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アンカー
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アンカーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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【良かったところ】 捜査・調査・研究でいい仕事をするには、辛い修行期間と地道な作業態度に加えて、天性の「閃き」が必要だ。メガ損保で調査専門職として35年勤務した私からみても、閃きがあるのは10人に1人、甘く見ても5人に1人にすぎない。貴重な存在なのだ。 そして、閃きを有する部下・後輩(本書では布施記者)の才能を見出し、育てることができる上司・先輩の存在も必須。 しかし、残念ながら見る目のある先輩上司は少ない。 著者も、そのへんがよく分かっているようだ。 【物足りなかったところ】 刑事サスペンスとして最も不足なのは、犯人像(内面)と動機。シリアルキラーであるというのに、肝心のところがさっぱりわからない。 | ||||
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普通に読めば、星四つでも五つでも良い作品だと思う。自分は今野氏の作品が好きでほぼ全ての作品を読んでおり、本作は「また、このパターンか。。。」と思ってしまったので「普通」の評価にした。 恐ろしいほど多作な今野氏。主人公は大抵自分に自身が持てないか、または信念を持って行動するタイプの人物。脇役としてサボっている様に見えたり、仕事に熱が入っていなかったり(している様に見える)、上司に対してもあまり態度を改めない癖のあるタイプ。色々なシリーズの有る警察モノも、大抵はこの様な登場人物が多い。それでも、今まで読んだ今野氏の作品を「また、このパターンか。。。」と思った事は無かった。今野氏は過去の作品をタイトルを変えて再出版したりするので、本書を読んで最初は再出版モノかな?と思って出版日を確認したくらいだ。 恐らくは、警察モノだと様々な事件の発生からスタート出来るので登場人物のパターン化はあったとしても新鮮味があったのかも知れない。しかし、舞台がTV局なので局内のやりとりから始まった為に、類型化していると感じたのだろうと思う。 また、タイトルもひねりが無くつまらない。今回は主人公で有るTVマンの膠着した考えを、癖のある出向者とのやりとりで脱皮させたり、プライベートを優先させたい新米刑事がホンモノの刑事へと脱皮していく様が面白みになっていると感じる。今野氏の今までの作品はそうの様な心情の変化や物語を通して訴えたかった事などをタイトルにした作品が多く、読み終えて「あぁ、タイトルはこの様な意味だったのか」と感じた例が幾つかあった。しかし、本作ではアンカー(となる人)は物語の中で必要なポジションでは有るが、ストーリーの中心では無い。この物語で何故アンカー?と感じた。 最後に著者に対して失礼かとは思うが、本書は初期の今野氏の作品を感じさせてくれたのが自分にとって面白かった。どの様な意味かと言うと、初期の作品は割りと盛り上がりに盛り上がったあたりで左手のページ数が少なくなり、「あれ?このページ数でどの様な結末に持っていくのだろう?」と期待させながら、急速に萎んでいく作品が多かった。中期から近著はベテラン作家らしく上手くまとまっていたが、本作は久しぶりに「あれ?あとこのわすかなページ数でどうやって話をまとめていくのだろう?」と、久しぶりに感じてしまった。そして、本作もまた、最後は急速にまとめに入って終わってしまった感があった。 | ||||
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「鬼の首を取ったよう」 を誤用している。 文章が商売なんだからしっかりしましょう。 周りの誰かが言って訂正してあげないと。出版に関わる人が恥かくよ。 内容はシリーズのいつもの通り。つまらなくはないが読み返したいとは思わない。 | ||||
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今野敏。恐ろしく多作な作家。恐ろしく登場人物のキャラが同じで、恐ろしく文章がワンパターン。 今回はTV局と記者がメインの事件解決だったので、まだ、読めた。 ここまで、ワンパターンな作家もそういない。 | ||||
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