■スポンサードリンク


レディ・エミリーの事件帖 円舞曲は死のステップ



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

レディ・エミリーの事件帖 円舞曲は死のステップの評価: 5.00/5点 レビュー 2件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

だんだんヒロインが良くなる

1巻目を読んだ時はなんつーヒロインだと思い、2冊目以降は購入していませんでしたが、読む物に困りレビューも良かったので再度購入してみました。それが、1巻毎にヒロインの成長やストーリー展開が面白くなり、今後が楽しみなシリーズになりました。
レディ・エミリーの事件帖 円舞曲は死のステップ (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:レディ・エミリーの事件帖 円舞曲は死のステップ (ハーパーBOOKS)より
4596550530
No.1:
(5pt)

冷静だったエミリーが情熱的に

レディ・エミリーの事件帖の第三作。
前作の最後で婚約したエミリーとコリンですが、なかなか結婚までこぎつけないでいます。
そこにさらなる邪魔やお節介、事件が起こり、二人は危険に巻き込まれていきます。
今度は外交問題にまで発展し、ウィーンが舞台となるスケールの大きさ。
実在した人物、オーストリアのエリザベート皇后や、クリムトまで物語に加わり
まるで世紀末ウィーンにタイムトリップしたかのような気分が味わえます。

華やかな世界ではありますが、事件の背景には哀しい現実やどす黒い欲望があり、
事件が解決してもほろ苦さが残りました。
それを和らげてくれるのが、エミリーの周りの人の恋愛模様。
いつの間にか進展していて微笑ましいです。

エミリーについても、今まで結婚を束縛だと考えて他人に構わず自由に生きようとし、
黙っていても男性の方から寄ってきた社交界の華だったのに、
初めて一人の男性を愛するようになってから、傷ついたり嫉妬したり、自信を失うなど人間味が出てきます。
他人を気遣い私欲なく人助けをしようとするなど、一作目から成長したなぁと感じます。
そんなエミリーとコリンのコンビがとても素敵!
二人の間で繰り返されるセリフがとても効いていて、やっぱりこの作者は上手いなぁと思ったのでした。
レディ・エミリーの事件帖 円舞曲は死のステップ (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:レディ・エミリーの事件帖 円舞曲は死のステップ (ハーパーBOOKS)より
4596550530

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!