、はたまたそうは行かない人間のさがのようなものが感じられます。
今作は、アメリカ人が、日本人の国民性を誤解するがゆえに戦局すら影響される複雑な様を、リーンが必死に解きほぐすとこが奥深かったです。
実際に、トップダウンの組織のなかで、祖国を守るために身を呈した人びとのことをあらためて感じながら、塩田に象徴された幸せと、二人の邂逅に、この作品の重さを確認せずにはいられない、そんな作品です。
八月十五日に吹く風 Amazon書評・レビュー: 八月十五日に吹く風より
4062209616
No.74
(5pt)

塩田に象徴された幸せと、2人の邂逅

「八月十五日に吹く風」。作者の、こんな日本人がいたんだ、という黄砂の籠城にも見られた形の2弾目。でも今回は、こんな外国人もいたんだ、という具合に、源氏物語に見せられし、ドナルド・リーン(キーン氏がモデル)も合わせて登場。ラストの菊池との邂逅は、逢うべくして逢った、そんな重みがあります。
正直、戦争のことは教科書レベルしか知らず、軍国主義、全体主義、資本主義vs共産党主義、日独伊の同盟で突き進む、的なイメージがあるくらいでした。ましてや戦争責任の所在だとかは詳しくはわかりません(今も議論されていることと思われますが・・)。
この作品を読みはじめて、キスカの救出作戦終了あたりまでは、奇跡的で、熱い魂を感じさせる話だけど、事実とはいえ、戦争を全く知らない方が読まれたら、やや、バイアスがかかるだろうなあと思いました(素敵な話故・・)。
なので、この話の、日本の戦争の全体像のうちのパーセンテージが気になりました。割合というか・・。尤もそれは作家さん頼みではなく、自ら学ぶべきことなのでしょうけど・・。
勿論、木村昌福の、能ある鷹は爪隠す、といった感じは魅了されますし、ユダヤ人を救った樋口季一郎中将の存在は初めて知り、驚きました。駆逐艦等の偽装工作もいつもながらの作者テイストで楽しめました。さらにはキスカに、向かっては戻りの連続は、救出作戦の成功への期待を大いに煽り、事実とはいえ、とてもドラマチックでした。ディティールも細かく感じ(個人的には・・)、従軍記者菊池と、リーンが国こそ違えど、同じ方向性を持ち、そこを同時進行で描いているとこが立体的でした。サラウンドみたいな・・・。戦争という、ある種のトランス状態において、冷めていられる、というかこれは違うと感じられる人たち・・。
でも、戦争終結後の辺りになって、この作品の印象が変わりました。菊池のシーンで、キスカの出来事が話題にも登らなくなっていたところです。そこと、塩田に家族とともにいる木村の姿が、鮮烈に、人ととしての幸せのシンプルだが、深く重い姿、が立ち現われていました。それは国の違いを越えて、普遍的なものなのだと・・・。だから、この作品は、キスカの奇跡を描いていても、本当はこのシンプルさを表したいんだと思いました。故に、キスカの奇跡を描いたあとに、サラッと、この話は話題にさえの登らない、と作者自ら作品のなかで、敢えて一蹴してみせたのでしょう。それによって、塩田の光景だけが、そこにあったかのような感覚になります。そこには勿論、最初からこうであれば良かったのにという思い、はたまたそうは行かない人間のさがのようなものが感じられます。
今作は、アメリカ人が、日本人の国民性を誤解するがゆえに戦局すら影響される複雑な様を、リーンが必死に解きほぐすとこが奥深かったです。
実際に、トップダウンの組織のなかで、祖国を守るために身を呈した人びとのことをあらためて感じながら、塩田に象徴された幸せと、二人の邂逅に、この作品の重さを確認せずにはいられない、そんな作品です。
八月十五日に吹く風 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 八月十五日に吹く風 (講談社文庫)より
4062937441
No.73
(5pt)

歴史教科書より意味がある!日本人は読むべき!

小説ながら映画を観ているような感覚で読み進んでいきます。人物ひとりひとりにイチ人間として命を感じさせ、ただ戦争という悲劇の時代にいた人間ではなく、悲劇の時代に生きた人として描いているところにこの小説の意味がある。
読んで感じてほしい、より多くの人に。
八月十五日に吹く風 Amazon書評・レビュー: 八月十五日に吹く風より
4062209616
No.72
(5pt)

歴史教科書より意味がある!日本人は読むべき!

小説ながら映画を観ているような感覚で読み進んでいきます。人物ひとりひとりにイチ人間として命を感じさせ、ただ戦争という悲劇の時代にいた人間ではなく、悲劇の時代に生きた人として描いているところにこの小説の意味がある。
読んで感じてほしい、より多くの人に。
八月十五日に吹く風 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 八月十五日に吹く風 (講談社文庫)より
4062937441
No.71
(4pt)

戦争の悲惨さを際だたせる人間味

日本軍に対する考え方が改めさせられる本。失敗の本質に書かれているように無謀な作戦内容を場の空気や派閥争いで決定承認するような集団の上層部にも、人命について真剣に考える人がいたんだなと。悲惨な状況についてひたすら書くスタイルがこの手のものには多いが、そんな状況にある人間味を捉えた本作も戦争の悲惨さを際だたせる。
八月十五日に吹く風 Amazon書評・レビュー: 八月十五日に吹く風より
4062209616
No.70
(4pt)

戦争の悲惨さを際だたせる人間味

日本軍に対する考え方が改めさせられる本。失敗の本質に書かれているように無謀な作戦内容を場の空気や派閥争いで決定承認するような集団の上層部にも、人命について真剣に考える人がいたんだなと。悲惨な状況についてひたすら書くスタイルがこの手のものには多いが、そんな状況にある人間味を捉えた本作も戦争の悲惨さを際だたせる。
八月十五日に吹く風 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 八月十五日に吹く風 (講談社文庫)より
4062937441
No.69
(4pt)

精密感がいまひとつ

良い話であるけれど、描写が粗く漫画に近い。肝心のキスカ島の接近・撤収場面は呆気なさ過ぎて肩透かしを食らった。歴史書ではなく小説なんだからもう少し話を作りこんでほしい。話も飛び過ぎる。期待しているだけに残念。続けて黄砂の龍城を読んでみますが、本書と同程度であれば更に残念。
八月十五日に吹く風 Amazon書評・レビュー: 八月十五日に吹く風より
4062209616
No.68
(4pt)

精密感がいまひとつ

良い話であるけれど、描写が粗く漫画に近い。肝心のキスカ島の接近・撤収場面は呆気なさ過ぎて肩透かしを食らった。歴史書ではなく小説なんだからもう少し話を作りこんでほしい。話も飛び過ぎる。期待しているだけに残念。続けて黄砂の龍城を読んでみますが、本書と同程度であれば更に残念。
八月十五日に吹く風 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 八月十五日に吹く風 (講談社文庫)より
4062937441